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| 2012年11月23日(金) | msdですよ |
今日は紅葉を見に行ってきたよ。紅葉きれいー。それはそれとして、msdの続き（はいはい）
PはOに、前回の日記に書いたような自分の生い立ちを、何でもないことのように語る。そしたらOは、
「何も、おばあちゃんの言うとおりにしなくても、進路は自分で決めたらいいと思うけど」
「そうそう、それ正しい。俺には俺の希望ってもんが一応はあるんだけど、ばあちゃんの希望と一致してたらラッキーで、もし一致してないなら、俺はばあちゃんの希望を優先したい。それが俺の一番の希望なんだよね。だから、つまり、俺が望んでやってることだから、それでよし」
「なんかすっきりしないけど…」
「そう？」
「自由じゃない感じ」
「自由な人とかこの世にいるの」
「俺は割りと自由かな」
「そりゃ結構」
Pはちょっとだけ笑った。もう駅だ。Pは軽く手を上げ、「じゃあまた明日」と言って駅に入って行った。
両親がいなくて、正しいけど厳しいおばあちゃん一人に育てられる、って一体どんな感じなんだろう。Oには全然想像つかなくて、それなのに、Pに偉そうなこと（自分で決めたらいいとか、自由じゃないとか）言っちゃったことが、急に間違ってたように感じられてきて、悲しくなる。Pに、「お前に何が分かるんだよ」って言われても不思議はなかったんじゃないか。でも、少しも気分を害したようではなかった。むしろ、笑ってた。そのことがますますOを悲しくさせた。
FがOの家に寄ったときに、Pについての話をFに聞いてもらう。Oは、学校であったことを全部Fに話すから。Fのことも全部知りたいので、なんか面白いこととか面白くないこととかあった？ て聞くんだけど、Fは大体「特にはないかな」って答える。それで、Oはやや不満なんだけど。
「どう思う？」
真顔でOに聞かれて、Fは困惑する。
「どう思うって、何が？」
「だから、Pのこと」
どう思うも何も。そもそも、こんなプライベートな話、他人に漏らさないほうがいいんじゃないかな、などとFは思いながら、
「分からないよ」
とだけ答える。Oはがっかりしたようにため息をついた。Fは、Oから聞くより前に、Pの名前だけは知っていた。同じクラスで一緒に学級委員をやってるEから、3組に幼馴染みのPって男子がいる、って聞いていたから。でFは、3組ってOのクラスじゃないか、と思って覚えていた。
「Pのために俺ができることって、何かあるだろうか」
Oの言葉に、Fはどきりとする。
「PはOに、何かしてほしそう？」
「いや、全然。ただ、俺が何かしたいだけなんだと思う。でも、何ができるのか分からない」
「Pを自由にしてあげたいってこと？」
Pがそれを望んでいるかいないのかも分からないのに？
「そうなのかな。そうなのかもしれない」
Oは俯いた。自由にしてあげたい、だと。なんて傲慢なんだ。
「そんなことができるのかな」
「分かんない」
（O、君は、Pにとって何者かでありたいと願ってしまっている。Pの重要な誰かになりたいと。そのためにどうしたらいいのかを、俺に聞くのか）
「俺にも分からない。でも、Oはきっと、Pのために、何かはしてあげられると思う」
Oはゆっくり顔を上げ、澄んだ瞳でFを見つめた。
（OはPを好きになってしまったんだ。なら、俺はそれを見守ろう。見守ることしかできないじゃないか。OがPに、何かしてあげられますように。そしてPが、それを受け入れますように。
Oの恋が、幸せでありますように）
| 2012年11月22日(木) | 油断大敵msd |
前回の日記からすると、「もうmsd妄想は止めたのね」って感じですよね。ところがどっこい。msdの続き。まあ、あれだ、「また気が向いたらmsd妄想してください」というメッセージをもらえて、調子付いただけなんだけど。
FはOと一緒に帰ってるとき、「いつも待っていてくれてありがとう」と言うんだけど、「でも」と、しばらくためらってから、
「もう、待たなくていいよ」
「待ってられると迷惑？」
