愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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2014年09月23日(火)

 先日、大切な友人の訃報に接し、呆然としています。言葉がありません。これから先も、きっと言葉にならないです。でも言葉にしたいと思ってしまう。聞いてほしい。その友人にこそ。色んな思い出がありすぎる。一つずつ丁寧に思い出したいのに、思い出すのが怖くもあります。思い出すまでもなく、いつも心の片隅にあるものもあります。出産したとき、「 これでもう、もぐが一人じゃなくなったのが嬉しい」と、彼女は言ってくれました。「一人で寂しい」なんて言ったことはないし、一人ではないし、寂しくないはずなのに、彼女にそう言われて、心の中の硬い部分が崩れる感じがしました。私に対してそんなふうに思い、言ってくれる人がいる。こんなに私を心配してくれる人が母親以外にいるだろうか。ずっとずっと、私の心配をしてくれていました。今もなお、してくれてる気がする。この日記、彼女が、見てるよ、って言ってくれてたから、なるべく頻繁に書こうかな、と思っていたんです。これからも、書くよ。日常のどうでもいいこと、どうでもよくはないこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、読んだ本のこと、食べたもののこと。これからも見てくれてる気がするから。


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