ヒカゲメッキ by 浅海凪

 感想ありがとうございます……!

 ひとことフォームは無記名なのでまとめて御礼になってしまって心苦しいのですが、一通一通いただくたびに躍り上がってます。ありがとうございます!
 お礼コンテンツもたまーに増やしていくつもりですので、よろしければこれからも是非、アサナミに活力投入をお願いします(要求しやがった!)
 できるだけ楽しんでいただけるものが書けるように頑張りますー


 月夜と呼ばれた騎士について は、新形式新シリーズということでちょっと不安もあるのですが、ひとこと拝見するたびに吹き飛ばされてしまいます!
 いろいろと試行錯誤しながら面白いものを更新していきたいと思いますので、これからも遊びに来ていただけると嬉しいです。

 エタ最終話は、ツッコミ入れて下さる方がいちばん多くて、わたくしはたいへん嬉しゅうございます。
 ちょっといつ頃から更新できるかわからないんですが、第二部で遺跡と砂漠の水の間にはさまるエピソードを書くことになると思いますので、気長に楽しみにしていただけたらなあと思います。
 ……あ、あまり期待しすぎるとガッカリなさるかもしれませんが……

2005年09月26日(月)

 月夜の騎士100題No.069あとがき

 前回に引き続き、タイトルと内容のつながりがちょっと苦しい感じですね。
 本当はお金の話3割くらいにして、後半7割回想でで精霊さんをちゃんと登場される予定だったのですが、これはこれで締まったからいいや、と柔軟に対応しました。
 これで、過去話のネタ一本分できたーとか、計算したわけではありませんよ? ……お題に添えそうな形になったら書きますけども。

 ええと内容ですが、前回があんな話だったので、金貨3枚的なノリに戻そうかなーと目論んでました。あれとはまた違った感じに仕上がったような気もしますが。
 書きたかったのは実のところ「消去法」「持ち回り」とそれに対する殿下のツッコミだったのですが、今回の話の流れからすると、エルはそれほど適性がないわけでもないような感じですね。他の三人が何を担当しているのかとか、書く機会があったらどこかに出してみたい気もします。

 次は……いくつか案があるのですが、どれになるのかわかりません。無職のうちにできるだけ更新してしまいたいつもりですが、そのへんもどうなることやら。

 近衛隊の入隊に関するくだりで筆が回りすぎて過剰に書いてしまったものの、最終的に削ってしまった文章があるんですが、もったいないのでここに載せときます。

(陛下の近衛隊に入るのにお金がかかる、の後に)

「倍率高いしー、あっちこっちの偉いさんから推薦もらったり後ろ盾頼んだりで相当バラまいて、そのうえ何回か落ちるのが通例なんで。資産とコネと実力の三拍子揃ってないと、近衛騎士にはなれません。……だからまあ、金ある奴はほとんど近衛目指します。早く出世したいって思ってなければ正騎士隊でゆっくり昇進するし、手っ取り早く稼ぎたきゃ辺境行くし」
「エル、話がずれてる」
「あーゴメンゴメン」
 見かねたのか口を挟んできたレオに軽く謝って、エルは続ける。

(……以上!)
 いくらなんでも、関係ない話をここまで広げるのはどうかと思って削除。

2005年09月25日(日)

 「月夜の騎士」100題No.14あとがき

 えーと前半長すぎですよねスイマセン。そんでもってタイトル無理やりもってきすぎですよね。えぇ自覚はしてます。してるんです……(話をまとめる能力とかそういうものに遠い目を投げかける)

 ま、それはそれとして(切り替え早ッ)

 今回は騎士と権力者っつったら政治の争いだろう! という信念に基づいてビッミョーな政治話(?)なのですが、ついでなのでシリーズタイトルのネタを明かしてみました。
 というか、当初の予定では「王子と姫」時の埃まみれ三人組は何をしにいってたの? というところだけを書くはずだったんですが。
 ……いつのまにか間抜け伯爵の話とウィンがお説教する話になってしまいました。
 ま、話が横滑りしていくのはいつものことなんですがー。

 えーと文中で一人称が私だったり僕だったりオレだったりと定まらない人が約二名おりますが(うち一名が一人称に付随して言動からして別人のように変わっている某姫ですが)、あれは、騎士としての公的立場もしくは礼儀を重視するときが「私」、それ以外は自分が使い慣れてる「僕」なり「オレ」なりということになってます。
 とここで説明するものなんだかなあって感じですが、どうも本文中であえて説明するのが難しそうなんで……(逃)

 ああそろそろ時間が。

 次は、ウィンが今の勤め先を一回断ったときの話か、でなければそろそろ恋愛っぽい話になると思いますー。

2005年09月23日(金)

 100題026あとがき

 えーと今回は騎士モノにつきものの主君と前回王子とか言われてた人の話なんですが、前半と後半で話が違います。

 というか、前半タイトル関係ないです(キッパリ)

