なべて世はこともなし
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2006年11月27日(月) 迷物:Operation Free Flow 始まる

ダブリンでは、例年同様本日よりOperation Free Flowが始まりました。平たく言えば、年末年始の交通渋滞緩和を目的としたプロジェクト。実際この時期シャレになってないんですよ。なんちゃって仏教徒の私にはわからない世界ですが、クリスマスはこの国の人々にとって何よりも大切なイベントらしく、聖書のどこにそんなことが書いてるか聞いてみたいものですが、この時期になると、クリスマスプレゼントを買うために街は上野のアメ横並みまでとは言いませんが、かなり混みあいます。


そんなこんなで本日のHerald AMのトップ記事。





Operation Free Flow始動。150名の新人警官が、交通整理に当たる


…だそうです。さすがはアイルランドの警察。クリスマス期がいかに大変か、また、どのように扱わなければいけないかわかっていらっしゃるようです。新人警官を現場で使い、ダブリンのこの時期の交通渋滞緩和に一役買おうとは、文句なく素晴らしい考えだと思います。


そんな帰り道、Operation Free Flowに参加しているお巡りさんを見つけました。


立ってるだけ。


…ふーん、おまわりさんが道路に立っているだけで、ダブリンの渋滞は緩和されるんですか。


このあと数人のおまわりさんを見ましたが、例外なく、突っ立っているだけか、同僚とおしゃべりされていた模様。


これから寒くなりますが、どうか、ダブリンの交通渋滞緩和のためにも道に突っ立てってくださいね(はあと)…って、これで終わったんじゃあただのイヤミだな。


実際のとこ、おまわりさんが突っ立っている効果ってのはある程度あると思います。たとえば、一部のアホな運転手は交差点の真ん中でほかの交通をブロックして止まったりするんですよね。そういうのが減れば確かにある程度の効果はあると思う。それに、下手に交通整理をするより、信号に制御させていたほうがいいってのもあるんですよね。


…少しはフォローになったでしょうか。


2006年11月25日(土) ミニ更新:突然ですが、日本に出稼ぎに行ってきます

珍しく家に電話しました。さらに珍しいことにうちの親父が電話に出まして…


親父:「おう、1月、仕事が忙しくなるから手伝いに来い」
私:「はーい」



いかに長男とはいえ一万キロ離れた息子に手伝いを唐突に頼む親父はヘンだが、手伝う気になって会社に休暇を申請した私はもっとヘンだと思う。この親あってこの子あり。


で、その気になると行動の早い私は、早速おなじみの某旅行代理店に電話。


係:「SASが今特別価格の運賃を出してます。成田まで往復600ユーロです」


…ってオフシーズンとはいえいくらなんでも安すぎませんか?


SAS、昔はいい会社でした。サービスもいいし、ちょっと前までは、日本の国内線で大活躍しているB767を力ずくで日本まで飛ばしてました。この小さなヒコーキ、エコノミーでも2-3-2というシート配列だからジャンボのように窓際に座ってトイレにたつのに一苦労と言うこともないし、とてもヨーロッパに行くという感じじゃないのにヨーロッパに着いてしまうというのが好きでした。


さらにコペンハーゲンの空港は機能的で使いやすいし、大好きな会社だったのですが、この会社、ここ数年でどっかのアイルランドの会社同様地に堕ちた感じがします。もちろん、アイルランドのもうひとつのあの航空会社のせいだということは疑う余地がないのですが。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、こいつら、エコノミー席では日本線の食事以外のときのアルコールに課金しやがるんですよ。それでも日本往復9万円は安いですが。考えてみると、9万円って、正規の東京=Q州の一往復半の運賃です。いったい全体世の中どーなってんだか。


かくして1月の終わりに2週間ほど日本に行くことになりました。今回はひたすらに実家の家業の手伝いをしてきます。


実は、今回の帰省には重大任務がありまして、それは、実家の家業のホームページの開設。これをやるために帰省するのです。ある程度のことはこっちでやってから行こうと思ってますが、もう2ヶ月を切ってますし、さらにクリスマスは2週間ほどドイツの「第二の実家」(と勝手に決めた)に行ってますので時間がない。


というわけで、ひでかす。頼んだぞ。あんたは、ジョージア朝の建物の入り口にあるアレの用途を知らないようだが、少なくともコンピュータの知識だけはある。…相変わらず丸投げの私。


2006年11月21日(火) Snigel受難の朝(2)

ええと、昨日はどこまで書いたんだっけ。実は昨日、力尽きて寝てしまったのです。キーボードに手を置いたまま居眠りをしていたようです。かくして、ああいうなんとも中途半端なところで「続く」となった次第。ちなみに現在は夜中の12時ちょっと前。朝6時半におきなければいけない私は…眠い。


