今日は通園時に、かなり揉めました。家を出るときからテンションが低かったんですが、幼稚園に入って間もなく、本格的に泣き。「寒い、しんどい、頭いたい、お腹いたい、全部いたい、おうち帰りたい、おうち帰りたいいいいー！」ってなった。どうしよう。ほんとに体調不良だったらどうしよう。うろたえていたら、先生が、大丈夫なので帰ってもらっていいですよ、と言ってくれたので(こんなの日常茶飯事なんだろうな)、心を鬼にして帰りました…。私は心配で、何も手につかず、幼稚園から電話がかかってくるんじゃないかとか思い、家で色々考えながら過ごしていました(時間の無駄遣い)。そしていつの間にかお迎え時間。ドキドキしながら迎えに行ったら、もぐ子は笑顔でした…。…そうなんだ、つらいのは、離れるときだけなんだな。ホッとしました。それにしても、幼稚園の先生はすごい。大変ですね。立派です。

　もぐ子、頑張って幼稚園通ってるよー。入園式と初日は泣いてたけど、それ以降は泣かず。楽しそうに行ってるわけではないけど、淡々と通園してます…。しかし、先週、夜寝る前になって、「なんで幼稚園にママおらんのよー！」と大泣きしたときは、ずっと我慢してたんだろうか、と思って、私まで泣いてしまった。翌朝、幼稚園行かんと言うかと思ったら、そんなことはなく、何事もなかったかのように通園。そんな姿にまた涙。行きたくないと言って泣かれたら、それはそれで困るし、辛いんだけど、特に行きたそうでもないのに文句も言わず行ってる様子がなんか切ない。幼稚園でのことを、家では全然話してくれないし。あと、驚いたことに、突然オムツが取れました。家ではちゃんとトイレに行けるし、出先でもトイレでできた。すごいー！　しかし、幼稚園ではダダ漏れです…。トイレでできるのに、おしっこしたいって先生に言えず、漏らして泣いてんのかと思うと、居ても立ってもいられないような気持ちになります。というようなことを母親に話すと、「途上国では学校に行きたくても行けない子供達がいる。もぐ子は充分幸せなんだから、そんなことで悲しむなんておかしい」と言われました…。相変わらずのおかん節。こういうことを、寝転がって新聞のテレビ欄を見ながら適当に言う(そして言った途端に忘れる)母ですよ。「それにしても、あんたが幼稚園のときは、私は家のことで精一杯で、子供が幼稚園で何してるかなんて、少しも考えなかった。そんなしょうもないことを考える余裕があるなんて、あんたはほんまに幸せもんやな。さ、おやつでも食べる？」とおかん節は続くのです。さすがです。若かりし頃などは、「ちょ、お母さん、何言ってんの？　論点おかしいよ？」とやや引きつつ面白がることもありましたが、今は尊敬しかないよ！

　いつのまにやら新年度なんです。いつのまにやら明日が入園式なんです。
　スイミングに通い始めました。私じゃないよ。もぐ子がです。ちょっと試しに短期講習(連続三日間)に参加してみたら、本人が「またプールしたい。泳げるようになりたい」って言うから、入会して、週一で通うことに決めました。三日間だけのつもりだったからびっくりしたー。泣きわめくと思ってた。講習一日目は予想通り泣きわめいた(終わるまで泣きっぱなし)んですが、終わった後は得意気な顔で「もっちゃん頑張った。明日も頑張る。明日は泣かん！」って言うんだぜ。感動した。翌日も泣いたんだけど、やっぱり終わった後はものすごい元気なんです。なんかすごいな、子供って。私が思うより全然たくましい。泣いてつらがって、もう行かんって言うだろう、もしかしたら今回のことでプール嫌いになっちゃうかも、でもまあそれならそれで仕方ない、これもいい経験、くらいに思ってたら、これからも続けたいって言うんだもんな。そんで、お風呂で練習したり、「もっちゃん、水泳得意ー」とか言ったりしてるし。得意て。顔に水かかるのも嫌がるくせに。大泣きした一日目、帰ってから、「いっぱい泣いたね。水が怖かった？」と聞いたら、「水怖いけん泣いたんちゃう。ママと離れるのが嫌やけん泣いた。ママに会いたかった」と言うてた。(保護者は一緒にプールには入りません。プールは一階にあって、保護者は二階から見学する、って形式なので、スイミング中、もぐ子とは離れるんです。)本当に感動した。もぐ子が言葉を話すようになってから、毎日痛感するんだけど、子供の言葉はすごいわ。自分が知ってる言葉を駆使して、一生懸命に気持ちを伝えようとしてくる。それが面白かったり、感動したり、ショックだったりで、もう本当に、毎日飽きません。素晴らしい。ありがとう。

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