 しかしながらシリーズものとして、お題に沿って進めると決めた以上、ある程度の設定は情報として本文に盛り込まねばなりませぬ。
 というわけで、前半は、レオってこんな人〜名は体を現すってこの人のためにある言葉だよね!編です。すんません調子乗りました。

 とかいいつつ、後半もレオさん独壇場でしたそういえば。いいやもう、この話はレオさんの話でいいや。
 えーと、内容は……貧乏って、ツライよね(涙がキラリ)って感じでしょうか。うわーいま吉良梨って出たよ!びっくり!
 金貨3枚分の忠誠心は、どうだろうと書きながら自分で思いました。でもきっとレオさんにとっては、三か月分のお肉はすっごく重要ですよ!大丈夫!(何が)


 無理やりテンション戻してシリーズのこと。

 月夜と呼ばれた騎士について は、あくまでもお題先行型の短編連作にするつもりなので、本編では設定全て拾い切れないと見切りをつけて、あたりさわりのないどーでもいいマメ知識的な人物・用語解説ページを付けました。
 本腰入れてごりごり書いてるようなものとは違って、このシリーズはアサナミにとって息抜き的な位置にありますので、設定は本文で必要なだけ、の信念の対象外ということで。
 まあ基本的に大きな事件も起こらないほのぼの(?)日常話ですんで、ネタバレというのもないだろうなーと。
 解説ページの内容は、新しいキャラ・用語が出てきて、アサナミの気が向いたら(オイ)随時増強予定です。

 次は、埃まみれ三人組が何してたのかとか書ければいいな。

2005年09月22日(木)

 100題075あとがき

 長いことあっためてた設定で書いてしまいました『王子と姫』
 ネタはたくさんありますもので、いずれはシリーズものにしたいなあと目論んでいるのですが、まあ、それはいずれ。

 このお題で風呂に入るところまでもっていって容姿の描写もしたかったんですが、繋がらなかったので今回はボツ。そのかわり、ここでちょろっと紹介してもいいよね……?と自分に訊いてみます。良し。

そんなわけで人物紹介。

エル(エリアス・フロウエイゼル王騎士)
 武官の名門フロウエイゼル家の養子。ヘタすると十二三歳に間違えられる小柄な若手騎士。
 子供じみた言動とあいまって、制服を着ていなければ誰も騎士とは思わない。
 ラストカでは辺境と呼ばれる北の果てに多い銀髪、瞳は冷たい色の青。
 姫呼ばわりに疑問を抱かなかった某同僚いわく「よく見るとわりと女顔で、あまり違和感を感じなかった」らしい。

レオ(ライナー王騎士)
 平民出身の若手騎士。エルとは見習い以前からの腐れ縁だが、そのせいでいつもセット扱い。
 剣の腕では群を抜いていると地味に評判。
 見るからに南部人な黒髪黒眼。どちらかというと縦に長いが、目立ったところのない容姿。
 腐れ縁な姫君の証言によると「やたらとおじさんおばさんに好かれて、よく食い物とかもらってる」とのこと。

ロージアス(フレデリック=ロージアス・グラン王騎士)
 グラン男爵家出身の若手騎士。
 金髪緑眼でいかにもな貴公子。優雅な立ち居振る舞いと甘い顔立ちのお陰でいろいろとイイ思いをしている様子。

ウィン(ガドウィン・ワイアード王騎士)
 貴族の一つ下、騎士階級出身の騎士。四人の中では最年長。とはいえ、二十代半ばの若手。
 王都があるラストカ中部に多いこげ茶の髪と薄茶の眼。中背で頑丈そうな骨格。四人の中では唯一、武官らしい体格の持ち主。


 次は、書けたとしたら四人のお仕事にまつわるお話かなあ。制服の色が違う理由とか、そのあたり。

2005年09月19日(月)