そんな家庭の事情はおいておいて。そう、受難の朝の話。


バッテリーは実は変えてまだ2年経ってないんですよね。1年半でヘタるか、フツー。ライトをつけっぱなしとかにしたことはないぞ…と言いつつ、実は思い当たるフシがあったりする。去年あたりから始まったガソリンの値段の高騰に根を上げて、私は一人で「アイドリングストップ運動」を開始したのです。交差点とかで長い待ち時間のときなどこまめにエンジンを切る。


これ、効果覿面でして、燃費はおそらく1割くらい向上したのではないかと思います。金額にして、ガソリン1回入れるにつき3-4ユーロ得をした計算になるのかな。だけど、2年も経たずにバッテリーが上がってバッテリー交換となったら、産業廃棄物は出るわ、余計な出費になるわで、あまりいいことをしたとは言い切れない気がする。


そんなことをぶつぶついっても仕方ない。ここで取り出すは、LIDLで買って使い道のないまま倉庫で眠っていた携帯バッテリー。30ユーロだかで意味もなく買ってきてひでかすに金の無駄だ何だとバカにされたバッテリーを取り出して、エンジンをかけようとする。ちょっと苦労したけどちゃんとエンジンはかかった。かくして、15分遅れで家を出る。


で、朝の15分遅く出るということは、交通渋滞の激しいダブリンでは30分以上遅れて着くということ。会社に着いたときは大遅刻。


で、こりゃバッテリー液を補充しなければいけない…と思ったのですが、そういえば以前バッテリー液を探して結果アイルランドには売ってないという事実に気がついた経験がある。そのときどうしたかは記憶にないのだけれど、ガソリンスタンドはおろかカー用品店にもそのようなものの取り扱いはなし。


思いついたのが、日本の薬局で見かける精製水。さすがに水道水はまずいかもしれないけど、精製水ならいいかもしれない。かくして、仕事が終わった夕方の8時ごろ薬局へ。薬局のおねえさんとの会話。


私:「精製水置いてますか?」
おねえさん:(宇宙人を見るような眼で)「へっ?」
私:「ええ、精製水って言わないの?ほれ、なんていうのかな、コンタクトレンズに使うやつ」
おねえさん:「コンタクトレンズの保存液?」
私:「ちがーう」



そう。この国には、バッテリーの保存液はもちろん、精製水もないのです。あ、アイルランドの名誉のためにいっておくと、精製水は偶然この薬局に置いてなかっただけで、探せばあるらしいですが。


そこに助け舟を出してくれたのが薬剤師のお兄さん。


おにいさん:「何に使うの?」
私:「バッテリー液」
おにいさん:「あ、それなら、ガソリンスタンドに行けばあるよ」



ウソつけ。またデタラメ言いやがって。


ほとんど信用せずにガソリンスタンドに行ったら、やっぱりない。その日はすでに遅かったので諦めました。そして翌日(つまり今日ねん)。いつも行く修理工場に行きました。


私:「バッテリーが上がったんだけど」
社長:「ほいほい。それじゃあ、見てみましょう。ほら、ここ開けると見えるでしょ。この色が緑色ってことはまだこのバッテリーは大丈夫なんですよ」
私:「あ、ホントだ。ボタンが緑色に光ってる。ってことは、まだ大丈夫なんだ」
社長:「その通りですよ」
私:「じゃあ、バッテリー液とか入れたほうがいいのかな?」
社長:「ダメです!これはそういうバッテリーではありません!」



…怒られちゃったよ。これって、バッテリー液を入れちゃいけないバッテリーなんだそうな。わかっている人は多分「こいつはアホか」と呆れてるだろうけど、でもウソはつけない。この社長が何を言っていたかいまだによくわかってない。メンテナンスフリーのバッテリーって一体なんですか?


かくして、バッテリーの弱った車で通勤してます。毎朝、エンジンがかかるか不安です。


2006年11月20日(月) Snigel受難の朝(1)

…言いえて妙なタイトルだな。どーでもいいことですが、私、通常は日記を書き終わった後にテキトーに表題をつけます。が、今回はなぜか表題がふっと頭に浮かんだのでそれから先に書きました。そうなんです。受難の朝でした。


朝6時30分。いつものようにケータイのアラームが鳴る。寒い。起きたくない。月曜日なんて嫌いだ。


数分後、アラームが再び鳴る。いやいや起きる。で、シャワーを浴びようとするが…お湯が出ない。生ぬるい…いや、そんなもんじゃない。冷たい。


これは自業自得といわれりゃそれまでなんだけど、お湯のタイマー、セットするのにわざと湯沸かし器の電源が入る時間ではなく、現時刻をずらしてセットしたのだ。どうしてかは聞かないでほしい。で、ひでかすが親切心でその時刻を合わせたので、結果、湯沸かし器の電源の入る時間が1時間くらい遅くなり、お湯が沸いてなかったしだい。


