ぼそっ・・と独り言
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2001年09月20日(木) 普通のショベル2

ショベルの時代に乗り始めた人で、いい思い出の人は、どうしてもあの乗り味が忘れられなくて・・と、おっしゃる。
新型は乗った感じが、その人の記憶のハーレーでない様なのだ。

ショベルというバイクは、ちょうどハーレーが身売りしていた時期に製造されている。
だから、普通では精度が悪くて捨ててしまわなければいけないパーツも、捨てずに使用していたと言う、いわば「恥のバイク」なのかもしれない。
精度が良くないため、当たり外れも多く、当たりのバイクは調子が良いが・・外れはハズレの運試し。

その上、重なる修理でいいかげんな手が加えられたりしている。
エンジン開けてみて、ピストンの径が違うもの。
前後違うタイプが入るべきなのに、同じ物がついているもの。
配線がやたら違っているもの。
ベアリングや、タペットの壊れてるもの。等々・・・・
これでは調子悪くて当たり前。

それを精度をあわせて、フライホイールから芯出しし、「これが、あるべき出荷当時の形」のように組上げる。
精度をきちんとあわせた、鉄シリンダーのショベルは、ランダムな排気音・振動で、ファンを魅了してやまない。



2001年09月17日(月) フォークオイルを忘れないで

エンジンオイルの交換はよく言うけれど、バイクを調子よく乗ろうとすると、忘れてはいけないのにフォークオイルがある。
このフォークのオイルも交換しないといけないという事を意外に忘れがちで、知らない人はまったく知らないというような存在だが・・・
ベストを言うと、半年に一度の交換が理想的。
まあ、自分でも人のを替えて、乗り心地が違うのに思い出す様な事だから人のことは言えない。

でも・・・・・。
フォークオイルの交換で、片側のフォークから乳白色のオイルが出てきて、思わずギョッとした事も。
あなたのフォークオイル、大丈夫ですか?






2001年09月12日(水) 空から恐怖の大王が降ってくる

今回の、アメリカのテロ事件。
何故こんなに簡単に人が殺せるのだろう。
非常に恐怖と憤りを感じる。

「1999年7月」の時の指定がなければ、ノストラダムスの大予言そのままかもしれない。

今日ジェームスは、仕事を休んだ。


2001年09月11日(火) 台風の北海道

予定していたとは言え、16号直撃コースの北海道に、総勢7人で昨日から行っている。
今年は道東コース。

今年はバイク5台と、レンタカー1台だ。
昨日は、バイクを受け取って、土砂降りの雨の中、ホテルまで走った。
カッパ着ていても、着ていない様なほどだとか。

今日は、大雨・洪水・波浪・高潮・暴風・雷・濃霧警報が出ていた。
やっぱり走るんですね。(−。−)ボソッ・・・

北海道行きのフェリーにバイクを送る前夜(と言っても当日朝2時)まで、かかってパンヘッドを組んでいた。
テストライドもそこそこで、これなら大丈夫と、北海道行きの船に乗せた。
そのパンも、ちゃんと走っている。

電話が通じないと思ったら、バッグの中の携帯が、雨にぬれて使用不可になってしまったらしい。
お客さんの携帯番号を、あれだけ登録しなおすのは大変だ。
しかも、記録してないのもあるし・・・

( ̄△ ̄;)ウーン・・


2001年09月10日(月) お約束 (^▽^; )

9日の美祢レース。
ジェームスの乗ったスポーツスターが、友人のGSX-R750を抜いたら、その彼はヘルメットの前後に初心者マークをつけて走ると宣言。
そして、彼は若葉マークを前後に貼って走るはめになった。


2001年09月05日(水) マフラーの音は元気のバロメーター

マフラーを替えていて気が付いた事。

マフラーの音は、その人の精神状態を表している。
元気な人は、大きい音を好み、どこかにストレスを感じている人は、小さくなる。

元気な時には、マイペースで行動できるし、自分のしたい事が出来る。
が、いろいろとストレスを感じている人は、まずは周りが気にかかる。
自分というものは押さえられて、まずは他人の目を感じてしまう。
自分はどう思われているのだろうかと考えると、目立たず控えめに生活したくなるようで。
・・・で、マフラーの音も精神状態に合わせたような音になる。

むちゃくちゃ元気で、一日を人の3日分働いているある人は、声もでかいし、マフラーの音もでかい。

でも、元気なところに、人は集まるように思う。


2001年09月03日(月) その原因、わかってますか?

エンジンが焼き付いたとか、配線が燃えたとか。
それにはそれなりの理由がある。
単純な物もあれば、複合的に重なり合って、原因がわかりにくくなっているものも。

ネットで、安く売っていたんです。とエンジン焼きついた古いハーレーを買われた方もいたけれど、後の修理は半端でないほど大変だ。
なぜ焼きついて、そういう状態になっているのか、素人の人には原理がわからない。
「ぼちぼち、自分で直そうと思っているんです」って?
( ̄ヘ ̄;)ウーン・・
それをそのまま組んでしまえば、また同じ事になってしまう。
他のお客さんが居られない時で、そういう話が出れば、事細かに説明している。

たぶんこれは、こうだから、こういう事になったんで、それを回避しようとすると、こうしなければいけない。

だけど、自分の命を乗せて走るものだから、いくら整備士免許を持っていたとしても、やめておいた方がいい。
言葉で説明しても、それを理解するのには、かなりな経験が必要だ。
「調理師免許を持っているから、料理が美味しい」とは限らないようなもので・・・

それに、ハーレーには、これがないと、出来ないという特殊工具が山ほどある。
まあ、タガネ一本で済ます人も居るから、なんともいえないが・・・
結果、非常に高い物につく。

きれいに組んで、調子よく乗ろうとすると、精度は高いにこした事はない。


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