 とうとつにしりきれなネタ

 ゆるせないことが、増えていく。

 自分に対する憤激が、身のうちに積もり積もって咽喉をふさぐ。

 さあ、声を上げて語るがいい。愚かしい恥知らず、聖女の号を僭称する罪びとよ。

 それすら叶えられぬのであれば、この身など滅びてしまえ。

「聖女の存在は国を富ませる?」
 訊ねる言葉に迷いが表れなかったのは、幸運だった。落ち着いて聞こえた質問は、どちらかといえば確認の意図を含んでいるように捉えられるだろう。
 壁際に背を押し付けて追い詰められている従者は、はっとして私の目をまっすぐに見上げる。
「聖女の息吹が、傷病を癒す。聖女の血は、争いを招く」
 もう、従者には、逃げ場がない。
 聖女に祭り上げられた、あの忌まわしい日の私と同様。まだ若く、力強さなどとは縁のない彼の体は、壁と壁にこれ以上の後退を阻まれ、左右を壁についた私の腕に、前方を私の体に囲われている。
 目を見ればすぐにわかった。身じろぎすら封じられたように感じて、切羽詰っている。
 哀れに思うのは、本当は彼ではなく、彼の状況に投影した過去の私だ。
 だから、手を引いてはならない。
「この体は、すでに血を流した。この国を統べる者の手によって流された聖女の血が、今のこの愚かな争いを招いた。……間違いないね?」
 今このとき、何よりも哀れみ、案じなければならない者たちは、この部屋の外にいるのだから。この古ぼけた砦の外で、農具や粗末な棒切れを手に、互いに傷つけ合っているのだから。
「答えないならこの場で死ぬよ。死ねば平和を齎すんでしょう」
「…………どうして、それを? 誰が、あなたに吹き込んだんです」
「言ってなかったかもしれないけど、あのクソ忌々しい男のお陰で、私は読み書きにも不自由してない。幽閉してくれた先には、腐るほど資料があったからね」


2005年09月13日(火)

 エターナス・デア番外(ネタ)