まあ、これくらいなら、まだわかる。で、凍えきった体でスーツを探す。ない。なんと、普段会社で着ているスーツは全部クリーニングに出さなければいけない状態。着るスーツがない。やむなく新品のスーツを下ろす。これまたジャスコの1万円スーツなことは秘密ですが。そんなこんなで10分遅れる。


ただ、この時点では私は運がいいと思っていた。というのも、昨日、私は何を血迷ったか車の車内を清掃する気になったのだ。で、うちの前庭は非常に狭く、車を前に出さなければ後ろのドアーを開けることができない。話はそれるけど、新しい家は、玄関からの出入りの動線を確保するために、前は家まで数センチ、横は隣の家の策まで数センチのところまで車を寄せないと出入りに差しさわりがある。で、車は3回切り返さないと駐車できない。考えてみると、東京の下町にある家みたいだ。


かくして、車を数センチ前に出そうとエンジンをかけて気がついた。おーい、またパンクしてるよ。


この、世界でも住みやすさランキングでトップクラスに入るとされるアイルランド、なぜだか道路によく釘が落ちてるんですよね。車がパンクするの、今年で多分3回目。今回もご多分に漏れず、釘が突き刺さっておりましたとさ。あわててひでかす監修の元タイヤ交換実際はほとんど彼にやってもらったんだけどさ


ただ、運がいいなあと思ったのは、もし、このパンクの事実に月曜日の出勤前に気がついていたとすれば、タイヤ交換に20分とかかかるから、遅刻は免れなかったと思う。そういう意味で、突然思い立って車を掃除する気になったのは、かなり運のいい話だと…思っていた。


で、話は月曜日の朝に戻る。たとえ水シャワーを浴びても、着るスーツを見つけるのに時間がかかって遅刻寸前でも、なにせタイヤは昨日交換したから運がよかったんだ。そう自分に言い聞かせつつ車に乗って茫然自失する。


バッテリーが上がってるよ。


これを受難の朝といわずになんと言う!


続く。


2006年11月18日(土) 更新再開記念スペシャル:ようやく完結。ダブリン家がある!シリーズ3

更新再開に際して、きちんと話をまとめておきたかったのが、「ダブリン家がある」シリーズ。2ヶ月近く開いてしまって話をご記憶でないという方、そんな話しらねーよという方は、どうぞ、その(1)その(2)その(3)その(4)その(5)その(6)その(7)をご覧ください。全部読むのはちょっと面倒という方はその(6)その(7)を読んでいただければだいたいの話はつかめると思います。あと、一部内容が10月2日の日記にかぶってますが、きちんとした形で完結させたいと思ったので敢えて重複させてますのでご了承ください。


結局最初の「厚化粧おばあちゃん家」か、「大家が隣にすむきれいなウナギの寝床か」というある意味で究極の二択で、ひでかすが私がいいなあと思っていた、ウナギの寝床に拒否権を発動し、21倍だかの競争率を勝ち抜いて住めるという状態になったのにそれを断ってしまった。こうして、結局「厚化粧おばあちゃん家」に住むことになったのです。


その翌日。私は掲示板で気になった投稿があったので、ちょっと実験をしてみることにしました。


4866番の掲示板の投稿より転載。

仕事中もずっとdaftをチェックしておりました。もちろん仕事はそっちのけ。しかもある特定の地域の物件をいち早くメールしてもらえるよう、設定もすると言う気合の入れよう。ある日、よさそうな物件があったのですぐに電話。しかし、電話に相手が出てもあわてて、「えっと、いつ物件が見せられるかどうかわかんないから後で電話する。名前と電話番号ちょうだい」といってくれたがかかってこず。(不動産屋とおしてないところ)

その後違う物件で電話したら不動産屋だった。
また同じ答えをされるものの電話がかかってこず。1時間半後シェアーする友だち(アイリッシュ、女)に代わりにかけてもらったらすんなりと時間と日にちを教えた!

そこで思った。「こいつら、人種差別してる。」

もちろんその後も電話なんて私にはかかってこなかったのであった。

まあ、2件だけそれがあったほかは私は大丈夫だったんですがね。2件くらいで軽々しく人種差別といってはならないと誰かに怒られそうな気がする。。。



これを読んだときには正直言って、「さもありなん」と思った。この際だから私も実験してみましょう。


実験台に運悪く選ばれたのは、LisneyというDrumcondraにあるエージェンシー。ここ、何回か異なる物件で電話をかけたが、色よい返事をもらったためしがない。Daft.ieで見つけたNorthwoodの物件について電話。


