tera today:座右の銘は「刹那的に生きる」
難しいことは言いません。

2006年10月29日(日) 助けを借りずに踊り始めよう、じぶん自身で。

雪組の前楽を急遽母の代打で観てきました。

堕天使ルシファーは人間化が更に進み「あからさまにいらいら」とか「答えが見つからなくてじれじれ(いつ爪噛み始めるか心配なほど)」とか「瀕死の娘を前にしながら往生際の悪い母親に嫌悪の眼差し」とか初日明けのあの皮肉な傍観者面は何処へ行ったのやら。
この世の者じゃないのって男色のパドドゥまでだもんなあ。
作者の意図は別にして、耽美一本やりよりコムさんに合ってる気がする。
※teraのコムロ観のひとつは「日記をそのへんに放置して姪に読まれ身内みんなに内容ばらされたひと(オスカル)」です

リリスはどんどん抑えた芝居になってるのに胸にくる。
あの透明感はナニ?

タランテラ。この大好きなショーがもう観れない淋しさ。
紐でぷらんって落ちてくる蜘蛛にすら愛着。
皆の歌詞が聴き取れるようになってから、ほんといろんなところを摑まれたり揺さぶられたりたいへん。

ハマコの唄、わたし今まで何年も「ハマコが今日も唄っているなあ」としかおもわなかったんだけど、胸毛蜘蛛と蝶の高音域の曲(♪最後の恋ーで終わる曲)で初めてひりひりした。ハマコ、切ない。
や、ハマコの声に合ってない音域だとおもうんだけど、そこをあえてハマコが唄ってるのがわたしにはすごくよかった。

今日、初の2階でライトやら蜘蛛の子(チーム緑)やらいろいろ合点。
もっと早く2階で観たかった。

さよならショーあるのに修学旅行生がいたよ。
ただでさえ今回拍手がものすごくて一見さんは引くとおもうのに、ペンライト(5色くらいに変化する最新型、スゲー)は配られるわ「ロマンスドパリ」の曲で振れとか指示されるわ大変よー。
ジョイフルジョイフルってすてきなバーテン風情(水さん)(白シャツにベストの衣装だった)が歌ってたとおもったら、真ん中の人(コムさん)いきなり「おお大和よー@スサノオ」て言い出すのよ?どこの国よ。混乱するわー。
最後まで楽しそうに観てて微笑ましかった。

まぁーちゃんがかわいくてたまらないteraさんは、タランテラ後半のまぁーちゃんにたいがい泣かされてきたので、もうさよならショーでナニが来ても大丈夫なはずだったのです。
だけど、ナニ歌ってもいいけど「泣くのはやめた@イナダヒメ」はないとおもう。
アレ、平常聴いても涙出るのに。
もうね…(ボウボウ)。しかもまぁーちゃんムチャ綺麗でね…(つーん)。

レ・コラージュのフィナーレの曲が流れたので「出る?出るか、しゃちほこリフト!」とおもったら途中からジョイフルのフィナーレデュエット(カノン)になりひと安心。ヤンさん化(頬骨が)著しいコムさんには体力温存して欲しい。
毎回「こういう贅沢な時は永く続かぬものだ」と悟りつつ観てたワンダーランドのフィナーレ(ガイ)もあった。カッさんいないけど。
やー、ほんとトリオdeハンサム(コムカシ水)は豪華だったなあ(遠い目)。

アルバトロス、タランテラ、さよならショーでコムロ集大成という印象。
派手ではなく卒業アルバムみたいないいさよならショーだった。
カーテンコールで総立ちの観客に「(ペンライトが)きれいで見とれてました」「宝塚の、この雪組で舞台に立ててしあわせでした」とポワーと話すコムさんは、かつてのモグラ顔時代を彷彿させる初々しさでした。

涙より鼻水がたくさん出る、女優になれない体質のわたくし、鼻の皮膚がカピカピ。
軟膏塗って寝ます。おやすみなさい。



2006年10月08日(日) 於アクアロッサ。

こないだは平日の15時公演だったのでアクアロッサ(温泉の下)でパスタランチ食べました。
きみら英国人かちゅうくらい時間かけてランチ。
書かないと忘れるのでメモっときます。

「緒月遠麻・バウ制服3部作」
(なんちゃらGOGOやノンノンシュガーのシリーズに投入すればいいね)
主演は毎回緒月くん。
レスキュー隊員を皮切りにいろんな制服モノにチャレンジ。
や、きよしくんが彼には制服ならなんでも似合うって言うんだもの。
1作目「炎のイェイェ(仮題)」
父の遺志を継ぎレスキュー隊員の仕事に励む緒月くん。
仲間(コマとか)や後輩(きんぐ)たちとの熱い日常。
親友隊員(真波くん。ごめん2作目はもっといい役だから)の殉職あり、患者搬送先病院のナース(さゆ嬢)(リサ嬢でコメディーにしても可)との淡い恋あり、病院受付の女の子(花夏ルルーゆりん嬢)の横恋慕あり…。
こんなんあったら通し券買って通うなあ。

ヅカものDVDまで楽○で買うようになってしまった。
だって差額でルサンクとピアノコレクション買えるもん…。

いい季節なのに物欲も食欲もない。
芝居はもういい(5回観た)けどタランテラは観たい。





2006年10月02日(月) 蜘蛛の胸肉。

何回か観るうちに慣れるかとおもったら、新しくちくちく来る箇所みつけてはつーんときてます。
タランテラの話です。
銀橋から皆を眺めやって、そんで本舞台戻って一緒に踊るなんてずるいコムさん、誰だこんなん考えたの(つーん)。
蝶みたいな無重力のまぁーちゃんはもちろんだけど、港の紅いまぁーちゃんも絶対覚えとく。
ほんとあのひとショーになるとエロい。

コムさんのソロのベースのところは毎回オナカに響くなあ。
さっきまであんなに皆唄ってたのに。
ライトの色とコムさんの足音、これは映像じゃダメなんよな、だから何回も観に行ってしまう。直に観たいもの。

水さんは炎の上着(壮さんとお揃いのやつ)似合いすぎだ。
アレ着た水さんが愛クンと機嫌よく踊ってたり、大月さゆ嬢・沙月愛奈嬢が青い薄衣でのびのび動くの見たりすると「宝塚のショーは愉しいなあ」とガバッとおもう。

キムシナはコムまーであり蜘蛛・蝶なのかしら。
あちこち答えが欲しいような混沌が心地好いような。

芝居は「なんでルシファーは電気は知らないがアルバイトという語は知っておるのだ」とか気になるところはありますが、紅猫(chat rouge)の混血の踊り子(アマセ)のこと考え出すと楽しくて仕方ない。

あータランテラまだまだ観たい。


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寺 [MAIL]