 ジリジリと虫が鳴く。
 ページを繰るかそけき音が、増えたり減ったり。河の流れに似て非なる響きだ。
 随所から時折ひそやかにこぼれるため息。それを上回るささやき声。群れを成せば騒音となり、厳しくもわざとらしい咳払いに払われる。
 束の間の静寂に、外から滲み込んでくる虫の叫びだけが姦しい。
 再び、ページを繰る音。
 変わらず循環する環境に、聴覚から意識を遠ざけた。
 希薄になった分を補うように、嗅覚が外界をとらえる。
 まず感じるのは古い紙と本の匂い。
 水拭きしてさほど間がない机や埃っぽく乾燥した書架の木も、独特の匂いを放っている。
 広い部屋を満たすそれらに包まれて、汗を滲ませる多くの人間。
 かすかな冷茶と菓子の匂いは、誰かがこっそり持ち込んだものだろう。この図書館は、書庫から閲覧室、司書室に至るまで全室が飲食禁止になっている。
 触発されて、喉の渇きに気が付いた。
 いまさら本来集中すべき視覚に意識を持っていっても、体の欲求は収まる気配を見せない。
 二三度瞬きをして抵抗の気概を見せたが、同時に、こうまで喉が渇いていては進むものも進まないとも考える。
 決断は素早く、行動は迷わず。
 フィエルドは読みさしの古書に栞を挟み、古い机の上に広げたノートを閉じて立ち上がった。
 並べられた机とそこに齧りつく人の間をすり抜け、一直線に目指すのは、隣接する食堂兼休憩室。内側から流れ出る清涼な風に目を細め、開け放された出入り口を潜ると、目の前に知人の顔があった。
「おお、ルーも英気を養いに来たか。そりゃそーだよなーあっち暑いもんなー。すぐ隣なんだから本くらい貸し出してくれりゃいいのによ。まあこっち来て座んなさい。おにィさんが茶でも奢って進ぜよう」
 休みなく舌を動かしながら向かいの席を示した五つ年上の男を、フィエルドは呆れた目で見下ろす。怜悧といっていい造作に知的な雰囲気、それらを大きく裏切る能天気な中身をもつこの知人は、一時間も前に図書館から逃亡していた。
「ずいぶんと長い休憩だね」
「ばッか、この冷涼かつ爽快な冷房の恩恵を受けた後で、あんな暑苦しいむさ苦しい埃臭いとこに戻れると思うか!? 答えは否!」
 ひどく大仰な仕草で訴えた男にまばらな視線が向けられるが、活気付く室内からすれば、その数はさほど多くはない。慣れているのだ――フィエルドも含めて。
「どうでもいいけど、戻らないと課題は片付かないんじゃないかな」
 好奇やら非難やらといった視線を気にせず席に着けば、男は打って変わって落ち着いた手つきで、持参のポットから茶を淹れる。酒盃でするように掲げて見せ、無頼を気取ってかニヤリと笑った。
「案ずるな。ここに一杯の冷茶がある。そして一人の僚友が座っている」
 芝居めいたせりふとともに、とん、と音を立ててフィエルドの前に置く。が、こういうことはそれなりの器があって格好がつくのであって、重度の再利用に息も絶え絶えといった体の古いコップでは間抜けなだけだ。
 中で揺れる香り良い茶には心引かれたが、フィエルドはコップには触れず、机上で両手の指を組んだ。
「課題の代筆は、頼んだ方も書いた方も厳重処罰。僕に共倒れする気はないよ」
 冷ややかに聞こえるほどのそっけない拒絶に、落胆するどころか、男はむしろ身を乗り出す。
「勿論だとも!」
 力強く同意さえし、ぐっと拳を握りこんで、一説ぶつような様相。フィエルドの眉間にしわが寄り、上体が反って男から遠ざかる。
「須らく、露見なければ断罪はないのだ。そこで拙は愚考に愚考を重ね、終に燦然たる名案に行き着いた!」
 言い回しは過修飾のだのなんだのと、大仰すぎるし間違っていて、すでに訳がわからない。いまや拳を振り上げて酔っているとしか思えない高揚ぶりを見せる男に、フィエルドの顔はものすごく厭そうに歪んでいる。
「俺様はただ、不快の極みとも言うべき場所で調査するのが嫌なんであって、資料の内容さえわかれば、小論文くらい作成するもやぶさかではない。自分で書けば代筆には該当しない。というわけでメモ書きしたノートとか出しなさい。それ見てここで論文書けば問題は無しだ」
「却下」
 なぜか急激に普通に戻った口調で要求されて、即座に切り捨てた。
「自力で調べない時点で課題の趣旨から外れてるし、ばれないわけがない。それに、僕には危険を冒す必要がないし、面倒くさい」
 口を開く間を与えないように、理由を列挙する。
「最後のが本音だな、ルー」
「全部、ほんっとうに心から思ってるよ」
 机を挟んでにらみ合うこと、十数秒。先に諦めたのは、生来飽きっぽく堪え性のない男だ。
「……まあ、飲め。おまえのノートは諦めてやるから」
 フィエルドはにこりと笑顔を浮かべてみせてから冷茶をいただき、香気とささやかな勝利の余韻を楽しんだ。その真向かいで、男がテーブルに両肘をついて不貞腐れる。
「そもそもな、いまさら何が運命の女神かと思わないかねフィエルド君。大陸の創造主、すべての生命の祖にして魔術の源流リアン・アス・フィエタの神話なんか、生まれたときから聞いてるんだぞ」
「俗説とかおとぎ話と、魔術史学の中での扱いはだいぶ違うよ。――まあ、定説は入試のときに詰め込んだけど」
「そう、そうだろ!? やっとの思いで入学した学院で夏期休暇の調査課題になるんなら、俺たちは何のためにあのクソ眠い女神礼賛を延々丸暗記したんだ! 二度手間じゃないかっ」
 天を仰ぐ仕草はともかく、言っている内容は心情的にわからないこともない。
 百人に一人しか通らないといわれる難関試験をくぐり抜け、ようやく入った学院だ。いくら基本が重要だといっても、受験勉強で暗記し入学直後からの講義で学び直した魔術の起源について、夏休みにまで調査させるというのは、少々しつこい。
 しかも、俗に言う『運命の女神』始祖神リアン・アス・フィエタは宗教にも深く関わっているため、学説は定められた大筋を頑なに守り続けている。根本的に変わりばえのしない説が、さまざまな趣向を凝らして難解に、もっともらしく記されている古書は、記述の手法を学ぶ目的でもなければ、何冊も続けて読みたいものではなかった。
 まあ、魔術士にとって何より重要な精神力、つまるところの集中力と忍耐力を鍛える目的としては、十分な課題なのだろうが。
「どうせ運命のというんなら、激しく燃え上がる恋の炎に身を焦がすような美女だとかさー。そう、馴れ初めから悲劇の別れまでを抒情的に――」
 フィエルドがつらつらと考えている間に、男はまたもや変な方向へ思考を飛ばしてしまったらしい。唐突に、劇的な出会いの状況だの恋が育っていく過程だの、なんのおとぎ話だというような起伏に富んだあらすじを、垂れ流すようにつぶやき始める。
 もはや課題のかの字もないが、意外に筋がしっかりしていて面白いそれを、勝手にお代わりした冷茶を飲みながら聞く。こうなるのは毎度のことだが、フィエルドはその度に、なんで魔術士になろうと思ったんだろうと疑問を抱いてしまう。
 どう考えても魔術士より詩人向きだの魔術士候補生は、美女の表現についてぐるぐると言葉の渦を巻いていたが、また唐突にフィエルドに話題を振った。
「そういえば、ルーの師匠は美女だったって?」
 意外なところを突かれて、むせる。
「……なにそのどうしようもない言い方。魔術の師匠に美女とか関係ないよね」
「今は大いに関係あるぞ。むしろそこしか必要ない。さあルー、語るのだ師匠がどんな美女だったかを。そして俺様の最高傑作に貢献するのだ!」
「しーまーせーん! 自分で誰か思い出せばいいじゃないか」
「思い出す相手がいないから聞いているに決まってるだろうがっ」

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以上、夏休みにかこつけて更新したかったエタ番外のできてる分。本編キャラがフィエルド以外出てこない微妙な設定のうえ、本題になかなか入れません。実は去年からあっためてるんですが、このままだとお蔵のなりそうなので一旦公開。

2005年09月10日(土)
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