私:「Daftに載っていたNorthwoodのアパートについてお伺いしたいのですが。ご担当のXXXさんはご在籍でしょうか」
相手:「少々お待ちください」



電話を回される。


私:「Daftに載っていたNorthwoodのアパートなんですが、まだ空室ですか?」
相手:「あ、さっき契約されたところです」
私:「そうですか。どうもでした」



で、30分後に、アイリッシュの同僚に電話を頼む。


相手:「実は一組興味を持っている方がいらっしゃるのですが、まだ空室ですよ。内見されますか?」


人種差別化どーかは知らんが、私と同僚のときでは返ってくる答えが違った。これは事実。


まあ、これが人種差別だとしても私は全く驚かないし、むしろ、そうだろうなあと納得さえする。今はどうかは知らないけど、私が日本でアパートに住んでた頃は、「外国人不可」だの「水商売不可」だの「子供同伴不可」などいろんな規制があって、それが堂々と広告に書かれていた。それ自体わからなくもない。外国人は身元の引受人がいないことが多いから万が一のトラブルのときに困るとかつけようと思えばいくらでも理由はつけられる気がする。


ともあれ、そんな国から来た人間が、「こっちで人種差別された!」と怒っても…という気がする。もっと大本に立ち返ると、人種差別のない国なんてたぶん今のところこの地球上にはない気がするし。


ただ、どうせ最初から外国人お断りのつもりだったら、いっそのこと最初からそう書いていてくれればお互いに時間を無駄にしなくてすむのにとも思う。むろん、そんなことを書いたら、人種差別だなんだで違法だの何だのという騒ぎになるのは目に見えているが。


ただ、ひとつの明るい話としては、日本人は「逆差別」される可能性もあるということ。一度よい日本人を店子にとった大家さんは、汚さないわ、文句は言わないわ、家賃も滞りなく払うわと、いたく感心して、以降その店子が出て行くときに、「ぜひ別の日本人を探してきて」と懇願したりすることもあるらしい。


いや、そんなとってつけたような話じゃなくて、つい最近もそうやって日本人が住んでいたアパートが別の日本人に引き継がれたケースを知っていたりする。語学留学のホストファミリーにしてもしかりで、「日本人限定」というホストファミリーも身近に知っていたりする。要は、「捨てる神あり拾う神あり」ということなのだと思う。


かくして、数日後には契約書にサインをしまして、決戦の木曜日の翌週末に引っ越すことに。これを運がよかったというのか悪かったというのかは意見の分かれるところかもしれませんが、私達の前の家の退出期限は月曜日。


で、新しいおばあちゃん家の入居日はその前日の日曜日。つまり、日曜日と月曜日にすべてを終わらせなければいけない。よく言えば二重家賃がほとんど発生しない。悪く言えば、月曜日には仕事のある二人、日曜日にすべての荷物を動かして、家の掃除をするというのはほとんど無謀に近い。さあ、どうなる?


かくして引越しの日曜日。「引越しには一日かかるから、朝の9時半には鍵をもらいたいんですが」と新しい家の大家に頼んでおいたが、大家は9時になって、「ごめん!まだ片づけが済んでないから11時まで待って」と言ってくる。こうしてますます少ない時間がより少なくなる。


それからは…よく覚えてない。ひでかすと、手伝いに来てくれた友人と私の3人で、手当たり次第に荷物を私の車に突っ込んで、歩いても10分くらいしかかからない新しい家に運び込む。もう、時間がなくて考えるだけ時間の無駄だからと、目についたものをそのままゴミ袋に入れて捨てりゃいいのに、捨てずに車に放り込んで新居に運ぶ。それを繰り返す。


私がアイルランドにやってきたときは、当然といえば当然スーツケースひとつでやってきた。それから年々歳々荷物が加速度的に増えてゆく。引っ越すたびに荷物が増える。


今じゃ考えられないが、最初の頃の引越しなんかタクシーで荷物を一度で運びきってしまったのに、今じゃ、スーツが5着だの(数えてないからわからんけどそれくらいは確実にある)書籍に関してはカウント不能、CD・DVDも多数…と、まあ、考えられないほどの荷物に囲まれているわけ。ひでかすの荷物も入れてだけど、車で10往復以上しました。今度の引越し。


すべてに荷物を運び終わったときは、すでに夜の9時を回っていた。





そのときに撮った新しい家の写真。どこのご家庭も引っ越した直後はこんなもん…なんですかねえ。


で、荷物を新しい家に運び終わった時点で日曜日が終わってしまったというのはほとんど致命的な遅れといっていい。新居が片付いていないというのは、開き直ってしまえばそれからのんびり片付けていけばいいのだが、前の家が汚いまんまというのは非常によくない。


これまた開き直ってしまえば、前の家、あとは野となれ山となれ、テキトーに汚いまま返してしまったっていい。よほど壊したりとか、よほど壊したりしない限りデポジット(敷金)はこの国では返ってくる。…だけどさ、この辺が日本人だと笑われるのかもしれないけど、やっぱり気持ちよく返したいんですよね。きれいにして。


百歩譲って、あとは野となれ山となれ状態で返すとしても、まだ家の中はゴミだらけだし、少なくともあと1-2時間は掃除をしないといけない状態。今から掃除機をかけたりすると近所迷惑というのも事実。