「まさか。持ってもらえてありがたいし、一緒に帰れるのはうれしいけど、1時間って長いから」
「好きで待ってるのに…」
「…ごめん」
「そこ謝るとこかなあ」
「ごめんね。Oの1時間がもったいないと思って。もっと有意義な使い方があるんじゃないかと」
「Fは真面目だな」
「そうかな」
「結局、待たれたら気兼ねだから、待たれたくないってことだ」
「そうじゃなくて。でも、そうとられても仕方ないか…。あの、待たなくていいことには変わりないんだけど、たまに、帰りにOの家に寄ってもいい？」
二人は自転車通学なんだけど、Oの家のほうが学校に近く、Fの通り道でもある。
「もちろん。俺も、これからは、基本的には待たないことにするけど、たまには待っててもいい？」
「うん。ありがとう」
そんなわけで二人は仲良しですよ。
翌朝のホームルームの時間、OはS先生の左手薬指をチェックする。彼女の細く白い指には、シルバーの指輪が。
（ほんとに結婚してたんだ…）
Oがそう思って、何気なくPの席（後ろの方）を見やると、PもOを見ていて、ほらね、って顔をしていた。
その日、OはPと一緒に帰る。PがOに「今日も7組のお友達をお待ちになる？」ってからかうように聞き、Oは首を横に振り、それで一緒に帰ることになったんだ。Pは電車通学で、A高から駅までは徒歩10分足らず。通り道なので、Oは自転車を押して、Pと駅まで一緒に行く。道中、S先生のことは話題にせず、当たり障りのない会話をしていた。その日から、二人はなんとなくよく一緒に帰るようになる。教室では、ほとんど会話しないんだけど、帰りだけは一緒。Pは一緒につるんでる仲間が多いんで、帰りに遊びに誘われたりしがちなんだけど、「うち、家が厳しいから、早く帰らなくちゃいけないの」とかふざけたように言って、さっさとOと帰ってる。クラスメイトは、「なんであの二人が一緒に帰ってんの？」ってちょっと不思議に思うんだけど、まあ別にいいか程度。家が厳しいから早く帰らなくてはいけない、というのは、言い過ぎではあるけど、全くの嘘というわけではない。Pは祖母と二人暮しなんだけど、祖母が厳しいというか、きちんとした人で、Pが帰りに寄り道するのを快くは思わない。といっても、もう高校生だし、友達付き合いも大事だということは、祖母なりに理解しているものの、学生の本分は勉強であると思ってるので、部活動をしないのであれば、早く家に帰って勉強なり読書なり自己鍛錬をしてほしいという気持ちなのである。PもPで、補習があったとか先生に用事を申し付かったとかなんとか言って、寄り道して帰ったっていいようなものを、祖母にそういう嘘は吐きたくない、という思いがある。
Pは一人っ子で、Pの両親はPが生まれて間もなく離婚し、その後それぞれ再婚し、Pは両親には引き取られず、母方の祖母に育てられた。祖母は以前A高で家庭科の先生をしていた。自分にも他人にも厳しい、礼儀正しい人物。祖母は、娘（Pの母）の教育を誤った、と後悔しており、孫であるPのことを、もう一度娘の教育をやり直すような気持ちで、熱意を持って育てる。Pに、華道や茶道や書道の心得も教えるよ。Pは何事も飲み込みが早く、祖母に反抗もしないので、祖母は大満足。この子が女の子だったら、どこに出しても恥ずかしくない子なんだけど、男の子にしては覇気がない、と思ってる。Pは、中学卒業後は高専（か就職に繋がりやすい高校）に行って卒業後に就職したい、つまり大学には進学したくない、早く独立したい、という思いがあったんだけど、祖母の希望は、A高に入り、その後は誰に聞かれても恥ずかしくない大学に進んでほしい、というものだったので、A高に行ったんだ。
ここまで書いといて言うのもなんだが、続くかどうかは分からないんだ（素）
| 2012年11月20日(火) | 我に返った |
今日はパン教室行ってきたよー。できたてのパンおいしい。もぐもぐ。
などと、昨日までの流れを一切無視してみる。あかりさんとメールしてたんだけど、
あ：msd読んだよ。
も：読まないほうがいいよ（素）
あ：止めどころを見失ってるな（素）
も：普通の日記に戻っていいですか（素）
あ：普通の日記に戻ってください。
