ぼそっ・・と独り言
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カスタム屋で、こういう事を言うのは妙かも知れないが、ハーレーは純正の形が一番美しいと思っている。 うちでは、カスタムをするなら、あまり純正の形を崩さないように、チューンをする。 だから、おすすめするのが、乗って楽しいバイクなのである。 乗って楽しかったら、外装は二の次三の次になる。 それでまだやり足りないなら、初めて外装の検討をすればいい。 一見、ノーマルで、実は非常に乗り味が別物になったバイクを(バイクに限らないが)スリーパーと言う。 ハーレーほど、あとから自分の手を加える事が出来るバイクもない。
バイクは乗れていくら、の物。 乗りにくいバイクに合わせると、体が疲れてしまう。 自己満足も限度が過ぎれば、嫌になる。
もう何人のお客さんに、店にある高額のバイクを見て「これがいかに安いかわかります」と、言われた事か。 150万未満で、安いと思って買ったショベルを乗れるように直すのに、150万以上かけて、未だバラバラで動かないと言う話。
まあ、最初からこの値段で買おうと思うと、二の足を踏むのは当然だが。
古いハーレーはまだ、某バイク雑誌の影響で、ジャパニーズカスタムの様相を呈している。 だから、普通の状態のバイクを探そうとしたら、どこにもないという有様なのである。 「そんな物、どこの店にもありませんよ」と言われて、うちに来られて、たくさんあるのに驚かれていた。
ショベル本来の乗り味が楽しめるバイクを探すのも、探す方から言うと大変なのだと思った。
バイクの話ではないけれど・・・
36度7度は当たり前になってしまって、40度!という話も聞く昨今。 今年は、34年ぶりの大渇水になってもおかしくない年らしい。 何でも、太平洋とインド洋の海面温度がそれぞれ逆転してるとか。
太平洋側だけの現象ですら、数年前の異常渇水があったほど。 その張り出した高気圧に阻まれて、低気圧が日本上空に近寄れないから、雨が降らない。 太平洋とインド洋の両方で、この状態が起きるのは34年前の東京オリンピックの年以来だとか。
テレビでこの情報をやっていた時、「だから今年はカラ梅雨」と言っていて、現実は大雨洪水警報が出るほど降っていた。 「冗談!」と思っていたが、ここに来るとそうかと言う気がするし、こうまで高温が続けばどうでも良くなってくる。
ここはいつから日本でなくなったのかというような気温が続く。 が、人間の体は不思議な物で、昔、32度ぐらいで暑い暑いと思っていたのに、高温に慣れれば、それでも涼しく感じるほど。 昨日今日と、気温が低い。 しのぎやすいねと言って見た温度計は、34度を指していた。 異常だ。
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