やむなくひでかすと私はよく月曜日の午後、半日休暇をとりました。月曜日が特に忙しい私は上司に散々文句を言われ、いつの忙しいと嘆いているひでかすに至ってはいったいどうやって休みをひねり出したのか疑問。


私は昼の2時ごろ前の家に行き、掃除機を手始めに思いつく限りの場所の雑巾がけをして、水周りの徹底した掃除を始める。途中からひでかすも参加して家の中の徹底的な掃除を始める。


大家は夕方の6時ごろに来るといっていたので、いつものパターンからして、来るのは早くても6時半と見ていたのだが、ありがちと言おうかなんと言おうかこの日に限って大家は6時きっかしにやってきた。


大家:「まだ、終わってないの?」
私:「うーん、あと1時間」
大家:「んじゃ、ちょっと散歩に行って、1時間後にまた来るわ」



大家は1時間後に酒臭い息で帰ってきた。どこへ散歩に行ったやら(愚問)。ちなみに、私もこの日記をビール片手に更新してるから人のことは全く言えないんだけど。


大家は、家の中を見回すと三浦友和のような口調で、


大家:「時間、かかったろう」


はい。かかりましたよ。大の大人二人で半日ほど。


無論そうは言いませんでしたが、大家はいたく感心した模様。デポジットを全額返してくれたのは勿論のこと、2週間に1度くらいの割で手紙をわざわざうちまで持参してくれています。やっぱり、気分よく取引を終えるって大事なことだと痛感した次第。こういういい日本の常識は、どんどんアイルランドに持ち込むべきだと思う。もっとも、そうすることで日本人であることを悪い意味で利用されないように気をつけなきゃいけないという問題は残りますが。


というわけで、ダブリン家があるその3はこれでおしまい。おまけとして、掃除が終わったときに撮った前の家の写真をどぞ。4ベッドルーム、1バスルーム、リビングに予備室、台所に広い庭というこの家、家賃は月に1650ユーロです。





まずはこちらは主寝室。私の部屋でした。この作り付けの棚がいらないものを全部しまえるという意味で本当に便利でした。





こちらはひでかすの部屋。主寝室が8畳とすれば、こちらは6畳くらいの計算になるのかな。この部屋のやはり作り付けの棚があり、便利。





撮影に広角レンズがほしくなるこの部屋は日本的に言えば3階になる屋根裏部屋。広さは5畳くらいあるのだが、屋根が迫っている分体感的にはもっと狭く感じる。引っ越した瞬間は、この部屋もいいかと思ったが、掃除をしながらそのすごい圧迫感を感じ、「ああ、この部屋には住めないな」と感じた。





こちらに至っては、撮影に魚眼レンズがほしくなる玄関真上のボックスルーム。狭い!ですが、現在のダブリンでのハウスシェアで「シングルルーム400ユーロ」と書かれていたら、大方こんな部屋です。これより家賃が高かったり安かったりするのは、家そのものの質や、場所などで、部屋そのものは多分似たり寄ったりだと思います。





トイレです。見りゃわかると思うけど。





リビングルーム。この棚にワイングラスなどを並べていたのはよかったけど、この壁の色のセンスの悪さと、もはやコメントのしようのないソファーにいたっては論外でした。すわり心地は悪くなかったけど、このデザインはあんまりでしょ。





予備室。そして、私のお気に入りの部屋。実は棚の中は私の酒コレクションで埋まっていたというのはここだけの話です。お客さんが来たときなどに実に便利な部屋でした。





台所。おヒマな方は、拙著「指差し・アイルランド」の台所のイラストと比較してみてください。そう、あの台所は実在したのです。


2006年11月17日(金) 復活宣言

はい。引っ越してからはや7週間が経ちました。ようやく、インターネットが復旧しました。7週間ですよ。7週間。この間、私とはぜんぜん関係のない電話会社同士の争いに巻き込まれて電話・インターネットがありませんでした。


最初の1週間は会社から何とかこそこそ更新をしていたのですが、だんだん忙しくなってそれもままならなくなり、そこに追い討ちをかけるように会社のファイアーウォールで掲示板の閲覧さえもができなくなり、私は素直に更新をあきらめました。楽しみにされていた方、申し訳ありませんでした。とはいえ、今日から正式に再開です。これからもよろしくお願いします。


で、メールのお返事ですが…申し訳ありませんが、対応しきれそうにありません。この2ヶ月のうちに私にメールをくださった方、迷惑メールに間違って振り分けられた…などということのない限り、すべて確実にありがたく読ませていただきました。が、お返事はちょっと無理っぽいです。催促歓迎ですので、お返事のほしい方はどうぞお申し付けください。