まあ、そんなわけで。そんなわけなんだ。
msd日記書いてたら、更新しようと思ってたものがあったのを忘れていた。タテの過去なんだけど。これで大学生編にも区切りがついたように感じるので、気が済みました。今でも立進が好きだし、笛だって好きで、ほんの仲間内でネタにしてるときなんかは楽しくて面白いんだけど、いざ形にしてみると、結局焼き直しになっちゃうね。なっちゃうって分かってたけど。だからもう、やりたいことはやり終えてしまっていたんだなと感じる。でも、結構楽しかったよ。今更すぎる更新、見てくれた人、ありがとう。
| 2012年11月19日(月) | 今日も今日とてmsd |
高校に入学したFとO。クラスは別々。A高では二年から、理系文系と志望大学によってクラス分けするんだけど、一年には、選抜クラスなるものがあって、Fはそこに入る。Oも選抜クラスを希望したんだけど（Fと同じクラスがいいから）漏れちゃった。
Pは転校生設定の予定だったけど、そうじゃなくて、高一でOと同じクラスになったんでいいや。Fとクラスが別でつまんないなーと思ってるO。ちなみに、Oのクラスの担任は、若くて綺麗なS（ストロベリーリング）先生。女性だよ。Pは、授業中にちょっと面白いことを言ったりして周りを笑わせるような、目立つタイプの男子。自然と周りに人が集まって、クラスの中心にいるものの、みんなを引っ張っていくリーダータイプではなく、どこか飄々としていて、気付くと仲間達から一人離れてどっか行っちゃったりしてる。マイペースな奴だと周りに思われている。最初は、OはPのことを特に気にしてなかった。それより、S先生の美しさと人気っぷりにびっくりしてる。こんな綺麗な先生っているんだなーって。別のクラスの男子に、「S先生が担任なんて羨ましい」とか言われたりするんだけど、Oとしては、「S先生もいいけど、Fもすごいから注目して！？」って気持ちがある。Fは入試の成績が一番だったためか、新入生代表の挨拶をしたんだけど、Oはそれがとっても自慢で、皆の衆に「彼は俺の親友なんです！」と言って回りたいくらいなんだ。まあそれはそれとして、OがPを気にするようになったのは、S先生に関係している。Fのクラス（7組／選抜クラス）は、通常授業の後に課外授業が一時間ある。OはFと一緒に帰りたいので、放課後しばらく時間を潰すんだけど、図書室行ったり屋上行ったり、校内をうろうろしたり。ある日、適当にうろうろした後、教室に戻ろうとすると、室内にS先生とPが一緒にいた。二人はやたら親密な雰囲気で、触れ合わんばかりに距離が近い。Oは中に入りづらくて、かといって立ち去ろうにも教室に鞄を置いたままだし、ドアに隠れて二人を見つめる形になってしまう。Pが先生に何か言うと、先生がさも楽しそうに笑い、Pの腕を叩く。先生のその仕草が、Pを見上げる眼差しが、いかにも女で（彼氏を連れてきたときの姉ちゃんみたいだ、とOは思った）、一生徒に対する教師の態度には見えず、Oは戸惑う。それまではひそひそと小声で話していた二人だったが、「じゃあ、そろそろ行くから」と、Oにも聞き取れるような声で先生は言い、教室を出て行く。Oがいるドアとは反対側から出て行ったので、Oには気付いてないようだった。Oは、もう教室に入っていいよな、と思いつつも、すぐには入りづらいなーと少しためらう。そしたら、Pが、
「お待たせしました。どうぞ」
って、Oに向かって微笑んだ。いつから気付いてたんだ？ と思いつつも、「どうも」ってOは中に入る。自分の机に行き、鞄を取ってからPを見ると、PはOのことなどすぐに忘れてしまったように、窓から校庭をぼんやり眺めてる。Oは、なんだこいつ、と思う。でもまあいいや、もうすぐ7組の課外が終わる、と思いながら、「じゃあ」とPに言い残して、教室を出ようとする。そこで、Oの存在を思い出したように、Pは、
「あ、待って。名前、なんだっけ。俺はP」
知ってるよ、と思いつつ、名乗るO。
「O君、変な噂とか、流さないでね？ S先生とPはできてる、とかさ。できてないから。S先生ってうちの高校出身なんだけど、俺のばーちゃんが、前にここで先生してて、ばーちゃんとS先生、今も年賀状のやりとりとかしてんの。それで、俺はS先生を前から知ってて、さっきもばーちゃんの話で盛り上がってたの。それだけ」
