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漫画関連ファイル


2003年12月29日(月)
コミケ初参加

★よいこの持ち物

コミケ初参加。いったい何を持って行けばいいんだろう。
と、ネットを検索してみました。いろいろ丁寧なページがヒットします。
サークルとして参加する人たちの準備は、いろいろと大変ですが、
本を買うために参加する場合の持ち物。(冬コミ編)

1.使い捨てカイロ。(2〜3個)
2.防寒用品。(手袋、帽子、マフラー、コート、セーター、重ね着、保温靴下などなど)
3.はきなれた靴。
4.カタログもしくは、サークルの配置表
5.ウェストポーチとかポシェットとか。
6、本を入れて持ち歩く紙袋、もしくはリュックとか。
7.たくさん買う人はカート。
8.軽食、おやつ、飲み物。
9.ビニール袋(大、中、小)
10、携帯。

今日は良いお天気で日がさしていたので、暖かかったようです。
いつもは底冷えがするとみなさんおっしゃっていました。
でも、カイロ入れて暖かくしていたから寒くなかったのかな?
駅のコンビニで、指の先のない手袋と、つま先が暖かいハイソックスというのを
買っていきました。このふたつはとっても暖かくてよかったみたい。
ペットボトルのお茶や、アメやチョコレートはちょっと一息つくときに
よかったわ。意外と会場には飲み物の自販機があるし、
コーヒーの自販機や、屋台のお弁当屋さんが出ていたので
その場で買うのもよかったみたいです。
サークル参加しているお友達に連れて行ってもらったので
休むときはテーブルの内側で座ることができましたが、
一般参加の人たちは、通路で立ち止まっちゃいけないとか言われるので
けっこう大変そうでした。折りたたみのイスもあった方がいいそうです。

★よくわからないんだけれど

初参加のわりに、とても楽をさせてもらったんじゃないかしらん?
コミケにサークル参加する人たちは事前に申し込みをします。
抽選で落ちると参加できません。参加が決定したサークルは
折りたたみのテーブルの半分を1スペースとして使うことができます。
その机の上に本などを並べて売ります。
ひとつのサークルに三枚の入場券が送られてきます。
そのチケットを持っていると、開場前に入場ができます。
一般入場は10時から。お目当ての本を買うために、徹夜で並ぶ人もいるそうです。
始発で行って3時間待ち、10時頃到着して二時間待ち、とかなんとか
寒い場所で会場に入るまで列につかなければならないそうです。
並ばず入れるチケットをもらって入る事ができました。

会場に行くまでの交通手段もゆりかもめや臨海線はとても混むそうですが
Tさんは会場近くの駐車場の駐車票を申請して持っていたので
車で会場にすぐ行くことができました。

だから、すごくラッキーだったんですね。ありがとう。

一般入場したSさんによれば、東京駅発臨時バスも、会場の真下に停まるので
便利だったとのことです。帰りは車のTさんと別れて水上バスに乗りましたが
これも意外とすんなり乗れて、ストレスなく帰ることができました。

★コミケの感想

小規模な同人誌の即売会は行ったことがありますが、
本家本元のコミケは初めて。たぶん国内最大規模のオタクの祭典。
会場があまりに広いので、全部見ることはできませんでした。
本の表紙をざっと見て歩くだけで、けっこう時間がかかります。
ありとあらゆるジャンルの、いろいろな切り口の本が並んでいます。
その中から自分に合った本を探しだすことができれば幸せ。

私は、数の多さに目がくらんで、納得のいく買い物と
いうわけにはいかなかったみたい。
とりあえず、作者がどういうものを書くかを知っている、
目当ての本を買いました。それだけで1万円がなくなってしまいました。
なにか思いがけない発見をするためには、興味のありそうな本を
片っ端から買わなくちゃいけないみたいです。
そこまで踏ん切りがつかなくてね。
会場には、ダンボールをつんだカートを引っ張って、
ものすごい量の本を買っている人もいました。

自分が興味のある分野の本なら、ある程度見極めもつくし
楽しむことができるんだろうなあと思いました。
だからまず、自分が趣味の世界を広げておかないとね。
ものすごく自分に近い本を見つけるとか、
自分の本を売って、誰かに買ってもらうとか。
どこか切り口を見つけることができたら、
もう少しちゃんとした感想を書けると思うのですが。

などと、リベンジを期している私ですが
深入りはよせっ・・・という声もする。さてさて。

★買った本

さて、私が入手した本は次の通り。
指輪ばっかりで。

「粋でいなせが服着て歩き」
「Ride on!」ペーパー
「Title of mine」
「狼の目覚め」2と3
「autobiography」2
「come with us」4
「Pre−persons」ペーパー
「Pre−persons CINEMA B2」
「星ノ鷲ト白イ塔ノ男ノ公デナイ関係にマツワル四章」
「NEUTRAL」
「帰らざる森」
「私家版日本語訳脚本ー二つの塔」
「牛乳通り通信」ペーパー
「The Nemeless Day」
「荒れ野の果てに」
「S/V*M/V」
「竜馬のくれたもの」
「旅の道連れ」3
「ハリーポッターと賢者の護符」
「夢幻花」
「Ring Ring・・・」6
「Le terra central imvisibili」
「明星」
「人事不省」



2003年12月26日(金)
『愛すべき娘たち』よしながふみ

雑誌で読んでいる時よりもまとめて読む方がおもしろかった。
一番最初の話と最後の話で、お話もそれなりにオチがついているし。
いろんな娘たち。冒頭の母親も含めて、いろいろな娘たちがいて、
それぞれが、日常のささいなことに足をとられながらも一生懸命生きていて、
挫折したり、泣いたり笑ったりしながらいろんな生き方があって、
それら全てがオッケーじゃないの?と
よしながさんが言っているような気がした。
それは、同人誌で、いろんなパターンの愛(笑)を書くのと同じで
別に男同士じゃなくても、女の子も好きなように生きていいんだよ、
ということなんだろう。
問題は、作者からのメッセージは届くけれど、
お話としてみたときに、おもしろいかどうかということかしらん。
だって、このお話には萌えがないからね。
そこが物足りないかも。



2003年12月02日(火)
『楽園まであともうちょっと 2』今市子

待望の二巻がでました。
掲載誌がボーイズ誌のせいかサービスショット(笑)の多い
営業努力のみられる展開です。(それでも寸止めなのは照れか良識か?)
脇役の描写が秀逸!
ヤの字のおじさんも、社長の奥さんも、お嬢なお母さんも、猿並さんも
みんなおもしろい〜。このまま、こういう描写を重ねていったら、
すごいことになるんじゃないかという気がします。
昔の質のいいテレビドラマみたいな密度があるんだなあ。
でも、メインは主役二人(男)のラブストーリー。
いつになったらふたりとも幸せになれるのか?
ずーっと「あともうちょっと」のままなのかな?
五年後の短編でもそのままなのは、パラレルワールドか?。
あとがき漫画の、作者とお父様の登山を主役二人の絵で描くというのは
なんだか微妙なズレがあって、楽しい。
いつもより本の手触りは薄いんですが、中味はたくさんの一冊でした。