はい。週末スペシャルをきちんと更新します。最初の話は、中途半端になっていた「ダブリン家がある」をきちんと完結させます。


2006年11月13日(月) くされEircomに電話すると、こんな感じです。再現してみました。

さてさてさて。ただいまEircomに電話しました。前回に続いてで恐縮なのですが、この会社のダメさ加減に今一度おつきあいいただきましょう。


くされEircomに電話をするときはまず、1901に電話します。すると、機械が、しゃべり始めます。


機械:「Eircomにお電話いただきありがとうございます。この通話は無料です。よりよいカスタマーサービスのためにお客様の通話を録音させていただくことがあります。お客様のお電話を正しくおつなぎするために、いくつかの質問をさせていただきます。次の4つのうち、お客様のお電話の内容に最も近いものをおっしゃってください。『サービスについて』『すでにされているご注文について』『請求書について『電話の故障』」


ここで私たちは、屈辱的にも機械に話しかけなければいけません。これ、Voice Recognition System(音声認識装置)というらしく、1から4までの番号を選ぶ代わりに自分で言ってくれ…というわけ。どっちがいいかは意見の分かれるところだと思いますが、私には、機械に話しかけるという行為があまりにばかばかしく思えてなりません。多分、二択でプッシュホンで番号を選ぶのとこの音声認識装置で機械に話しかけるのどっちか選べと言われたら、たぶんほとんどの人はプッシュホンを選ぶんじゃないだろうか(異論のある人は掲示板までお気軽にどぞ)。


そんな文句を言っても始まらないので、機械に、「サービスについて」と言ってみます。


※機械:「それでは、お客様の電話番号を市外局番から、どうぞ」
私:「(機械的に)ゼロ、ワン、ナイン、エイト、セブン、シックス、ファイブ、フォー、スリー」
(言わずもがな電話番号は架空です)
機械:「お客様の番号は、、ワン、ナイン、エイト、ファイブ、シックス、ファイブ、フォー、スリー」
私:「ちがーう」("No!")
機械:「失礼しました。それでは、もう一度、電話番号を市外局番からどうぞ」



ちなみに、この番号入力はキーパッドでもできるのですが、なぜか会社の電話はこれに非対応。機械的に機械に番号を言っている姿は客観的に見てなかなかマヌケ。


私:「(機械的に)ゼロ、ワン、ナイン、エイト、セブン、シックス、ファイブ、フォー、スリー」
機械:「お客様の番号は、ゼロ、ワン、ナイン、エイト、セブン、シックス、ファイブ、フォー、スリーですね」
わたし:「そう」


機械:「それでは、次に、お客様の顧客番号の上四桁をおっしゃってください」
私:「(同僚に)ちょっと待って、今電話中だから」
機械:「申し訳ありません。お客様のおっしゃったことがわかりません。もう一度お客様の顧客番号を…」



お前になんか何も言ってないわ。このくされ電話会社のくされ機械め。


私:「フォー、スリー、トゥー、ワン」
機械:「フォー、スリー、トゥー、ワンとおっしゃいましたか」
私:「はい」
機械:「申し訳ありませんが、お客様の顧客番号と電話番号が一致いたしません。申し訳ありませんが、もう一度、お客様の電話番号を市外局番から…」



この時点で電話を放り投げなかった私は忍耐力がある人間だと思う。読んでる読者さんもお疲れでしょうが、これをやって、かつ、活字にした私はもっと疲れました。


で、永劫回帰の罠にはまったことを感じつつ、話は上の※印に戻ります。最初からやり直し。で、顧客番号を言うと


機械:「申し訳ありませんが、お客様の顧客番号と電話番号が一致いたしません。ご安心ください。カスタマーサービスにおつなぎします」


お前ら引っ越したのを理由に勝手に顧客番号を変えたろう。さもなきゃなんで電話番号と顧客番号が一致しないんだよ。百歩譲れば、番号を変えてもいいけど、なんでそれで私が不利益をこうむらなきゃいけないんだよ。


ここからが長い長い。


機械:「お客様の電話は弊社にとって重要です。そのままお待ちください」(だったら、さっさと電話に出ろよ)


だの


機械:「請求書の再発行などはオンラインでもできます」


だの


機械:「お客様の電話は順番に対応させていただいております。そのままお待ちください」


だのいろいろなメッセージが数秒ごとに音楽と互い違いに出てくるが、人間が出てくる気配はまったくなし。この時点で受話器を上げてから10分が経過。ここまだ待たされて怒らない人は仁徳者。つまり、誰か人間が電話に出るころはイラついている。だから、コールセンターの雰囲気はあまりよくない…ということが容易に想像できるわけです。


で、それからさらに10分後、ようやく


人間:「お電話ありがとうございます。サポートのジェームスと申します」


…これ、人間か。それとも機械か…と疑いたくなるくらい長い時間待ってようやくつながったよ。あれ、そういえば、今日はMaryじゃない人が出た。珍しい。


で、一声聞いただけでこう言い切ってしまうのはいかがなものかと思うが、このJamesなる人物、賭けてもいいけど、すごく友好的な声を出して親切そうだけど、その実、テキトーなことを言ってテキトーにやろうとする人物と見た。いるんですよね。うちの会社にも。人当たりよくテキトーなことをいってお客さんには受けがいいが、その実問題は何にも解決してないってやつ。で、こんな奴が最近「優秀社員」なる表彰を受けたのでひとりで大笑いしたのです…話がそれました。