Pにとってはそれだけでも、S先生のさっきの態度はそれだけじゃないっぽい、ってOは思う。でも、そんなことは言わず、そうなんだー、に止める。
「それに、S先生、結婚してるしね」
「そうなの？」
Oは、てっきり独身かと思ってた。結婚してるように見えなかった。
「そうなの。左手の薬指、明日チェックしてみ」
うん、じゃあチェックしてみよう。って、そんなの別にどうでもいい、って、Oは思う。それで、なんかPに対してムカムカしてくる。Pって、今までOの周りにいなかったタイプなんだ。Oと関わる子達って、素朴で気さくなタイプが多かった。Pの、一見親しみやすいようでいて、どこか人を食ったような調子に、Oは馴染めず、居心地の悪さを感じていた。
「結婚してたって、できるときはできる。だから世の中には不倫がはびこってる」
「おっと、そうくるか」
「でもそれはそれとして、S先生とPができてるとか、そんな根拠のないこと、言いふらしたりなんかしない」
Oは素直なんで、思ったことを言っちゃう方なんだけど、こんなふうに他人に対して攻撃的、とまではいかなくても強い物言いをするタイプではない。Pの態度が、いかにもOのことをなんとも思ってないふうなのが腹立って、OはPに一矢報いたいような気持ちになったんだ。Pは、愉快そうに笑ってる。Oに反論されるまで、PにとってOは、本当に何でもない、どうでもいい存在だった。だから名前だって覚えてないし、おもしろみの無さそうな奴だ、くらいにしか感じてなかった。でも今は、Oってちょっとおもしろいかも？ って感じ始めてる。相手にする価値があるかもしれない、と。
「今から帰るの？ 家どこ？ 何中だっけ？ 途中まで一緒に帰っていい？」
急に興味を示してくるPに、悪い気はしないO。でも、ああもうこんな時間、早く7組に行かないと。
「俺、7組に友達がいて、課外が終わるまで待ってたんだ。だから、ごめん、じゃあ、また」
「7組に。そりゃ賢いお友達をお持ちで」
そして俺にも賢いお友達、っていうか幼馴染みがいるな、とPは心の中で思う。Pには、E（エンゼルクリーム）という幼馴染み（女子）がいて、選抜クラス入りしてる。Eはしっかり者で、7組の先生に言われて学級委員をやってる。Fも学級委員だよ。あと、OとPは3組にしよう。そして、この妄想、いつまで続けるんだろう（不安）
| 2012年11月18日(日) | 昨日の続きのmsd |
中三のOとFは、友情を育んでいきます。ところで、中三といえば高校受験が控えているね。Oの成績は中くらいで、Fはトップクラスだよ。Fは一番の進学校（仮にA高にしとこう）志望で、Oはまあ行けそうなとこに行く予定だったんだけど、OはどうしてもFと同じ高校に行きたくて、死ぬ気で勉強したら行けるかもって思って、本気で勉強し始めます。Fにも家族にも宣言する。そしてFに勉強教えてもらう。先生にも教えてもらいに行くし、予備校の夏期講習とかにも参加するよ。寝る間も食べる間も惜しんで勉強するもんだから、Oはついに体調崩しちゃう。親はびっくりするし、心配するんだけど、「こんなに頑張るなんて、すごい！」と感心してる。FはもうOが心配で心配で、「こんなに頑張って、落ちたらどうするんだ」と不吉なことを考えてる。体調崩したっていっても、元々Oは健康だし、寝不足で頭痛がしたくらいで、一日学校休んだら治ったんだけど、Fは当然お見舞いに来るよ。授業のノート持って。
「ノート助かる。ありがとう！」
「それは全然いいんだけど。大丈夫？」
「うん、もう平気。元気。明日は学校行くから」
「そう。安心した」
「こんなに頑張ってるんだから、俺、受かるよな？」
「そうなるよう願ってるよ」
「そこは、受かるよ、って言ってほしい…」
「…そんなにA高に行きたい？」
「A高に行きたいというか、Fと同じ高校に行きたいんだよ」
「俺も、Oが同じ高校だったらうれしいけど、でも、たとえ別々の高校に行ったとしても、ずっと友達だと思うし、
