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2002年12月31日(火)
今日で2002年が終わるというのに、またまた遅くまで寝ていた。 本当に疲れが溜まっているみたい…。 しかし今夜は夜更かし予定なので寝溜めって感じかな。 とりあえず昨日できなかった大掃除の残りを済ませることはできたので まぁ良しとしよう。これで新たな気持ちで新年を迎えられる。 大掃除後、先日見れなかった、 モーニング娘。主演ドラマスペシャル「「三毛猫ホームズの犯罪学講座」を見た。 今年の正月に続き、なっち主演なのでデブ主演ドラマよりは安心して見れる。 しかし、赤川次郎原作という事実は「ミニモニ。学園祭公演中に殺人が起きる」 という設定の時点で忘れなければならない。 これはモーニング娘。によるモーニング娘。のための世間、ファンへの 「モーニング娘。は演技もできますよ!」というプレゼンの場なんだから…。 その点では実績も申し分なく、生来のヒロイン気質も申し分ない なっち主演で正解だろう。華もあるし、セリフ読みもソツなく、 表情の変化もお手の物。なっちは既に安心して見られる女優であるのは確かだ。 世間的には賛否両論、毀誉褒貶のあるなっちだが、 やはりこの子はまさにモーニング娘。の「マザーシップ」なんだな。 モーニング娘。に不可欠な存在であることを全編通して再認識させられた。 あの滲み出る母性と女性らしい柔らかさは、かなり最強だと思う。 役柄とはいえ、愛に餓えながらも人間不信のトラウマから 素直になれない感情の機微を出しながらの原田龍二演じる片山刑事への アプローチは見事だった。 魔性の女と言い放ったが、変に違和感はなかった。 今回は「素直になれないだけの本当はいい子」の役だったが、 次回はマジで悪女でも演じれば面白そうだ。 ありあまる美貌と雰囲気を持ち合わせながら、 今まで主役に起用されていない飯田圭織。 今回も片山刑事の妹役という誰がやっても変わらないようなポジション。 なっちの役をやってもフィットしたと思うが、 アダルトすぎてリアルになる恐れのせいで回避だな。 しかしながら帰宅して皿洗いをしているシーンだけでも妹役は正解。 「ビジュアルは大人っぽいけど中身はまだ子供っぽい女の子」という 飯田のもう1つの持ち味が妹役とうまくフィットした場面だった。 それにしても、やはり美人だな。 デビュー当時の、よく交信していた姿とは別人だ。
しかし、このドラマの最大の収穫は迫真の演技を見せた保田圭。 ハロモニのコントでも、その芸達者ぶり、役作りへの熱意は証明済みだったが、 とにかく凄かった。 モーニング娘。卒業後は「女優業も目指す」ということになっているが、 全然通用すると思う。 犯人役として憎悪と復讐の念に駆られた表情のセリフ回しは秀逸。 目つきも、かなりイッていて最高だ。 ナイフを振り回してヒロインなっちを殺そうとするくだりは圧巻。 モーニング娘。のオチ役、汚れ役として揉まれた事は確実に糧になっているようだ。 ここでも犯人という汚れ役だったが、 ドラマや映画は敵役が素晴らしいほど作品全体が締まり、評価されるものなので 保田文句無し。 前回のドラマSPでは辻希美が名演を見せたが、 今回は保田が名演を披露ということで、 世間や視聴していた業界人にも保田の有用性が伝わったのではないかと…。 やっぱモーニング娘。に必要な人だと思うんだけどね…。
ドラマの感想で沢山書いてしまったが、話は変わり大晦日の楽しみといえば紅白。 今年も子画面でイノキボンバイエを見ながら、ほぼ全編見た。 いきなりトップバッター藤本美貴のバックにモーニング娘。4期、5期メンバーが バックダンサーに加わったのにはビックリ。 「ヒーロー・ヒロインショー」のキューティーハニー、 石川、飯田、藤本のハニーは最高。 しかしNHKらしからぬ演出に驚愕。随分と思い切ったことをやったもんだ。 モーニング娘。の歌は、なんかステージがゴチャゴチャしていて期待はずれ。 メドレーにせずに1曲をフルで歌った方が良かった。 1970年代に「夜のヒットスタジオ」に登場して以来のテレビ出演となった 中島みゆきは歌詞を間違えはしたが、やっぱり良かった。 「地上の星」は本当に名曲だ。 紅組トリの石川さゆりの「天城越え」も名曲。 華やかさと各年代のスターが揃っている紅組勝利は納得。
猪木祭はベルナルドの豪腕で始まり、 吉田の強さが光った。佐竹はこれで引退らしいが、 完敗で未練なく第二の人生に進めるだろう。 ボブサップの腕ひしぎには驚きと賞賛。 高山も相手が悪かった。
レコ大、やっぱりと言うか、当然あゆしかいなかったもんな今年は。
CDTV年越しライブも長時間見たな…。 うーん、毎年の事ながら、今年の大晦日も色々と見てしまった。 とりあえず来年もいい年でありますように。 そして、この日記も続くことを祈ってみよう。 長々と書いて疲れたのでまた来年。って明日だろ!
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