人間:「なるほど。引っ越したので再びブロードバンドに接続したいと。問題ないですよ」


このホムペの主題:「アイルランド人の言う大丈夫ほど大丈夫じゃないものはない」


ゆえに、この調子のいいJamesの大丈夫も信用できません。


人間:「接続までに2週間ほどかかります」
私:「かかりすぎ」
人間:「そうはいってもそういう手はずになっておりまして。新しいモデムをお送りするなど時間がかかりまして」
私:「だから、今まで使ってたモデムがあるからモデムはいらないって。引っ越しただけなの」
人間:「それでしたら、古いモデムを送り返していただけますか」



…話がぜんぜんかみ合ってない。


私:じゃあ、新しい契約になるのね。となると、最低契約期間はどーなるの?


人間:(一瞬の沈黙の後)「3ヶ月です」


お前、デタラメもたいがいにしろよ。別のエージェントは6ヶ月といい、さらに別のはそのようなものは再契約の場合はないといい、お前は3ヶ月という。もう何を言われても驚きません。ええどーぞ、言いたいように言ってくださいませ。


私:「で、いつ、繋がったかわかるの?」
人間:「お客様のほうで試していただいて、繋がったときからです



おい、それをお前の会社じゃあカスタマーサービスと呼ぶのか?そんな答えを堂々と言ってもいいなら、私だって今すぐ働くことができるぞ。こんなアホどもと6週間もケンカし続けた私は自分で言うのもヘンだが偉いと思う。


さあ、インターネットはいつになったらつながるか。とりあえず、掲示板のお返事はインターネット復帰までお待ちください。メールは…怖いのでそのとき考えます(←その場しのぎ)。


2006年11月12日(日) 更新再開プレオープン:言っても言っても言い尽くせないくされEircomの悪口から

数年ぶりに友人とばったり再会したら、いったい何から話し始めますか。ちょっとたとえが違うかもしれませんが、でも、まあ、そんな感じです。はい。途中1回の更新を除き1か月にわたりホムペの更新を放置し続けていましたが、更新再開です。本日は、店で言えば、「プレ新装開店オープン」と言った感じでしょうか。


更新が止まっていたのは、何度でも言いますが、くされEircomのせいです。引っ越して以来このくされアホタレ情けないどうしようもない人をバカにしたとんでもない電話会社が電話回線を繋いでくれなかったからなのですが、…実はそれだけじゃあなかったりするわけです。


別の理由とは、愛用のコンピュータがぶっ壊れました。前に勤めていた会社がバブルの絶頂期に調子に乗ってコンピュータの無償配布というのをやりまして、その時に買ったコンピュータ。ちょっとスペックが低めのマシンをもらうこともできたのですが、わざわざ最新型のにアップグレードして、いくらかの金を払った記憶があります。


ウィンドウズ98セカンドエディション、128Mb、ハードディスク容量20GBとまあ、最新型のマシンをお持ちの方にはただのジョークですが、それでも今まで大きな問題もなく動いておりました。まあ、外付けのハードディスクをつけたらフリーズしまくるようになったとか、問題がなかったわけじゃあないんですが。とはいえ、新しいマシンを買うまでにはいたらなかったのです。金もないし


で、引っ越した後に気がついたのですが、どうやら引越しの最中に衝撃を与えたか何かで、ビデオカードがお亡くなりになりまして、使用不能に。むろん修理に出すほどの価値はなし。ノートパソコンは残ったのですが、どうもあのキーボードの幅の狭さが気になって使う気にならず、もとよりくされEircomのせいでインターネットもない…というわけで、更新する気にもならなかったのです。


ところが、神はいました。偶然にもアイルランドを出て行かれる方がいてその方からコンピュータを奪いました無償でいただきました。ありがとうございます。スペックは実は私のコンピュータとほぼ同じ。98用のコンピュータに無理やりXPを乗っけて遅いことこの上ないマシンですが、どうやら日記の更新は問題なくできそうな気配。これを使って、今後は更新していきます。


この再開にあたってまず、書かなければならないことは、くされEircomがいかにアホでどうしようもなく、無責任で、デタラメで終わっているくされ会社かということです。ちょっと、信じられますか?6週間ですよ。6週間。Eircomの一度たりとも支払いの遅れたことのない(って口座自動引き落としなもんで) 優良顧客を6週間も放置したんですよ。このバカ会社は。


話が過去数回の日記で断片的になっているので、改めて書き直すと、9月の終わりごろに私は引っ越しました。で、引っ越した先の電話が、EircomではなくSmart Telecomに接続されておりまして、問題はここから始まりました。ご存知の通り、Smart TelecomはEircomに回線使用料を払えなくなり、EircomはSmart Telecomのリクエストをすべて拒絶して、挙句にSmart Telecomの回線を停止するという手段に出ました。