「ずっと友達ではいられるかもしれないけど、一番の友達ではいられないと思う。やっぱりお互いそれぞれの学校で、仲良い奴ができるんじゃない？」
「それはそうかもしれないけど」
「俺は、それは嫌なんだよ」
「…そう」
「嫌なんだよ、ほんとに」
そんなわけで、Oはもうほんとに勉強するから。そしてA高受かるから。そしたらOは人目も気にせずFに抱き付いて、やったー！ って。嬉し泣きするよ。Fもうっかり泣いちゃいそうになるけどそこは我慢。
「俺、今までで一番うれしい！」
「うん、ほんとによく頑張ったね。おめでとう」
「ありがとう！ ほんとにうれしい！ あっ、Fも合格おめでとう」
「うん、ありがとう。これからもよろしく」
「うん！」
まあそんなわけで、よかったね。まだPが出てきてないけど。というか、もう何この日記（素）日常にHMが潜んでるどころか、日常がない。HMしかない。しかもドーナツだし。
| 2012年11月17日(土) | KRでHM、31でHM、そして結局msd |
今日は、くら寿司行って、サーティワン行ってきたんですよ。ぜいたくー。これってぜいたくなの？ うん、私にとってはぜいたくざんまい。うれしい。たのしい。そんで、食べてるときは必死だったんで、食べることしか考えてなかったんだけど、帰宅してからふと気付いた。「KRも31もHMにできるんじゃない？」って。
KR：私は、回転寿司を10皿食べるとしたら8皿まではいくら（後の2皿は揚げ物とか麺類とか）、というくらい、いくらしか食べないので、いくらは攻めにしたい。サザエさんでもいくらちゃんて攻めだし。いくらって王子様だよね☆それにしても、いくらしか食べないから、他のネタのキャラが思い浮かばない。子が納豆好きで、納豆巻きをよく食べるんだけど、いくら×納豆とか？ 悪くないけどぴんとこない。
31：私は、ストロベリーチーズケーキとベリーベリーストロベリーとレモンシャーベットが好きなんだけど、3人とも攻めに感じる。何かもう31そのものが攻めだよね。大納言あずきはかろうじて受け？ しかし、アイスクリームそのものを攻めに感じているので、31内でCPを組むのは難しい。
そんなわけで、うまくいきませんでした。なんでもHMにできるわけじゃないんだね。まだまだ修行が足りません。
そして話はmsdへ。みんな高校生にしよう。Oって、3人きょうだいの末っ子で、上に二人姉がいて、それから5年ほど経ってできた待望の男の子。家族にすごく大事にされて育った。愛され馴れてて、マイペース。学校でも、いい友人達に恵まれて、クラス（というかその学年自体）が平和で、とてものびのびと成長してきた。Fと出会ったのは中三のとき。OのクラスにFが転校してきたの。Fも3人兄弟なんだけど、男ばっかりの真ん中で、かなりほっとかれて育った。だから大体何でも一人でできるし、要領もいい。しっかり者だと周りから思われてるせいで、学級委員とか部長とか、そういう役が、全然望んでもないのに回ってくる。めんどくさいからやりたくないんだけど、頼まれたら、仕方ないか、と受け入れて、なんでもそれなりにこなす男子。転校してすぐに頼りにされるようになっちゃって、なんでこうなるんだろう、と思いつつも諦めてる。そんなFを、Oはすっかり気に入って、是非友達になりたいと思って、実際「友達になって」って言うから。Fは、そんなことを面と向かって言われたら、「えっ」ってやや引くんだけど、そのうちOを好きになります。好きだし、羨ましい。Oだって、Fを羨ましいと思ってるんだけど、それは「かっこいい。なんでもできて羨ましい」って分かりやすいものだ。FのOに対する羨ましさは、Oがありのままでいて、それでも（それだからこそ？）周りに受け入れられ、愛されている、そしてそれを自然で当然なものであると本人は感じている、というところにある。内面的で、奥深い、憎しみにも繋がりかねない好意なんだ。
あっ、いかん、もうこんな時間。まだP（一人っ子）が出てきてないのにー。あー妄想にはきりがない。
| 2012年11月16日(金) | msdでHM |
日常のことを書こうか、HMのことを書こうか迷う。結局入り乱れるんだけど。日常にHMが潜んでる。
