このごろ書店の平棚に並んでいるのをよく見かけるので気になっていた漫画を 甥っ子から借りて読みました。いろいろな意味でおもしろい本でした。 今日読んだ四巻までのお話に、身近な人が体験したことがいくつかありました。 それを見聞きしたことから判断しても、取材が徹底している事がわかります。 しかし、作品として形になったときに、演出という作為が入ることは避けられない・・・ 何も知らない人たちに、ある切り口で見せる効果はあっても、 実際に医療に関わっている人たちや患者さんや、家族の人たちの神経を逆撫でしているかもしれない。 と、思いました。 理想と現実の間で悩むというのは、解答の出ない作業だし。 読んで気持ちの良い話に持っていくとうそになる。 気持ち悪い話なんて、現実だけで十分だし。 綱渡りをどこまで続けられるかなってことかしら。
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