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2003年01月30日(木)
モーニング娘。の構造を根底から覆すことになった衝撃の2分割政策について…。
結成当初の3倍の数に膨れ上がり、今後の活動に弊害や支障が 生じるのは明白だったのでコンパクトな人数でまとめることのできる 2組の分裂ユニット「さくら組」と「おとめ組」という仕掛けは 本当に妥当なのか? ていうか、マジ宝塚っぽいな。来年には、もう1、2組できたりして…。 既にネット上では、両組のメンバー構成を比較して、 勝ち組だの負け組だのという得意の贔屓論から、 こういうコンセプトで行って欲しいなどの願望や注文まで 熱く語られているわけで、大所帯と豊富なキャラクターを活かして、 新たな視点、可能性を与えたという意味では、 悲観論が目立ちだしたモーニング娘。の現状に、一石を投じることができのかも。 適度な人数による活動で広がる各メンバーに当たるスポットの機会均等化、 組別の個性や雰囲気によって異なるコンセプト、音楽性を打ち出せる 環境の誕生など、実質的なメリットは多々あると思う。 ただ、その代償としてファンの精神的デメリットはあるかもしれないな。 「モーニング娘。」という記号にまつわる歴史、思い入れに拘りがあるとすれば、 今回の恒常的な2分割化は邪道以外何者でもなく、 モーニング娘。の存在意義を限りなく薄めてしまうもので、 許容できないかもしれない。 今までのシャッフルユニットのようなお遊びではなく、 モーニング娘。本体の本格的なシャッフルという、考えようによっては 全てを失いかねない大博打だが、 いかにも「破壊なくして想像なし」を 常に実践してきたモーニング娘。らしい顛末だ。 モーニング娘。をずっと見守り続けた人の中には 「実質的にモーニング娘。は終わった」と思う人もいるだろうけど、 これを含めてモーニング娘。の壮大な変化と転生の物語は続いていると感じる。 確かに、ある意味、モーニング娘。は一度死んだ。 そこから再生してまた別の物語が始まることを期待したい。
それにしても後藤真希卒業の頃から怒涛の勢いで ファンの混乱を誘うプランを打ち出してくるつんく♂&UFA黒幕団だが、 藤本美貴の加入といい、6期3人合格といい、この分裂ユニット化といい、 どんどん前倒しで発表していくのは、かなり焦燥感があるせいなんだろうか? すっかり低迷した日本プロレス界の残した教訓を生かすなら、 刺激が日常になると感覚が麻痺して刺激でなくなることだけは 覚えておいてもらいたいものだ。 ところで事務所は「大所帯になったモーニング娘。が原点に返るのが狙い」と 説明しているが、その前に原点に戻って、ちゃんとした曲を提供しろ!と言いたい。 新曲に「ひょっこりひょうたん島」なんて歌わせてる場合じゃないぞ。 あと「ファンに近いアイドルをモットーに」とも言っていたが、 ファンを裏切り続けてきた事務所が何言ってるんだって感じ。( ̄◇ ̄;) 才能を育てないで、次から次へと才能のない奴を増やしていくモーニング娘。…。 SMAPがなぜ10年以上もずっと、人気を保っていられるか、 それは1人1人の個性と才能を伸ばしたからだろう。 モーニング娘。みたいに才能伸ばすことより、 目先の金を取っているようじゃ今後が心配だ。 事務所はモーニング娘。が落ちぶれても、次々と意味のないテコ入れ策を続けて、 ピンクレディーのようにボロボロになって売上げ激減になり 悲惨な終わり方だけはしてほしくない。
さて、事実上、一度死んで新たな再生へのボタンが押されたモーニング娘。 蘇生はうまくいくのか否か?悔しいけど、やっぱり目が離せないんだよなぁ。
話は変わり、N504isに異常発熱の恐れがあると発表された。 なんか、稀ではあるが電池から過剰に熱が伝わり、100℃近くまで上がる 恐れがあるという。 いくら最近、寒くても、そんなカイロのような機能はいらないよ。 っていうか、やけどしちゃうよ。 自分のが、その稀の携帯でないことを祈ろう。
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