週一くらいでmsd（ミスド）を食べるんですが、美味しいんですが、美味しい話は置いといて、考えちゃうんだよね。何を？ もちろんHMのことを。言うまでもない。HMって隠語にしたけど、そんな必要あったのかと。わざわざ隠語で言わなくても、その言葉を言わず、察してもらうという手段もある。だって、わざわざHMって言わなくても、HMしかないじゃないか。虫さんが家に来てたとき、以下のようなやりとりがあったよ。
も：結局、逃れられないってことなんやな。
虫：何がですか？
も：だから〜
虫：ほもからですか。
も：そうそう。
ほら、言わなくても通じるんだよ（聞かれてるやん）で、msdの話だけど、これもう何年も前から言ってる気がするんだけど、って日記では言ったことなかったかもしれんけど、まあとにかく、8年前だか9年前だか、ポンデを食べてその美味しさに衝撃を受けて以来、msdを食べるときはmsdでCPを考えながら食べています。私の好きなCPは、フレンチクルーラー×オールドファッションなんですが、この二人のいい関係（かろうじて友情の域を出ない仲の良さ）が、転校生ポンデリングの出現で揺らぐ、っていう。OがPに惹かれちゃうんだ。で、Pは最初はどうとも思ってなかったんだけど、それもありかな？ ってなってOに応える（P×O）それで、Fは全然がんばらない。戦わない。OをめぐってPと争う気なんてまるでなし。Oのことは変わらず好きなんだけど、ただ心の中で好きなだけです。そんな私は、Fが好きで、Fの切なさを思うと胸が締め付けられるようだ。とか、そんなことを思いながら食べている。食べてる間とその後しばらくは、三人の物語が手で掬い上げられるように感じるんだけど、いつのまにか形が霧散して、「あー今日の夕飯何にしよ」って日常に戻っちゃう。まあ結局何が言いたいのかというと、私はフレンチクルーラーが好きなんです。
| 2012年11月15日(木) | HMの呪縛からは逃れられない。この呪縛、いつまで続くの？ |
虫さんが我が家に遊びに来てくれたよ。最近、久々（8年か9年ぶり？）に連絡もらって、近県に住んでるんだから近いうちに会いましょうよーってなって、トントン拍子に再会を果たしましたとさ。子へのおもちゃとか美味しいお菓子とか持って来て下さったので、「鴨が葱をしょってきた」と形容したところ、「その言い方嫌だ」と言われました。ん、そう？ じゃあ飛んで火に入る夏の虫？ まあそんなわけで、おもしろおかしく過ごしましたよ。虫さんが目下はまっている忍たまのDVD見たり、WBのDVD見たり。忍たまは衝撃的でした。ようけ忍者おるし。名前どうやって覚えよう。山田先生がかわいすぎる（それは前から知っていた）あと、WB見てテンション上がった。進藤ちゃんが天使すぎて意味が分からん。タテがかっこよすぎて、いっそ怒りすら覚える（怒）（怒）（怒）立進すぎて話の流れを見失う。安田、お前いい加減にしろ。もーとにかくおもしろいよ。そして私は、ほもが好きだ（というよりも、もう逃れられないというかんじ）と何度も言っていました。そんなことは知っているというのに、忍耐強く私の話を聞いてくれてありがとう、虫さん。あまりにほもが好きだほもが好きだ言い過ぎて、かえって自分は本当にほもが好きなのか不安になってきた、などと言い始めた私に、「めんどくさい」という的確なつっこみをありがとう。あんまりほもほも言ってると、子に悪影響だし、子が児童館で、「まま、ほも、すき」とか言っちゃったらどうフォローすればいいのやらなので、ほもの隠語を考えなきゃってなって。HOMO→HM(エイチエム）でいいんじゃない？ ってなりました。
解散となった後、以下のようなやりとりをメールにて。
虫：うっかり忍たまのDVDを置き忘れてくるのを忘れたのが心残りです。
も：置き忘れたら、取りに戻ってもらうよ。車で1時間なら今からでも来れるでしょ。進藤ちゃんは、片道6時間かけてチャリで立松を迎えに戻ったんだよ？（5話）
進藤ちゃんの愛ってすごいよね！ どうやって報いるのよ。ほんとにもー。
| 2012年11月08日(木) | 焼き飯とも言うんだよ |