結果として、Smart Telecomは個人向けの電話サービスから撤退することになったわけです(現在は、法人向け電話サービスと、インターネットのプロバイダとして再出発を図ろうとしている模様)。ほんでもって、Smart TelecomはEircomに対し、うちの電話回線を明け渡すようにEircomにリクエストしたのですが、Eircomがそれを拒否。それから、長い長いケンカが始まったわけ。


私に言わせると何のロジックもないんですよね。借金のカタ(あるいはあてつけ)にSmart Telecomのリクエストを拒否する。そんで、自分とこの客(私のことね)が迷惑をこうむるというまったく意味不明な状況。これが6週間も続いたわけです。


私だって黙っていません。最初の頃は毎日電話して、スーパーバイザーを出してケンカしたりしてました。まあ、毎日電話をしていてとことん痛感させられたのですが、Eircomという会社組織のいい加減なこと。こちとら自分の電話番号や顧客番号を全部オープンにしてるのに、こいつらはリマーク(備考)すらシステムに残さない。つまり、電話するたびに一から説明しなきゃいけない。


電話は10分待ちは当たり前で繋がらない。担当者の名前を聞けば、名前を言うことすら拒否する(「下の名前は言えても上の名前は『会社の規則につき』言えません」などとほざかれたこともある。あとは、誰に聞いても女性の名前がMaryだったのはEircomの七不思議)。担当者によって言うことがまちまち。部門間の連絡がなってないから、たらいまわしにされた挙句にどこにも行き着かない。…いちいち書くのがだるくなってきたのでやめますが、とにかく「ダメな会社の典型例」ですね。あの会社。


かくして、こりゃ埒が明かんわと監督官庁にあたるComregというとこに連絡。ここが何やらつっついてくれたらしく、ようやく先週になって「Smart Telecomが占有していた(とEircomが主張する)」うちの電話回線が開放されまして、ようやく電話が繋がるということに。で、Eircomに電話すると、


担当者(ちなみに名前はMary):「問題ないですよ(←アイルランドで一番信用してはいけない言葉)。新しいご住所は?」
私:「もう10回、いや20回以上言ってるんだけど。ちゃんとリマーク読んだ?」
担当者:「わからないから聞いているのです(←逆ギレ)」



以下、やれ電話帳に電話番号を載せたいかだとか(冗談じゃない)、支払方法はどうするかだとか前のまんまでいいと言っている私を質問攻めにする。15分後…


担当者:「それでは今回の回線接続の費用は130ユーロになります
私:「ハァ?」



キレた。Smart Telecomが回線を開放すれば費用はかからないという約束だったのになんで今になって130ユーロかかるとか言い出せるんだ?このアホタレ会社。


担当者:「はあ、『費用がかからない』とは私が言ったわけではないので。お客様の回線は12ヶ月以上使われていなかったので」


意味不明。Smart Telecomがずっと使ってたわい。


こりゃダメだと思い、Comregに電話。すると、


Comreg:「もう1回電話してみたら。別の人が出たら別のこと言われるかもよ」


…どういうアドバイスやねん。こいつらも所詮は同じ穴のムジナか。


で、翌日もう1回電話してみました。すると、今回はなぜか費用はかからないという結果に。そこにはなんの根拠もなし。強いて言えば、「アイルランドだから」なんですかねえ。Comregの対応もアイルランド的といえばそうだし、Eircomはもしかすると、別の意味でアイルランドを代表する会社なのかもしれない。一見人をナメているとしか思えないComregの助言も、実は的を得ていたと言う…もはやなんとコメントしてよいやら。


で、土曜日に、次のステップとして、インターネットに再接続を図るべくEircomに電話。土曜日は「午前9時から午後6時まで開いている」はずのサポセンに電話すると、テープで、「土日は休みでーす」とほざく。何に驚いたって、こういう事態に全く驚かないひでかすと私だと思う。


というわけで、まだ家からインターネットにはいけない状態。インターネットにちゃんと接続されて、かつ、来月の請求書が来るまでは安心できませんが、どーなりますやら。言うまでもなく、自動の口座引き落としはキャンセルして、かつ、10月分の費用に関しては一切支払い拒否をしてケンカを売る予定です。


正直言ってこれを機会に別の会社に変えたかったのですが、別の会社のいいうわさは聞かないし、なにより、新しく契約をすると、最低6ヶ月だか1年だかの契約期間があって、それが面倒なので二の足を踏んだことと、インターネット接続までに2週間程度かかること。6週間待たされた挙句にさらに2週間待たされるなんて冗談じゃないわけで。さらにSmart Telecomのようにある日突然つぶれないとも限らないというのもあり、Eircomとつきあうことにしたのですが、次はいったいどんな問題を起こしてくれるやら。とりあえず、先行き不透明ですが、更新再開です。今後ともよろしく。




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