先日見つけた2組の『シャンペン・シャワー』は引き取り手が決まりましたが そのあとさらに一組見つけて、また買いました。 縁があるのかしら〜と読んでみたらこれがおもしろかったですね。 連載当時、読んでいて、ギャグの小ネタに受けていて よくわかっていなかったけれど、全巻通して読むと ストーリーに大きな流れがあることがわかります。 アドルはかわいい男の子(セーラー服にあう〜!)から、 しっかりした大人になっていくし、 ジョゼの変態ぶりは見事だし(でも時々やさしい) マルロはただのヤなやつじゃなくて、なんだかかっこいいし 登場人物がみんな素敵。 サッカーを知っていたらもっと楽しかったんだろうな〜 ・・・だからこの一組は自分用にキープしておこうと思いました。
私は、リサイクル書店に感謝しております。 こういう本に再会できるから。 新刊書店に置く余地のない古い本をもう一回市場に出してくれて、 読者の手元に返してくれるから。 新刊本の出版を圧迫したり、著作権者への利益還元がなかったり 問題はたくさんあるけれど、出版社と書店が抱えている問題点を 解決してくれた部分もあるんじゃないかしら。
そして、リサイクル書店の台頭と時をあわせて、インターネットが普及して 本の動きが全国的になって、個人的な取引もできて どんなに珍しい本でも探せば見つかるようになったのは とってもうれしいです。
本だけじゃなくていろんな面でそういう流れができてきたら 物の流通はずいぶん変わるんだろうなあ。
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