ほぼ毎日日記書いとる。ひまなのか、私は。ううん。そこまでひまではないはず。全然忙しくはないけど。あ、今はゲド戦記を読むのに忙しい。すきま時間があるんだな。以前はそういうすきまで、録画しておいたテレビ番組を見ていたんだけど、もうあんまり見てない。寝るか、児童書読むか、日記書くかです。何年も前、ぼちぼち日記書いてたけど、たまに滞ったりしてたとき、「生きてるかどうか心配なので、一言でもいいから書いて」とか「今日食べたもののことでもいいから書いて」みたいなメッセージを貰って、ありがたいことだと思い、何でもいいから書こうと思ったんだけど、何も書けなかったことがあるよ。生きてますよ、って、やきそば食べたよ、って、それだけでよかったのに一言も書けなかったんだ。どうせ書くなら、ちゃんと書きたい、ちょっとでも気の利いたこと書きたい、とか思ってたから。気の利いたことなんて書けるわけがない（素）今は、誰にも「日記がんばって書いてね☆」なんて言われてないけど、どうということもない日記を気の向くままに書き続けようという気持ちなんだ。自分のために。いやもう自分のためですらない。
今日、児童館で、他の子（3才児）に絵本を読んでいたんですが、絵本の中で、ごはんさんがたまごさんと一緒にフライパンで炒められていたんだ。
「何ができるのかな？ やきめしかな？」
「ちがうよ。チャーハンだよ」
「うん、チャーハンだね」
「チャーハンだよ！？」
「うん」
というやりとりがあったよ。今日の夕飯はハヤシライスでした。
| 2012年11月07日(水) | 祈ります |
風邪薬の副作用なのか、子がよく寝る。ので、私もよく寝る。寝すぎで眠りが浅いのか、悪夢を見る。目が覚めて、夢でよかった、って安心するのも束の間、やっぱりこれは現実なんだと思い知る。つまり、夢の中で夢から覚めたんだ。夢から覚めても夢の中っていう。だから、実際ほんとに目が覚めたとき、まだ夢の中にいるようで、胸が不穏に高鳴って、怖かった。夜明け前、隣りでは子が安らかに眠っていて、子の向こうでは夫が眠っていて、それで私は、今までのは全部夢だったんだと分かる。怖い夢やだー。でもどんな怖い夢も、起きて夢だと気付いた瞬間に色褪せてしまうから、現実に起こるちょっとした怖いことにもかなわないんだ。現実に起こる怖いことやだー。今日も何も怖いことは起こりませんでした。明日も明後日も怖いことが起こりませんように。その先のことまでは思いが及ばない。明日明後日くらいまでしか考えられない。まめに祈っとかないといけない。
| 2012年11月06日(火) | スプーン |
子は普通の鼻風邪だったよ。鼻水だだ漏れだけど、食欲ありあり元気もりもりで、相変わらず外で遊びたがるのでついて行けない。でもついて行くしかない。召使いのように。私は扁桃炎でした。喉から膿みが出てるって言われた。喉って膿むんだネ。薬飲んでたらよくなってきたー。
夫が、風邪ひいてる私に親切なことにびっくりしている。夫もよく風邪ひくんですよ。でも私別に優しくしない。いい大人なんだからちゃんと体調管理しろよってイライラしちゃって、優しくしないどころかいっそ冷たくするくらいだ（鬼）憎しみには憎しみが、呪いには呪いが、冷淡には冷淡が返ってくるはずなので、私が優しくされるいわれはないはずなのだが、優しくしてもらえているので、夫立派だなーと驚いているよ。よく考えたら、私にとって夫て、神さま的存在なんですよ多分。存在としては、神さま的でも王子さま的でもあるはずが、そういう雰囲気じゃないから普段は忘れてるんだけど、よくよく考えたらそうなんだ。私は夫に救ってもらったんだろうな。救われているんだろう。神や王子ではちっともぴんとこないから、もっと別のものにたとえると、スプーンだ。柄の長いスプーン。深さのある器の底のほうで滞っていた沈殿物の私を、すくってくれた。私はそのとき、すくわれたことに気付かず、今でもはっきりとした実感はないんだけど、やっぱりすくわれたのだと思う。すくってもらってなかったら、私は今もこの先もずっと、母の愛に守られていても、自分のことを可哀相な女の子だと思っているおばさん（そしていつかはおばあちゃんに）だった。でも今はただのおばちゃんだよ。おばちゃん、ほもぱろが好きだけどね。まあそれはいい。とにかく、そういうわけで、柄が長くてよかったと思って。それで、私が底のほうにいたからこそ、柄の長いスプーンと出会えたのかもしれず、そう思うと底もいいよね。今でもしょっちゅう簡単に、底に沈んでってしまう。そしたらまたすくってもらえる。でもあんまり頻繁に手間かけさせるのもよくないね！ ってまた気持ち悪い日記になった（素）でもいいんだ。昔は、気持ち悪い日記になったと思ったら、全部消して、別の意味で気持ち悪い日記に書き直してたんだけど、そんなのは嘘すぎるじゃないか、それ以前にめんどくさい（素）
喉は膿んでるけど心は膿んでないよ！ よ？
| 2012年11月04日(日) | あったことをありのままに |
今朝調子がよかったので、外出してたら、帰ってから熱出してダウンしたわ。でもあったかくして寝てたら、熱が下がって元気が出てきた。昔は無駄に健康だったのに、病弱になったわー。ええとこなし。子の風邪も悪化してきつつある。明日は病院行こう…
| 2012年11月03日(土) | あったことをありのままに述べるだけ日記 |
子がまた風邪を引いたので、病院に行ったら、祝日だったので休みだった。
コタツの中掛け毛布を買いに行ったんだけど、いいのがなかったので、ネットで探すことにした。
夫が眼科に行くと言って外出し、「祝日だから休みだった」と帰ってきた。
昼ごはんにはうどんを食べたよ。
夜ごはんは思い出せない。
明日の朝はパンを食べます。
| 2012年11月02日(金) | 水曜の話 |
洗面所で手を洗っていたら、ゴトン！ という鈍く大きな音が聞こえて、慌ててリビングに走っていったら、机の上に置いていたパソコン（デスクトップ）の本体が、床に寝転がっていたんだ。子が、えいやーっと落としたようだね。子は、すごく爽やかに笑っていましたよ…。それで、とりあえずパソコン内部は大丈夫そうなんだが（つまり外部はやや傷んだ。カバーが壊れた）、装着したままだった無線の子機が潰れちゃって、今は夫のを拝借して繋いでるよ。あー、びっくりした。子が怪我しなくてよかったです。しかし、うちマンションなんだけど、下に音が響いたかもしれん。下の人すんません。それにしてももしこれでパソコンが壊れてたら、もう手放す気がする。古いし。そもそも、引っ越したとき（今年の春）に、パソコンを処分するつもりだったんだ。さっきも言ったけど古いし、ほとんど触ってなかったし、デスクトップだから場所とるし。夫がノート持ってるから、家に一台あればいっか、たまにネットさせてもらおっと、とか思って。そしたら母に、「あんたはあんた専用のパソコンを持っておくべきだ。処分してはならない」って言われて。でも使わないし、邪魔なだけだから、って反論したんだけど、「じゃあ使えばいい。処分したら後悔するよ」って。母は、私が日記つけてることなど知らないし、パソコンに触ったこともないような人なんだけど、そう断言したんだよ。いつだって母の言うことは基本的に正しいので、じゃあ置いとくか、処分はいつでもできるし…ってことに。もしあのときパソコンを手放してたら、二度と日記も書いてないだろうし、魂はおたくのままでもどんどんおたくじゃない生活になってた気がする。それはそれでいいんだけど、少しさみしいね。少しさみしいけど、別にいいような気もするし。結局どっちでもいいってことなのか。なんでもいいのか。手放しても、手放さなくても、心はたいして変わりない。どちらを選んでも、そこそこ満足で、そこそこ不満なんだ。この先も、何を選んでも、なるべく後悔しないでいよう。別の何かを選んでいても、そう変わりはなかったって思うようにしよう。今自分の置かれている状況の中で、希望を見つけて生きていこう。
読書記録
影との戦い ゲド戦記�機織襦瓮哀Ε�ン
どんな感想を述べても、読み終えたときの気持ちと違っていそうで、何も述べられないという。まあとにかく素晴らしいってことなんだ。人生において読んだ本の数が少ないから（しかも忘れるし）、何が一番好きか割とあっさり決めることができるよ。この本が一番です。�彊聞澆發呂萋匹泙福�
