いいことあった
おさがしものはこちらから

2005年01月31日(月)

頼んでいたBROOK'Sのコーヒーが昨日届いた。初回ご注文限定「ドリップバッグお試しセット」。さっそく飲んでみた。毎回封切りたてっていうのが美味しさの秘訣かも。でもカフェインレスはちょっと高い。

某身内誕生日のため家人とケロと身内宅へ。ケロは可愛さを振りまいて(贔屓目)いた。犬の置物を見て「わんわん」と言って喜ばれていた。美味いものを色々お土産に貰った。

いったん帰宅し、買い物へ。楽器屋さんでフランス製(メーカー失念)の鉄琴で鍵盤が外せて(ペンタトニックにもなる/やらないけど)調律してある比較的お安いものを発見。(ゾノアが有名だが高い。)ケロが欲しがっていた木琴は音階が狂っていて購買意欲を殺がれたが、これなら買ってもいい。心にメモ。

電気屋さんで悩んだ末にホームベーカリー購入。ツインバードの一番安い奴にした。色々機能のついた他メーカーも検討したが、私が焼きたいのはケロも食べられる小麦粉・塩・イーストと少量の砂糖のパン。これが全自動で焼けるとも思えないし、万一天然酵母に手を出すとしてもやりようはある筈という消極的選択。
ということで背中を押してくださっていた皆様へ、とうとう買いましたよ。

パンについて色々調べていたら「シルバーレイクの岸辺で」でローラのお母さんが作っていたサワードウの謎が解けた。小麦粉に元々ついている酵母を醗酵させて作ったものだった。



2005年01月30日(日) 自転車でアフリカ5000キロを横断の女子大生が帰国

(asahi.com)
初の自由選挙、テロ続発 イラク国民議会選 (共同通信)
身長2.4メートル中国人が世界記録のために奮闘中 (ロイター)

* * *

最近日記にニュースが載っていなかったのは、後日書いたりで拾う時間がなかったから。

7月にリクエストした本がようやく借りられたので急いで読んだ。結局もう1冊購入したらしい。次に待ってる人がいるのでこれだけは早く返却しよう。

ケロとままごと用のアルミ鍋の底をマラカスで叩いて遊んだ。スチールドラムみたいな音がした。
ケロはNHK「いないいないばぁ」の最後の「いないいない〜ばいばーい」というのが出来た。今まではばいばいで手を振るだけだったが。ぐるぐるどっかんも振りらしきものがついてきた。
いつだか忘れちゃったけど、「森の音楽家」でお腹を叩く振りを教えたら、「証城寺のたぬきばやし」でも狂ったように叩いている。
絵本を見ながら「りろりろりろ」となにやら呟いていた。本を読み上げてるつもり?(英語の歌なんかを歌ってあげると口を大きく開けて閉じて「あむあむあむ」と言う。)

昨夜出かけた先でエレベーターを待っていた時の話。横の階段をケロが上り始めたので「エスカレーター乗って行こう」と誘うと割と素直に降りてきた。エスカレーターも最初下りに乗ろうとしていたが「それはおんりするとこだから反対からのんりしよう(すみませんね幼児語で)」と言うと素直についてきたし、車に乗ってから「エスカレーター楽しかったねー」と言うと「うへへへへっ」と笑っていた。
色々分かるようになってきて、喋る方がおぼつかないだけなのか。でも「おむつ履こう」と言うと逃げ出すのは何とかしてください。

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どらりんさんの日記経由で「長門有希に挑戦!」してみた。中の上ってとこか。

既読は97作品中 18 作品です(平均は 14.66 作品)。
671 人中 187 位でした。
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ダン・シモンズ『エンディミオン』
京極夏彦『魍魎の匣』
R・A・ハインライン『世界SF全集12』
筒井康隆『バブリング創世記』
菊地秀行『エイリアン妖山記』
グレッグ・イーガン『順列都市』
E・C・タブ『デュマレスト・サーガ』
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』
アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』
H・P・ラヴクラフト『真ク・リトル・リトル神話大系』
マルセル・プルースト『失われた時を求めて』
ラリィ・ニーヴン『リングワールド』
オースン・スコット・カード『エンダーのゲーム』
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやり方』
M・Z・ブラッドリー『ダーコーヴァ年代記』
スタンダール『赤と黒』
J・P・ホーガン『星を継ぐもの』
氷室冴子『海がきこえる』

でもリスト見返してみたらジョン・ウィンダム『トリフィド時代』とかジャック・フィニィ『盗まれた街』とかも読んでるな。

挑戦する人はこちらからどうぞ。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~ttsyhysh/enq/nagatoEnq.cgi

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梨木香歩「村田エフェンディ滞土録(2005-019)
角川書店(2004年4月)

題名だけ読んだ時には「これはいったい何?」と思い、図書館でリクエストして待つうちに色んな人の日記で感想がアップされたのを見ないようにしてひたすら待った本。
村田さんという学者がトルコ(土耳古)に滞在した時の話(および帰国してからの後日譚)で、エフェンディとは日本語でいう「先生」のような敬称とか。「家守綺譚」とつながっていて、あちらではややぼかされていた年代が第一次大戦直前あたりだったことが分かる。
そしてそんな時代の話だけれど、やはり今を織り込んでいる気がする。これ以上は書けません。



2005年01月29日(土)

1週間前に受けたケロのアレルギー検査の結果が出た。
 RAST ネコ皮屑スコア2、卵白3、ミルク1、小麦2
 RIST 24.8
そう良くもなければ悪くもないというか何というか。帰ってから猫アレルギーについてと食物除去についてgoogle君に色々相談。血液検査の結果は実際のアレルギー反応と一致しない(あてにならない)という話は聞いてはいるが、卵白と小麦は今のところアレルギー反応なし。これでも除去すべきかどうかは医者によって意見が割れている。そしてミルクはスコア1、チーズはスコア0(陰性)となっているが、食べてすぐの口の周りの腫れと下痢、しばらく残る口の周りのぶつぶつを考えると積極的に食べさせようとは思えない。
猫アレルギーについては「猫を飼っている人はある程度数値が出る」という話もあるし、飼い始めて数年したら突然アレルギー症状が出るようになった人の話もある。逆に飼い始めたらアレルギーが出なくなった人もいる。「猫を手放せ」という意見も多いがこれは選択肢にいれない。

とりあえず今の時点では「猫を可能なら週1回洗う(抱いて浴室に近寄るだけで心臓ばくばくになるQの精神的肉体的苦痛になりそうだけど)」「卵・小麦製品は続けて食べさせない(3日に1度くらい)」「乳製品はあえてチャレンジする価値を見出せないのでしばらく食べさせない」くらいの決心をしてみた。でも思い惑うところ。

* * *

夜おでんを作ったのでシャトルシェフの外鍋をガス台の端に乗せておいた。魚を焼きながら何か煙が…と思っていたらグリルの外側のダクト部分にかかっていて底が融けてしまった。ははははは。ネジ留めされていたのでネジを外し、プラスチックを外したら、一応ステンレス部分も足がついてるのでこのまま使えそうだ。年に数回しか使わないので外鍋捨てちゃおうかとも思うんだけど。



2005年01月28日(金)

今朝は家人を送らないで良い日だった。家人と玄関で「ケロおいでー」「お父さんお出かけするよー」と言うと手を振りながら視界から消えていった。
それから15分くらいして、TVを見ていたケロが突然きょろきょろして「おとーたん」と言いながら手で口を押さえていた。ひょっとしてこれが家人が言っていたメガホン作ってたって奴か?廊下の境の扉を開けて向こうにもいないことを行って確認したら満足したみたいで、それ以上言わなかったけど。
この間「やっぱり子どもはお母さんが云々」といじけていたので、わざわざ電話して家人に教えてあげた。心温まっていた。

ケロと散歩に行き、いろんな店で買い物。ダイソーでケロの蓋付コップを買い足し、おままごと用に「ミニはかり」も買った。赤青緑と3色あり「どれがいい?」と聞くと緑を選んだ。私が緑大好きなので、ケロが緑を選ぶと何だか嬉しいな。(それが伝わって知らずにプレッシャーをかけているんだろうか。)

某所の来店ポイントが貯まる機械で50ポイント付いた。にこっ。

通りすがりに思い出して、メルマガ登録したお店で当選したという2千円分の商品券をもらいに行った。「お待ちしてました。本当にラッキーですね。10人しか当たらないんですよ。」と言われて曖昧に笑っていたら、本当に10人分の一覧表があって名前をチェックしていた。商品券も「何千円以上購入で使える」とかそういう販売促進ツールだと思っていたら「金券」だった。にこにこっ。

今年も小さくラッキーだぞう。

と調子に乗って年賀葉書の当選番号を調べたらスカだった。45枚×3%で1枚は当たっていてもいい確率だったけど、この程度の振れは仕方ないか。

探していたテーブルクロス、面倒くさくなって近所の店で青の無地の防水の奴を切ってもらってきた。ケロがこぼそうが蓋付コップをさかさまにして振っていようが余裕で見守ることができて、もっと前に買うべきだったと気づいた。でもサイレンサーも要るな。そしてやっぱり白が良かったかな。

またフランスパンに挑戦。今日は予備醗酵したので膨らみはしたけど、やっぱり膨らみが足りない。冬だから温度が足りないのか、冷蔵庫で長時間醗酵させるべきか。それともホームベーカリー買うべきか。でも今日買った幕内さんの本で「カタカナ主食の常食はやめよう」とか書いてあったりするのだな。



2005年01月27日(木)

朝、家人を送った帰り道。青信号で走っていたら幼稚園の制服を着た子どもが目の前を走り抜けようとしていた。椅子のものが全部落ちる位の急ブレーキで何とか止まれた。
思わず「信号赤だよね?」と脇の歩行者信号を見たら、その子のお母さんらしき人が頭を下げた。同じ制服の子ども数人、ベビーカー、母数人が同じ場所で固まっていた。
本当に本当に止まれて良かった。でも少し魂が抜けた。教習所で習った「横断歩道のある場所は徐行」のポイントを少し理解した。ぜひお母さんにはちょっとやそっとじゃ忘れられない位に子どもによく言い聞かせて欲しいものだわ。ケロがむちうちにでもなったらどうするのよ。ぷんぷん。事故の過失割合だと私も4割悪いことになるんだけどね。

図書館へ行く途中の公園でケロ放牧。乗用玩具に乗ったお子様を追い掛けていた。やっぱり買ってあげようかねぇ。他の子どもやお母さんの行動を見て、いろいろ学習。知らない子に「どーん」とにこにこぶつかられたり、ケロのふたつきコップを取られそうになったり(「やめてー」と言ったら余計面白がってやられた)私がおもちゃになってたが。

で図書館へ着くと休館日だった。がーん。楽しみにしてたのに。

ケロ家で転んで頬骨の上にアザ。

美味しくてケロも食べられるパンを作ろうとフランスパン風を作った。予備発酵を怠けたら膨らまなかった。ぐっ。外側はパリパリして美味しかったけど。

* * *

1月24日読書。
二木武「3歳までにこそ大切な子育て10則(2005-017)
サンマーク文庫(2001年5月)

「正しい食欲を育てるのが子育て」とか書いてあったからもっと厳しいのかと思ったら、好き嫌いも少食もあまりきつく言い過ぎずに楽しく食事をしろということだった(言い過ぎることでの食欲不振を防ぐため)。いいのかしら、どきどき。

本日読書。
レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー(2005-018)
新潮社(1996年7月)

あるのは知ってたけど手にするのに時間のかかった本。子どもと大人に自然の驚ろき、美しさをガイドするエッセイ。『潮風の下で』『海辺』遺稿集『失われた森』と未読の著作が3冊あったのでこれも読もう。



2005年01月26日(水)

旅行が今日じゃなくて良かった、の霙。ケロと家でぬくぬく。コンビニにちょっと外出しただけで、他はずっと家にいた。生茶のパンダのキーホルダーをもらったので指人形にして遊んでいたら気に入ったらしい。お気に入りのクマ( Winnie the Pooh ともいう)を抱っこしてきたり、パンダになにやら話しかけていたり、ケロの頭の中には色々な世界が広がってきたようだ。

昨夜ケロが寝てしまったのでお風呂に入れなきゃなと思っていたら、自分で「ふーん」と言いながらトレーナーをひっぱっていて、脱がせたら下のシャツをひっぱって、脱がせたらパンツを…とおむつ一丁になり私の手をひっぱって浴室のドアを押した。すごい。お風呂入りたくて気持ち悪かったとも思えないんだけど。

先日修理に持っていった加湿器の修理完了の連絡がきた。「見積後修理でお願いしてたんですが」と言うと無償だと。(保障期間を1ヶ月過ぎていたが。)やっぱりこれって製品不良だったのかも。



2005年01月25日(火)

昨日昼に出て千葉の某岬にある某ホテルへ1泊。朝食のブュッフェで一通り取ってから烏賊の糸造りなどに気づいて肩を落とす。想像していた「シーズンオフのひなびたリゾートホテル」ではなかったが(「社員旅行で行くようなホテルという名の旅館」だった)、ロケーションが良いのでまた行くかも。

チェックアウト後、館山へ行きポピーと干し芋と金柑と苺を購入。暖かくて天気が良くて春みたいだった。

途中の林道を少し散歩し、家人はケロの烏の鳴き真似を初めて聞き、あまりの可愛さに発狂しそうになっていた。

金土日月しかやってない筈のお蕎麦屋さんが開いていて(たまたま開けていたらしい)お腹いっぱいだったけど寄り道。
店内にはオーナーが取った写真と、それを使ったレコードのジャケットが飾ってある(本職がカメラマン)。パリのリッツホテルのレシピで作っているフランスパンも買える(パン職人の修行もしたらしい)。謎のオーナー。
帰宅後食べたパンは確かに美味しかった。いいお値段するんだけどね。粉もイーストも違うさ…違うけどさ…。(自分ももっと美味しいパンを目指すべきか。)

いったん家へ帰り、再度外出。家人にケロを見てもらって整体へ。私今まで「痛い整体」ってのを受けたことがなかったので「ほほぅこれかぁ」と感心してしまった。手でうりゃうりゃうりゃと骨の位置を戻すので、痛いのもあるけど捻られると怖い。右足の付け根が痛くて横座りできなかったのは治った。あと2回位来ないとまた戻ると言われたが「子どもを預かってくれる人がいないので」と言い張った。だってどっちにしろ生活をしているとまた戻るんですもの。(そしてこの次は整骨院でカイロ受けるよ。)
ケロは家人に遊んでもらっていたが、はっと我に返ると「おかーさーん」と口の前で手をメガホンにして叫んでいたそうだ。(←こんなのどこで覚えてくるんだろうか?)家人はちょっと泣けたらしい。

それから映画「僕の彼女を紹介します」を見た。韓国映画(ドラマも)初めてみるからみんなこういうパターンなのか分からないけど、盛り上がりがいっぱいあっていつ本当にクライマックスなんだか分からなかった。ヒロインが鈴木京香似で可愛かった。



2005年01月24日(月)

今朝ケロが宇宙語で家人に何やら話しかけていた。「○○って言った?」と家人に言うと「『できるようになったのねー』って。(ぴ)の真似してるんだよ。」と。(そのちょっと前にジャンプしてたケロに私が「一人でぴょんってできるようになったのねー」と話しかけていた。)
やっぱりあなたはエンパスですか。タイミングよくマルコさんが「職業欄はエスパー」(森達也/角川文庫)という本の紹介をしていたので、ちょっと探してみようかしら。

その後しばらくして「『おだいじにー』って言いながら手を振ってたよ」とも言っていて、ケロが土曜日の病院での出来事を覚えているらしいのにも感心したが、家人にも感心。

「ひょっとしてケロは私が分からないだけで色んなこと喋ってるのかな」「そうじゃない」といいつつ、家人がものすごく耳がいいのか、超能力か。でも(1)意思的に(2)普通の人にも理解できるように、喋らないと日本語を話せるとは言えないので、私に分かるようになるまでケロは練習の日々だ。
(ちなみに家人は最近猫の言葉はあまり分からないらしい。何を言いたいのか集中して聞いてないと駄目なんだって。)

そういえばケロは動物の鳴き声をリピートしていることもある。(犬、猫、烏など。)聞いた音を聞こえたようにリピートして、耳や口の訓練をしてるんだろう。(普段の学習の成果で猫の鳴き声の真似はものすごく上手くていろんな音が出せる。でも家人が面白がって自分の好きな車の名前とか教えるのはやめた方がいいと思う。)
色々見ていると外国語学習に通じるものがある。知っている単語がまったく違う別の単語と置き換わってしまったり、ある単語を色んなものに使おうとしたりするのも、語彙が少ない頃の外国語学習で経験があるもの。ううアカンボおもしれぇ。



2005年01月23日(日)

冷蔵庫並の寒さに手許で文庫本、PCでオンライン小説を読みながら家で遊んでいたが、ケロが抱っこ紐を持ってきたので「お出かけしたいか」と抱っこで厚着させて外出。抱っこのまま公園のブランコ乗って、コンビニ行って帰宅。

ケロの手の届かないところに図書館で借りてきた絵本を置いておいたら「これっ」と指差して言うので1冊下ろして読んであげた。途中でまた「これっ」と同じ場所で指差すので別の本…というのを4回リピート。それ以降は「ケロの絵本はおしまいです」。

ナンシー・スプリンガー「金の鳥」アイルの書5(2005-016)
井辻朱美訳 ハヤカワFT文庫(1985年6月)

これで完結。自分の弱さを克服するとかのあたりは王道FTだったと思う。1から3まではケルト神話とトールキンを混ぜた借り物っぽかったが、4でそれらを一旦捨てて、5でまとめた。4と5の、登場人物が一人称リレーで語るのがあまり好きじゃないが、いろいろ模索した様子が見受けられる。



2005年01月22日(土)

昨夜ケロが寝たあとでケロの爪を切っていたら気になる症状があったので、朝一番で皮膚科へ。と言ってもいつもの通り診察は2時間後とかなんだけど(どうして私は混んでる病院が好きなんだろう?→人気がある方が安心だからよ!)、その間に図書館と百円ショップを巡回。
図書館では色んな本を借りたが読もうと思っているギボンの「ローマ帝国衰亡史」を書庫に見つけてしまい(OPACでね)、これを借りるとしばらく他の本が全然読めなくなるので今日はあきらめた。しかし英語圏ではこういう本を過去から現在の本好きな皆様が読んできた積み上げがあると思うと、日本人が何を足せるかと思ってしまうよな。(平家物語とか読めって?)

診察でまずレーザー治療の跡を見てくれて「ほとんど分からないですね。これはもう様子見でいいでしょう。」とのこと。そして気になる症状については「怪しいけど違うと思う」ということで塗り薬。

「他に何かありますか?」と聞かれて「そうだっ!」と「アレルギー検査ってこちらで出来ますか?」(中略)「今やってください」と言うと、先生と看護婦さんの間に微妙な緊張が走った。

「じゃあお母さんは外で待ってて下さい」と言われ、私から離されたケロは既に泣き出していたが、外で待っていると「えーん」「あーん」「うあーん」「(泣く前に息をすっている)…ぅわあああん」と色々なトーンで泣き叫んでいて可哀想だった。そしてそれを押さえつけて採血している看護婦さんも可哀想だった。思うに採血の大変さが先生と看護婦さんができれば避けたいと思っていた理由かと。

終わって出てきたケロは腕に絆創膏を貼られまだ泣いていたが、私が抱くと「くすんくすん」とトーンダウンし、会計時には「ケロちゃんえらかったわねー」と言われて涙目で笑いながら手を振っていた(らしい)。結果は1週間後に分かる。血液検査の結果とアレルギー反応が一致しないのは分かっているけれど、猫に反応してたら…どきどき。

帰宅時にはすっかり元気になって、公園で大喜びで遊んでいた。散歩中のゴールデンレトリーバーに「わんわんっ」といいながら駆け寄った時にはちょっとびびったけど(おとなしいけんけんで良かった)。鳩にも「とりとりー」と言いながら駆け寄っていたので、鳩ぽっぽの歌を歌いながら帰宅。

図書館で借りた絵本と、買った絵本を順番に読んでみた。がらがらどんは1ページ目で飽きたらしい。私は子どもの頃にこれを英語で習って、"so - Snip, snap, snout"というところのリズムの良さだけ覚えていた。瀬名さんはここを「そこで − チョキン、パチン、ストン」とこれもリズム良く訳していた。

夜作った白菜とハムと舞茸の煮込みを家人が大層気に入って「これどうやって作るの?俺でも作れる?」と言っていたが、中に生協で前に間違えて取った粉末和風だし(アミノ酸等)が入っていることは秘密だ。ふふふふ。



2005年01月21日(金)

ミス・リード「村の学校の40人―ミス・リード小品集(2005-014)ドリー先生の歳月(2005-015)
中村妙子訳 日向房(2003年11月、1999年8月)

ロザモンド・ピルチャーと同じ人が翻訳しているのね。この人の選ぶ話はみんなこういう読んで嫌な気持ちにならないものが多いのかしら。
村の学校の40人は、「村の学校」の習作のような短編集。個々のエピソードのどこまでが創作で、どこまでが事実を基にしているか不明だけどほのぼのして面白かった。
ドリー先生の方は、19世紀末からのドリー先生(ミス・クレア)の思い出として語られるイギリス農村と本人のクロニクル。イギリスの小作農が衰退した理由についてとか、エリザベス調末期の人々の暮らしについての話が面白かった。
あと老女2人の楽しい二人暮しの様子が、独身主義者に日本より寛容そうなイギリスで楽しそうで良かった。

* * *

ケロの声がかすれているので、家で暖かくしていた。私も一緒にのんびり。昼寝したのなんて久しぶりだ。ケロはすっかりテレビっ子に戻ってしまい、朝になるとTVの前に手をひっぱってきて、リモコンを指してみせる。その割に前にがっつり座ってみてるわけでもないんだよな。適当に3チャンネル見せてると満足してどっか行っちゃうし。

夜はマンションの理事会に、ケロをベビーカーに乗せて参加。預けるべきか色々悩んだんだけど、家人が「ケロ連れてってあげてよ。(ぴ)はケロが(ぴ)がいない時にどんなに泣くか知らないだろうけど、可哀想だよ。」と主張するのもあり、前回の役員決めの時に「子連れですけど」と断っておいたし、理事会ごときでというのもあり。
ケロはおしゃぶりくわえておとなしくしていたが、進行役の管理会社の人の身振りを真似するのが見てて可笑しくて「皆気づかないでー!」と心の中で叫んだ。チャップリンじゃないんだから。
会議の席では若輩者なのであまり発言しないようにと思ってたけど、色々気になる部分があってそうもいかず。私ともう一人の人で交互に管理会社の人に質問してたような感じ。私は会議で発言しない人の気持ちが分からないので想像するしかないんだけど、発言しない人は本当に何も思いつかないのか?それとも面倒で聞いてないのか?はたまた会議の席上で発言することを良しとしていないのか?(会議が終わってから意見をいう人とかいるよね。)

ショックだったのは理事会の役員は全員自治会の役員も兼ねるという話。活動したい人がやるのは構わないけど(もちつき大会とかラジオ体操とか花火大会とか)、ごみ処理などは管理費を払って管理人さんに任せてあるんだから、自治会はボランタリーでいいのでは。っていうか私はやりたくないです。実際活動するっていうとケロ背負っていかなきゃいけないんだけどなぁ。



2005年01月20日(木)

朝家人を送りながら、お弁当を忘れたことに気づいた。先日は家人が玄関に置き忘れて、今日は私が渡し忘れ、家人が欲しくて買った「チーズハンバーグ」の入ったお弁当、まだ一度も食べられていない。(二度食べた私に言わせると、そんなに期待するほど美味しいものではなかった。)

ケロと外出。テーブルクロスを探し回ったがいいのが見つからない。テーブルクロスをかけるのってINじゃないのね、きっと。でもコレクションテーブルで上がガラスになってるから、ケロが水物こぼすと大変なことになるんだ…。

キッズスペースでまたもや大きい子たちに突き飛ばされてケロ大の字。そこへさらに蹴りが(軽く)入ったので「ちょっと何やってるの。小さい子いじめちゃ駄目でしょー。」と乱入。すぐその子たちのお母さんから「ごめんなさーい」と謝られ、その子たちは「いい子いい子してあげないと駄目でしょ」とお説教くらっていた。その後もストーカーのようにケロのよちよち歩きを追いかけ、後ろから…交互に頭をなでていた。(ケロは嫌がっていた。)
サイズがいじめやすいのかなー。よちよち歩きだからかなー。この間S宅ではNちゃんが「ケロちゃんあそぼー」と後ろから追突してたしなー。数年後には私が「ごめんなさーい」と謝るほうに回ってる可能性もあるから、あんまり強く言えないんだが。

読了本。

ナンシー・スプリンガー「闇の獣」アイルの書4(2005-013)
井辻朱美訳 ハヤカワFT文庫(1985年5月)

何故か4作目にして全く違う話。ケルト神話も出てこない(多分)。ゲド戦記2みたいに最後の最後で誰か知ってる人が出てくるかと思ったけど出てこなかった。ちょっとル・グィン「闇の左手」を連想したのはつらそうな旅路だったからだと思う。



2005年01月19日(水)

某書評にて、サトクリフの歴史小説デビュー「 The Armourer's House(武具屋の家 」が「イルカの家」として翻訳が出たことを知る。わーいわーい。

いつか行ったものすごく寒い公園、午前中は陽があたって暖かかった。ケロは子ども用のすべり台の階段(大人も落ちるような急勾配の奴ではなく)を上ってすべり台を降りるところまで、ひとりでできて嬉しそう。
緑のガラスのかけらが落ちていて、拾っては埋めてまた拾い出して遊んでいた。親としては危険だからとりあげるべきかとも思ったが、そういう拾い物がすごく嬉しかった気持ちをまだ覚えているので、手が出せなかった。しかし口に入れたところで「それはお口に入れたら駄目」と没収。

家人が逆立ちをしたのを見て、ケロが一人で同じ場所で座ってコの字型になっていた。「ケロそれじゃ逆立ちできないよ」と足を持ち上げて逆立ちしてあげると喜んで、下ろすと怒られた。(が、そのあとまた一人でコの字になっていた。)いろいろケロ頭なりの知恵がついてきた。

ナンシー・スプリンガー「闇の月」アイルの書3(2005-012)
井辻朱美訳 ハヤカワFT文庫(1985年1月)

2作目「銀の陽」の続き。やや惰性で読む。生意気な王子がいるんですよ。最後の死と甦りの話はO.S.カードの「死者の代弁者」みたいで(いや違うんだけど)一応OK。私は死が全ての終わりなのかどうか期待せず疑っているのだな、きっと。



2005年01月18日(火)

図書館へ本を返却しに行った。アイルの書とミス・リードの続編を借りた。
手作りおもちゃとか手遊びの本が、児童書の一コーナーにたくさんあって「ここにあったのか!」と目から鱗。(一般書の手芸工芸コーナーで探していた。)しかし「びんぼう工作」っていう題名、すごく分かりやすいけどインパクトありすぎ。(中身は見てないので不明。)

ケロのおえかきボードが壊れたので新しいものに更新。赤と緑を出して「どっちがいい?」で緑。
ボールも欲しがっていたので、大きい黄色いのと小さいカラフルなのを出して「どっちがいい?」でカラフルな方。(ケロは本当は、お兄ちゃんたちが公園で蹴ってるサッカーボールが欲しいのだ。でも家の中で蹴ったら大変だし公園でもまだうまくできないからね。)
小さい手つきのカゴ(買い物カゴみたいなの)もこの間から欲しがっていて「今度買おうね」と約束していたので、丸いのと四角いので「どっちがいい?」が丸い方を指すので「お母さんは四角い方のここの花が可愛いと思うんだけど」と意見してみたが「こっちー」と言うので「じゃあこっち買おうね」と言うと「やったー」と言っていた。
すべて百円ショップにて。家人は「このペースでおもちゃ増えていったら家に入らないんじゃないか」とびびってたが、一応すべて長く使えて応用が利くものを選んでいるつもりだ。
帰宅後も喜んで全てで遊んでいた。カゴにはプラステンもどきのコマをたくさん入れたりして一人でお買い物ごっこ(多分)。

今日普通に図書館と買い物先を回って帰宅したら4千歩くらいしか歩いてなかった…こりゃあ体が鈍る筈だわ。こういう日は家で踏み台昇降でもした方がいいのかしら。

ナンシー・スプリンガー「銀の陽」アイルの書2(2005-010)
井辻朱美訳 ハヤカワFT文庫(1984年12月)

面白かったので続き…なのだが、時代は下って中世荘園制の頃の話だし、エルフの石とかエルフの友とか言われちゃうとやっぱりトールキンのエピゴーネンみたいだし、ケルト神話の神話性から離れてきてうーん。いや続き読むけどね。

宮部みゆき「怪 あやし(2005-011)
角川書店(2000年7月)

ひさしぶりのみゆきちゃん。文庫で買おうかと思ってたら図書館で書棚にあったので。題名どおり、ちょっと怖い話が多いけど、みゆきちゃんなので余韻が残るが怖くはない。かぼちゃ色の着物を着せられてる子どもの話が良かったな。



2005年01月17日(月)

家人休日。またどこかへ遊びに行くのかと思ったら具合が悪かったらしく、朝も夕方も惰眠をむさぼり疲れて起きず、昼間家人の用事に付き合ってちょろっと外出したのと、夜ケロのお風呂タイムをぶっとばして外出したのでなんか不完全燃焼な一日。もちろん家人も起きられないつもりはなかったので「じゃあ私とケロは外出するわ」ってのは冷たすぎるか。

夜の外出は、家人が具合の悪さに耐えられなくなり「加湿器を買いにいこう」と出かけたもの。修理の間だけ安いものをつなぎにと思っていたらしいが、そんなに安くもなかったので、先シーズン買って今修理中のものの今年の型を(5年保障をつけて)購入。修理品は処分を検討。

ナンシー・スプリンガー「白い鹿」アイルの書1(2005-009)
井辻朱美訳 ハヤカワFT文庫(1984年10月)

ケルト神話とトールキンの後継と書かれていたが、そんな感じ。サトクリフやメリングを読んだ去年のおかげで、ちりばめられたケルトのモチーフにも反応できて楽しかった。シリーズものなので続きも読む予定。



2005年01月16日(日)

昨日の家人帰宅後の打明け話によると、本当は携帯を忘れたのに気づいて家に取りに戻ってたらしい。家には誰もいなくて携帯もなくて可哀想だった。

雨が止んだら散歩に行こうと思ったが1日雨で、散歩中止。ケロも退屈らしく「遊べ〜」と迫られるので、ままごとベビーカーにケロを乗せて押したり、一緒に歌ったり、ケロのおもちゃで楽しそうに遊んでみたり。
手遊び歌「とんとんとんひげじいさん」、この間読んだ本に出てきたのでやってあげたら気に入ったらしく、「めがねさん」のところでめがねを作る代わりにぐーで目を押さえていた。
入れ子タワーを積み上げるのもやっているが、少しでもうまくいかないと「ええいうちこわしじゃ」と壊している。

雨が止んだら図書館へ行こうと思っていたので、必死で読書。別に期限が迫ってない本もあったのに。

ミス・リード「村の学校」「村の日記」「村のあらし」(2005-006〜8)
角川文庫マイディアストーリー(1990年12月)

第二次大戦後、石炭ストーブがあり、中古の車なら教師の収入で買え、原子力研究所で働く人が多い、そんな時代のイギリスの架空の村フェアエーカーの小学校の校長、ミス・リードを主人公とした話。角川の赤いギンガムチェックの例のシリーズ(って絶版ですけどね→日向房(星雲社)からハードカバー新訳で再販)。

小説を書きなれていなかったせいか、三人称の視点がころころ変わるのでやや読みにくかったが、イギリスの田園生活とその苦楽、麦藁で作る人形、肉の缶詰など楽しく読んだ。
ただいま育児中のため、ミス・リードの「昔の子どもは小さな大人として振舞うことを期待され、厳しく躾けられていたが、今の子どもは小さい頃から優しく褒められて育つので、いざ学校で学び始めると賞賛を得るために非常に大きい努力が必要でやる気をなくしやすい」という話と、「豆を一粒いれた壜がお気に入りの子ども」なども印象に残った。続きがハードカバーで図書館にあるので読んでみよう。でもイギリスでは30冊以上出てるそうだが、全部翻訳されるとは思えないんだよなぁ。



2005年01月15日(土) 今年は“波乱万丈” 諏訪大社のかゆ占い

JR関西線>銅線泥棒ケーブル切る
 #戦後の話かと思った…。
土星探査>衛星タイタンに探査機着陸 液体の痕跡確認
大雪の恐れ>関東内陸部や東北太平洋側 気象庁「警戒を」 (毎日新聞社)

* * *

朝家人を送り「今日はどこでケロを遊ばせようか」考えながら帰宅したら玄関に家人の携帯電話があった。
ちょうどいいので加湿器を梱包し、家人職場へ携帯電話を届け、加湿器を修理に出した。修理期間3〜4週間、見積後修理だけど1万円前後かかるのではと言われて思わず新しいのを買いそうになったがぐっとこらえてお願いしてきた。だってフィルターのストックがあるのだ。(でも見積後考え直すかも。)
お店で昨日も同じような症状の人が来たと言っていたので、kakaku.comの掲示板で見てみたらどうやらこの機種で多発する故障らしい。げげっ。無償でやってくれないかしら。この時期3〜4週間使えないってだけでも困るのに。

* * *

ケロが「歩きたい」と暴れだしたが、靴を持ってくるのを忘れたため不本意ながら靴を購入。ケロに「どっちがいい?」と2つ出すと、片方を指差したので甲に熊の刺繍がある赤い靴で決定。ついでに帽子も安かったので「どっちがいい?」で青い花柄のチューリップハット、トレーナーはピンクで胸にウサギの柄のものになった。
…本人に選ばせるのは好みがはっきりしていいけど、本当に子どもって花柄とかクマとかウサギとか好きだな。

昨日売り切れていたケロのベビーカー、同系列の別の店へ行ったら見つかった。でもキャラクター(キティ)がついてる分300円高かった。(NB699円、キティ999円。ちなみにディズニープリンセスは1,499円。)しかしケロには今が旬のおもちゃらしいので買ってあげることにした。
途中で開けたらすごく喜んで押していたし(見知らぬおばちゃんに「上手ねー」と褒められて右手と左手で交互に手を振っていた)、車を降りる時に「これも持って帰ろうね」と言ったらにこにこしてたし、家の中でも(ちゃんと車輪は拭いた)押しまくっていた。ぬいぐるみが軽くて時々ウィリーしてるけど、よかったよかった。

本屋で、この間買ってケロが気に入っている「0さい〜4さい こどもずかん もっと」という続編を購入。何か一人でしゃべりながら指差していたよ。
一昨昨日(12日)は初めて本棚に絵本を戻しているのを見かけた。この間「あれっ?」と思ったことがあったのだけど、私が通りすがりに無意識に戻していたのかもしれず確信がなかった。が、今回は確かに目撃。しかし3冊散らかして1冊戻す程度なので、まだお片づけマスターへの道は遠い。

* * *

帰宅後は、一人で「やったー」と言いながら入れ子のタワーを積んでいた。初めて完成したかも。記念写真を撮影。そしてタワーで方法を理解したのか、プラスティックの入れ子のカップも同じように積めていた。

箱に乗っ(て落ち)たりボールに上ろうとしたりするのと同じ時期に、タワーが積めるようになったのが興味深い。垂直方向への関心が深まったのか。
でも猿が落ちる背板の杭にプラステンもどきのコマで棒さしもしてたし、積木をぶつけてカチカチ言わせてもいたし、クッキーモンスターのパペットで「ちょうだい」「どうぞ」をやったらすごく受けてたし、遊びが多様化してきたのか。

岩城敏之「かしこいおもちゃの与え方 あふれるばかりのおもちゃの中で(2005-005)
京都・法政出版(1994年10月)

KID’Sいわき・ぱふの岩城さんの本。同じような本ばかり読んでるようだな。知らない楽しいおもちゃがあるかもと思って読むが、それなりに勉強になる。でも皆「おもちゃなんかなくても外で遊べ」とか「作れ」とかは言わないんだよね。



2005年01月14日(金) ダビンチの工房か 伊フィレンツェの修道院

防犯ブザー配布は33% 小学校、2校に1校
市街地の農薬散布に対策 環境省、健康への影響調査
炭素ボールに水素閉じ込め 超電導の可能性、京都大 (共同通信)
世界の高血圧人口、2025年には16億人にも=専門医 (ロイター)
『テトリス』を装うウイルスが登場 (Hotwired Japan)

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家人がケロと一緒に歌った話を信用しないので、ケロに「アーイアイ」と歌うと「アーイアイ」とちゃんと合いの手を入れてくれた。ふふん。
何故か対抗意識を燃やした家人は火曜日に自分が教え込んだ「あーん」と(「ケロちゃん」)「はーい」をやらせていた。(すっかりおもちゃになってるケロ。)

* * *

たまたまネット巡回してたら、「リベド」という疾患(状態?)について知った。私もだ!冷えると出るので血行が悪いせいかと思っていたが、それだけでもないらしい。リベド血管炎という病気があるらしいので(リベドの人が発症するのかどうかは不明だが)ちょっと怖い。原因も不明みたいだけど、とりあえず血行を良くしておいたほうがいいのかな。どきどき。

* * *

今日はケロに人形用のベビーカーを買ってあげようと勇んで出かけたが売切。お正月で売れちゃったのかしら。代わりにプラスティックの切るおままごとを試しに買ってみたが、齧っていたので没収。またしばらく白木の木切れにマジックテープ貼った奴で遊んでちょうだい。

ケロが自分で持って飲めるボトルを買おうと輸入雑貨屋とおもちゃ屋と育児用品店などぐるぐる回り、最終的にダイソーの介護用品コーナーにあったストローカップ(コップに取手と蓋がついてて蓋の上に穴が開いてるもの)を買った。だって他に無地で口が広くて部品点数が少ないものがなかったんだもの。(無印良品のストローマグはパーツがもんのすごく多かった。)それにマグ用の替ストロー(だけ)を購入。
帰宅後使わせてみるととても喜んでいた。しかしさかさまにしてみていたのは頂けない。(漏れるかどうか試していたの?)

他にダイソーで(200円だったけど)万歩計を買ってみた。買ってから1万歩歩いたよ、ふふふ。

材木を切ってもらって、念願のボール落としを作った。

ボールは、ノックアウトボールのボールを流用。適当にグルーガンで止めながらボール落として試行錯誤しながら作ったのでよく見るとグルーだらけなんだけど、遠目にはなかなかよく出来てるでしょ。(自画自賛。)でも2個目を作ったらもっと上手く出来るな。

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和久洋三「童具 遊ぶこころ(2005-004)
朝日新聞社(1990年5月)

WAKU積木の和久氏が朝日新聞に連載したおもちゃについてのコラムをまとめたもの。知らなかったこと、忘れていたことなどが書かれていて面白かった。「あすか」に出てきた饅頭割り人形が、親に「父と母とどちらが好きか?」と聞かれて「割った饅頭のどちらが美味いか」と答えた子の姿から、賢い子になるようにと願いを込めた人形だとこの本で知った。



2005年01月13日(木) 餌は恐竜!原始の哺乳類 中国で化石、大型新種も

上総掘りでケニアに井戸を 千葉の団体、高い国際評価 (共同通信)
野鳥観察で新たな観光事業を スペイン
暖冬でクマが冬眠から覚めちゃった
永遠ではなかったストロベリー・フィールズ
スパイにCIAを訴える権利はあるか
彗星探査機の打ち上げ成功、6カ月で彗星到達へ
米自然史博物館、恐竜食べていたほ乳類の化石を公開 (ロイター)
川中島の合戦再現 参加者募集 山梨県笛吹市 (毎日新聞社)

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昨日夕方ついケロに子ども番組を見せてしまった。記憶がよみがえったのか、今朝は起きるとTVを指差して「ぐるど」(TV見せてくり)と言い出した。寝たふりして聞き流してたら、昨夜家人が布団に持ち込んだサブTVのリモコンを発見、喜んでメインのTVに向けて押すも何も起こらず悲しくなって「うわーん」と泣いていた。

友人との定例会に出かけようと家を出てエレベーター前に立つと「定期点検中」の札…会場を拙宅にしなくて本当によかった。

ケロのチャイルドシートを助手席につけ、一緒に歌いながらB宅へ。ちなみに一緒に歌ったのは「アイアイ」(ケロは繰り返しの「アイアイ」担当)、「ぶんぶんぶん」(ケロは「ぶんぶんぶん」だけコーラス)。他の曲は歌わずに揺れていた。
B宅でHちゃんを持参したベビーシートに乗せ、Bをその隣に乗せて出発。

S宅に着いたとたん、ケロはNちゃんのキティ柄のピンクのキッチンに突進。扉を開けたり閉めたり、中のものを取り出したり。(ううっ、母はちょっと悲しいよ。あなたの白木のキッチンはやはり地味ですか?)その他、乗用玩具、人形用ベビーカー、サッカーボール、押すと曲がなる絵本など、家にないおもちゃで遊ばせてもらって楽しそうだった。

Nちゃんはケロより年上なので「ケロちゃん、いっしょに遊ぼう」と誘ってくれるのだけど、ケロはまだ一緒には遊べずマイペース。(Hちゃんはまだお座りとその姿勢での平行移動のみ。)もう少ししたら女の子3人で楽しく遊べそうなんだけどなぁ、もう1年くらいかなぁ。

みんなでどたばたと遊んで美味しいお昼ご飯をご馳走になり、持参した美味しいケーキを食べて、幼稚園から帰ってきたH´ちゃんに挨拶して解散。
次回こそ拙宅で。



2005年01月12日(水) 8歳以下は携帯使用ダメ! 英政府機関の理事長が警告

東京・横浜圏が被害最大 地震や津波でと再保険会社 (共同通信)
寝れば寝るほどスリムに? ダイエットに新説
キプロスの女性弁護士にパンツファッションが許される(ロイター)

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先シーズン買った加湿器の調子が悪い。よく止まる。最初はケロが止めてるんだと思ってたのだが(それもあるが)音楽が流れて止まるのはなぜだろうと思っていた。強運転になると給水が追いつかないのか「給水しろ」と止まるのだと分かったのがちょっと前。

今日ようやく保証書を出してみたら、一昨年の12月に買ってて保障期間が過ぎていた。…何でもっと早く修理に出さなかったんだろう。
ついでにこの加湿器は、最初に買ったのが倒れると熱湯が出るタイプで危ないので買いなおしたもの。しかも最初のは5年保障をつけていたのに「加湿器は壊れにくいから延長保障は無駄」とどこかで読んで、今回のは延長保障つけなかったの。前の加湿器のたたりですか?
とにかく修理持って行かなきゃな。はぁ。

寒いし、昨日一日出かけててケロが疲れていそうなので、家で育児書読んだり日記のメモに加筆したりしつつケロを遊ばせた。
ケロに「水飲む?」と聞いて椅子に座らせると「やったー」と言っていた。垂直方向に関心があるらしく、机に上ってみたり、厚紙のタワーに上ろうとして落ちたりしていた。
ケロが噛んだり飲み込んだりうまくできないのと、あんまり食事に関心がないことについて、色んな意見を知りたくて育児書を何冊か読んでみたけど、やっぱり本によって言うことが違うのでよく分からないのだった。

友人BとSと集まる定例会、「急だけど明日か明後日拙宅で」と連絡を取ってみたが、最終的にもろもろの都合で「明日私がケロが使っていたベビーシートを持ってB宅へ迎えに行き、BとHちゃんを乗せてS宅へお邪魔する」ということになった。



2005年01月11日(火) ネズミが2カ国語を区別? 人と猿以外の哺乳類で初

青色LED訴訟が和解 8億4300万円支払い (共同通信)
ミシュラン社、空気なしのタイヤを発明
あの美術愛好家泥棒に実刑判決(ロイター)
偽造カード>防止策や被害者救済、2月にも銀行側に要請へ
村上春樹さん>小説「海辺のカフカ」を米誌が絶賛
きれる子>文科省が検討会を設置 科学的に情動解明へ (毎日新聞社)

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マイケル・オンダーチェ「イギリス人の患者(2005-003)
新潮文庫(1999年4月)

昨夜夜更かしして途中で寝て、続きが読みたくて朝から何とか時間はないものかと苦しんだ。年末に「何か恋愛小説が読みたいわ」と借りたけど、結局ブッカー賞の傾向なのか、恋愛小説というにはあまりに細部が情緒的で恋愛の行方は実はどうでもいい小説だった。(見てないけど映画はずいぶん違うらしい。)
こういう小説の読者と「ブリジット・ジョーンズの日記」の読者は(同じイギリスで)重なるんだろうか。(私も両方読んでるけどね。)

一時期、第二次世界大戦を連合国側から書いた小説が好きで読んでいたのだけど、この本に出てくる連合国側の様子はそういう予定調和の世界とは異なる。イタリア戦線の色々は興味深かった。

それは、あいつがものを知ってるからだ。あいつと話をするときは、世界がうんと広がる。(中略)こっちも、ものを知りたいからさ。ものごとの辻褄がどう合うのか知りたい。話のうまいやつは誘惑者だ。言葉がおれたちを支配する。成長と変化。すばらしき新世界。おれたちは何よりもそれがほしい

* * *
家人休日。ケロと砂遊びをしに砂浜へ行ったが、公園の砂遊びほど集中して遊ばなかった。周囲が全部砂だからか?眠くてふらふらしはじめたので終了。昼を食べて食料品コーナーにいったらなぜか甘いものばかり買い込んだ。(デザートに甘いものが食べたかったのか?)それからケロと家人に車で待っててもらってボディマッサージ。20分でリフレッシュし「もっとリラックスしないとな」と反省した。
その後ガソリンいれたり家人を説得してマッサージに行かせたりケロと階段とエスカレーター乗り降りの練習をしたりして終了。

ケロは家人に「はぁい」「あーん」を訓練された。遠くにいる私を指して「誰だ?」と言ったら「おか…おか…」と口ごもっていたらしい。(私を探してる時は「おかーたんっ」と叫ぶ。)



2005年01月10日(月) 世界最古の漆製品復元へ 縄文早期、3月末までに

「良医」育成に初の指針 厚労省、2千病院に周知
彗星に弾丸、内部を探れ 米が探査機打ち上げへ (共同通信)
名物ハモのレントゲン写真 大分・中津の割烹
竪穴式住居放火>高1男子ら少年3人を逮捕 千葉県警
 #暖をとるためってそりゃ…。
「タイタン」の謎に迫る 探査機が地表へ (毎日新聞社)

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ベビーカーででかけ、通りすがりの公園ハシゴ。ケロはブランコに開眼したらしく、抱っこで乗ったら大喜びしていた。(今までも数回試したがそれほど喜んでいなかった。)噴水も好きらしく前に座り込んで、マントを着ていたので天むす状態だった。可愛いので写真を撮ってしまった。

公園に出ていた表示を見て、日本一の○○という某神社へお参り。知らなかった。ケロは社の後ろを探検。ああ私も神社といえば裏が気になったもんだわ。そして(住宅街だったのだが)鶏を飼っている人が近所にいるらしく「コッケコッコー」と鶏の声を聞いた。ケロは「こっこー」と最後だけ真似していた。
(ちなみに烏の声は「あー、あー」と真似する。)

先日の靴ずれ対策に、シューストレッチャースプレー(革のばしスプレー)を探し回った。以前に近くの靴屋さんで取り寄せを頼んだ後で「ああ、ここにあったんだ」と思った記憶があったのだがどこだか思い出せずにぐるぐる。最終的に「もうぜったい使わね」と思った合鍵&靴修理の店だと判明。(お店の人はめずらしく「ありがとうございました」と言えた。)

図書館へリクエストしていた本を取りに。他の人がリクエスト本について調べてもらっていたのを見て、7月から待っている本について聞いてみた。「ひょっとして1冊しかなくて借りた人が延滞してると、ずっと借りられないんでしょうか?」って。(1冊しかないのは図書館サイトで確認済。)
調べてくれたら、確かに今借りている人は11月に借りて延滞しているらしいが、リクエストの順番待ちになっているのも確からしい。でも何とかしてくれるそうだ。さあいつ読めるんだろうか。

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昨日とても嬉しいメールを頂いた。検索エンジン経由で毎日いろんな方がいらしているのは知っているが、きっと「知りたいことと違うことばっかり」でがっかりしてるだろうなぁ、とぼんやりと申し訳なく思っていたところ。

こんなぼんやり日記(最近は育児の話題ばっかりだし)ですが、楽しく読んで下さっているとお聞きして嬉しいです。どうぞよろしく。



2005年01月09日(日) 夜空に浮かぶ寺社の輪郭 奈良・若草山で山焼き

小森和子さんが死去 映画評論の「おばちゃま」
少林寺拳法「卍」に別れ ナチス連想と新紋章公表 (共同通信)
韓国>「脱北者」の名称やめます (毎日新聞社)

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松田道雄「安心育児の知恵64章(2005-002)
小学館(1992年3月)

育児本かと思ったら育児を主体としたエッセイ集みたいな本だった。戦後民主主義での妻/嫁や子どもの権利を尊重した新しい家族についての提案、お母さんが仕切らなければ砂場で一緒にも遊べない子どもの話から共同保育の利点について語るなど、私寄りの意見だったので面白かった。そして「できるだけ医者にはかかるな」という医者としての意見も拝読。成程。

ニューズウィーク日本語版、0歳特集のバックナンバー2冊(2004年版)

最新育児について知りたくて読んでみた。読み聞かせは生まれてすぐからはじめろと書いてあったが、振り返ってみると寝てる新生児に絵本を読んで聞かせる忍耐と余裕はなかったな。歌は歌ったからいいか。

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新年に行こうと思って延期されてた身内訪問。ついでにケロのおもちゃが見たくて「新宿伊勢丹に行きたい」と一族引き連れて(やや大げさ)行った。が、連休中は駐車場も混むと言われて抱っこで電車に乗って行ったため私が疲れ、ケロは喫茶店で退屈してぐずら。周りに気を使って疲れた。ああケロと2人で行くべきだったか。
その後身内宅でケロはあやとりをしてもらい(目の前で)声を立てて笑っていた。そんなものでいいなら外出用にあやとりの糸持ち歩くか。(でも忘れたな。)
ケロのクリスマスプレゼントだった(念願の)シュトックマーの蜜蝋クレヨンブロックタイプをもらい、りんごをお土産にもらって帰った。

* * *

家人を迎えに行くまでに時間が空いたので、某ショッピングセンターへ。ケロをキッズコーナーで「今日は走り回れなくて退屈しただろうから思い切り遊んで来い」と放牧。さっそく目の前にあった柔らか積木を拾いにいったが、コーナーの別の場所では大きい子達がその積木で高いタワーを作って遊んでいた。
そのうちの1人が、ケロが拾おうとした積木をさっと拾って持っていった。ケロは皆が遊んでいるところへ吸い寄せられていったが、タワーが崩れて目の前に積木が転がるとまた意地悪ちゃんに全部回収される。ケロは皆が楽しそうで寄っていったのだと思うが、積木をとられると思われたらしい。
そのうちケロが積木を手に。意地悪ちゃんはケロから取り上げる。さらにその時にケロをつきとばしていった。「なにぃ?」と思ったが子どものけんかに親が出てはいかんと黙認。ケロもこりず寄っていってはこづかれていた。ついでにタワーから皆が目を離した隙にどーんと倒していた。やるな。(にやっ)

キッズコーナーには「保護者が目を話すな」と書いてあって周囲で親がいろいろ指示を飛ばすので、ケロに積木を渡すように言われた他の子からケロが積木を受け取った。意地悪ちゃん、ケロの手から奪い取ってまたケロをつきとばす。ケロは後ろから押されて膝をついたり、前から押されて尻餅ついたり。積木持ってなくても通りすがりに押されたり。私はあまりの意地悪っぷりに目が点。でも子ども同士のことだしケロも困った顔はしているが懲りてないみたいなので黙認。そのうちケロは別のもの(パズルマット)で遊び始めたが、意地悪ちゃん、それもケロからとりあげてまたつきとばしていった。そこまでしなくても…。
そして意地悪ちゃんは大人が目の前にいるとつきとばさないので、やはり悪意があるらしい。ケロも最初はどうしていいか分からなかったみたいだが、最後の方は取り上げられると「あーっ!」と抗議の叫び声は上げていた。

そしてとどめにケロを前からどーん。ケロは大の字に転がって頭を打ってとうとう泣いた。ので私もキッズコーナーへ乱入。
「こらっ。押しすぎ。怪我したら危ないでしょっ。」と意地悪ちゃんに言ったが目をそらして斜め下を見ていた。
ケロを抱いて外へ出ると、他のお母さんから「お姉ちゃんですか?」
「いえ、知らない子です」「ええっ!?親はいないんですかね」「いないみたいですねー。10回くらいは黙って見てたんですけどねー。」と言うとびっくりされた。これも社会勉強と思ったんだけどやられすぎ?でも兄弟いたらこれくらいやられると思ったんだよなー。

ケロが人の悪意にさらされたのはこれで人生2回目だ。1回目は別のキッズコーナーで、ケロが手を出すおもちゃ手を出すおもちゃ手押し車に乗せて持って行ってしまう子に会った時だが、意地悪ちゃん2人とも雰囲気が似ているなー。ケロよりちょっと大きめの女の子で、親不在または放置(いや普通見てたら止めるだろ)。歩き始めで言葉通じない小さい子ってどんくさくて鬱陶しいんだとは思うけどね。
ケロにはへこたれず悪意などはね返す強い子になって欲しい。さらに自分だけじゃなく大事な人も守れる位に強くなれ。負けるなケロ。(と応援するだけで何もしない母。)

まあそんな社会勉強までしちゃったショッピングセンターだが、探していた介護用のとろみの素も買えたので良しとした。



2005年01月08日(土) 景気回復祈願のマグロ奉納 「えべっさん」の西宮神社

 #このマグロは後どうするんだろう?
乳児737人にタミフル 「投与控えて」販売元注意
牛乳に人の母乳成分 中国で遺伝子組み換え牛
卵や牛乳で売春強要 コンゴで国連監視団要員 (共同通信)
北海道岩見沢で馬上成人式 女性3人が騎乗
少子化アンケ>4人に1人が「子どもほしくない」 (毎日新聞社)

* * *

最高気温が冷蔵庫並だったので、ケロが凍えないよう抱っこで外出した。キッズスペースで放牧すると、ミニカーを持った男の子(のミニカー)に吸い寄せられて向かい合って座っていた。他の子どももなぜか吸い寄せられて車座になっていた。

年末に丼をひとつ割ってしまった。代わりを色々探して結局無印良品のラーメン丼に落ち着いた。ついでに急須用に探し回っていたPP製の茶漉し、無印のポット用茶こしを売場の定規で計ってみたらちょうど良かったので購入。思いがけないところで見つかって嬉しい。もう一つの急須は小さすぎてPP製ではどうしても見つからないのでステンレスで妥協。でも蓋ができなくなっちゃうのよねー。まだ他の手がないか考え中。

正月以来「ケロに毎日TVを見せるのをやめて外遊びを増やそう」と、午前中に出かけるようにしていた。今日はじめてTVを見たいと誘われた。(TVの前に座ってリモコンに私の手を誘導。)
以前録画していたものを見せたが、途中から別のおもちゃで遊んでいたので消した。はじめて見た時の熱狂はもう冷めたらしい。

夕方ケロをお風呂に入れる前に早速新しい茶漉しをいれた急須でお茶を淹れ、「お風呂から出たら飲もう」とテーブルに置いておいた。(猫舌。)
ケロをお風呂から上げて服を着せ、さあ髪にオリーブオイルパック…と手にオリーブオイルをつけて洗面所からリビングへ戻るとケロがお茶の水溜り(お茶溜り?)に座ってカップを持っていた。
「テーブルの上のものは勝手にとっちゃダメっ!」とカップをとりあげ、「熱いものがかかったらケロが怪我するから危ないの。テーブルの上のものは勝手に取っちゃいけないの。欲しいときはお母さんに『ちょうだい』って言うのよ。分かった?」とくどくど厳しく叱ると、目をそらしてわんわん泣き出した。

この件は明らかに私が悪い。ケロの手の届きそうなところに残していったのは私だし、お茶が熱かったら大変なことになっていた。ケロに悪意なんてないしいたずらしようと思った訳じゃない。と冷静に考える部分もあったのだが、猫のしつけと一緒で、言葉が分からない(かもしれない)相手にも、やって欲しくないことはやってすぐに厳しく言葉で叱り、「何だか分からないけど怒られるからやめとこう」と思わせないといかんという計算もあり、くどくどと叱ってみた。でもケロごめんね。火傷も怪我もなくてよかったわ。



2005年01月07日(金) 《口笛言語》シルボに対する脳の反応

「ボストン茶会事件」の紅茶箱、故郷に?(ロイター)
氷点下の森>巨大な氷の滝や柱をライトアップ 岐阜 (毎日新聞社)
新成人の早婚願望高まる 「負け犬」が反面教師? (共同通信)

* * *

今朝のケロ、プラステンもどきの棒の間から、縞々世界を見渡していた。

今日こそ本当に某所に潜入。うーん…。

合間にケロと公園へ行き、この間買った砂場遊びセットをおろした。シャベルがまだうまく使えないケロは(そういえばスプーンもまだうまく使えないんだから当然といえば当然)砂をまきちらし、口に砂が入った私は少し不幸な気持ちになった。ケロは歩き回って転び、顎をすりむいた。私は新しい靴を履いていったら案の定靴ずれを作った。
途中で1歳半の男の子とお母さんがやってきて、お互い興味があるのかつかず離れずの距離で何となくからんで遊び(こちらが去ればあちらが追い、あちらが去ればこちらが追い)、男の子が砂場セットを発見。家を出る時にシャベルと型が2個づつあったので「置いていこうかな」→「でも取り合いになったら困るし」と持ってきたのがさっそく役立ったわっ。小一時間並んでばらばらに遊んで解散。

今年も七草は七草混ぜごはんにして食べた。

ようやく年賀状完成。ケロが寝てから1時過ぎまでかかったが、1日がんばれば終わるならもっと前に出すべきではないかと自省。

フリースのシャツの裏の縫い目が当たってずっと痛かったので、「新生児肌着は肌に負担をかけないように外縫いになっている」というのを思い出して表裏逆に着てみたら快適。もっと前に思いつけばよかった@肌弱

書き忘れた初夢は煩悩でいっぱいだった。NのIちゃん、ケロの習い事など。

昨日の読書。
テリー・ブルックス「魔術師の大失敗(2005-001)
ハヤカワFT文庫(1990年5月)

今年の第一冊目。ランドオーヴァーシリーズ第3作目。この本の題名だけずーっとずーっと前から気になっていたのでここまで読んで一旦終了。
話は相変わらず同じメンバーで(少し新人もいるけど)どたばたやってるけど、ベンとマイルズが再会したのは嬉しかった。



2005年01月06日(木) ツタンカーメン王を検査 暗殺説検証でCTスキャン

(共同通信)
国立国語研究所>日本人の国語力を半世紀ぶりに本格調査へ
さっぽろ雪まつり>雪像制作の陸自師団が編成式
芥川・直木賞>候補作に若手の波 (毎日新聞社)
オランダの保険会社がマーガリンに助成金
お金は十分にあるので募金はもう結構です……国境なき医師団(ロイター)

* * *

昨夜遅く、Qが鳴き続け。猫が意思を通そうとする時の鳴き声は大きくて疳性でとてもうるさい。家人が「何か探してるんじゃない」と言い、「まさかあの爪とぎじゃないよね」と、窓際のスクリーンの下から半分見えている爪とぎを持ってきたら鳴きやんで爪を研ぎ始めた。こっ、こっ、このっ…猫頭めっ。

今日はケロと散歩の途中で初詣。石段を登り、鳩を追いかけ、お参りするまでに泥だらけになっていた。お賽銭を入れて「家内安全商売繁盛」と一瞬でお願い。(ケロからは一瞬しか目が離せない。)

帰り道では偶然はしご乗りを見た。素人さん(だと思う)が燃焼系アミノ式みたいな技を目の前で披露してくれるのはどきどきした。最後はみんなで木遣り歌を歌って撤収。いやーいいもの見せてもらった。ケロも最後の三本締めで手を叩いていた。

思いついて某所に潜入してみたが、実は場所を間違えていた。応対してくれた人とちょっと話をしていたらケロがぶるっと震えて、「大丈夫?震えてるけど寒くなっちゃったのー?」と声をかけられたので、歩いて体を温めようと失礼して散歩をした。その後公園で遊びながらもまた震えてたので、あわてて暖かいところへ移動。

帰宅後体も温かくなって夕寝したケロ、泣きながら目覚めて号泣。泣き止まないのでお風呂にいれたらご機嫌に戻った。何か夢でも見たのか?

ケロの成長。昨日はレンガ積木を積み上げているのを見かけ、今日はコップ重ねを逆に(小さいほうから大きいほうへ)積み上げていた。1個2個じゃなくて積み上げることができるようになったらしい。



2005年01月05日(水) 象がスマトラ沖地震の津波から観光客を救った

中国の人口、13億人到達へ
津波復興支援、マーシャルプラン規模に及ばず=米国務長官
脱北者の大規模受け入れ、今後実施しない=韓国統一相 (ロイター)
神社や寺院で偽札234枚=初詣で狙う広域犯か
自衛隊8百人超派遣へ=スマトラ沖地震で政府
受動喫煙で成績低下 読解や算数、米の研究 (共同通信)
スマトラ地震>被災孤児ら人身売買か? インドネシア
生活保護>5年ごと削減検討へ 給付水準新制度 (毎日新聞社)

* * *

年賀状を買いにコンビニへ。印刷されたものしかないかと思ったら、まだ無地の年賀状がたくさん残っているようだった。なんとか抽選日までに着くよう努力しよう。
抽選といえば年末ジャンボ宝くじ、今年は10枚で3,300円のリターン。

結局ケロにはほとんどのおもちゃを渡してしまった。対象年齢を考えるともういい時期だし。おかげでいろんなおもちゃをまぜこぜに遊んでいたが、カタカタに座っていたのが不憫。やっぱりジョージのバス買ってあげたいよなぁ。

と、またジョージのバスに乗りにケロを連れて行った。乗るなりフォーンを押したりくるくる回すところを回した。どうやって遊ぶかの記憶が残っているらしい。でも一人じゃこげなかった。むむ。
その他、年末に私が割った丼の代替品を探したり、ケロの消耗品を買ったりして帰宅。

夜、お正月に貰ってきたすき焼きの残りのお肉を開けたら、すごい霜降りで生なのに美味しそうな匂い(牛の脂の匂い)がしていた。でもうちはあっさり派なので一度湯がいて脂落として、ごぼうと一緒に煮ちゃったわ。ああくれた人と牛さんごめんなさい。



2005年01月03日(月) つくば名物「ガマの油」売り口上奉納

王朝装束で「かるた始め」 京都・八坂神社 (毎日新聞社)
「横ばい」か「後退」5割 主要105社アンケート
企業が短時間勤務制度拡充 育児、仕事の両立支援 (共同通信)

* * *

朝からケロと外出。また木を切ってもらい、ケロと約束していたおもちゃを買いに行った。
R邸でケロが大興奮で遊んでいた入れ子タワーと、ケロにはまだ早いんだけど欲しかった型あわせのおもちゃを購入。それと、輸入おもちゃ屋さんがセールをやっていたので、ボールを叩いて落とすおもちゃと、ポストボックスのおもちゃを購入。一度に与えると感動が薄まるから、小出しに渡そう。
お年玉の一部をおもちゃ代の一部に充当し(残りは親から)、残りのきりのいい額をケロの口座に貯金。(新生銀行は3日も開いてるのだ。)

そして、ケロが公園とかでじーっと見てる乗用玩具を買ってあげようか、それとも親が押しやすい三輪車にしようか、悩んでいるところに家人から連絡があったので、一緒に悩んでもらいに合流してもらった。

私とケロが気に入った(多分)ジョージの乗用玩具は、家人があまりに子どものおもちゃちっくだからと却下。三輪車もケロを乗せてみるとまだ足置きに足が届かなかったのと、やっぱり機能的だけどスタイリッシュでないため却下された。家人が気に入っているのはブリジストンのファーストバイク「KIX」という奴。最初は足こぎ、それからドライビングユニットをつけて自転車として使うというもの。確かに格好はいいんだが・・・。

夜またケロが寝てから、今度はカウンターの上に電話や植木鉢を置くコの字型の棚作成。ケロの机の天板が下がってしまったので(廃品利用は寿命短かった)天板新たに買ってきてケロの机2号作成。ケロのおままごとキッチンもネジ止めしてもらおうと思ったら、あまりにもいい加減な設計だったためダメ出しされて角材を買ってくるよう指示された。
(すべてデザインは私、製作は見かねて手を出す家人)

そして初詣も行かずに正月休み終了。



2005年01月02日(日) 被災地で感染症広がる WHOが警鐘

戦前天皇制への逆行危ぐ 英政府が皇太子留学探る (共同通信)
占星術師の予言がカンボジア救った=シアヌーク前国王
津波の犠牲者、12万6000人を超える (ロイター)

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身内宅へ。ケロはお年玉におもちゃとポチ袋をもらい、走り回って大興奮。眠くなって手足が熱くなっては、走り回って自分で眠気を醒ましていた。
いまはまだ走り回っても許されるが、そのうち走り回るのも許されないだろうし、子ども一人しかいないし、長時間じっと座ってろっていうのはものすごい苦痛だろうな>ケロ。今のうちに走っとけ。
今年は1家族欠席だったのと、誰かがケロの相手で順番に抜けていたので、わりと淡々とした会だった。私は2年ぶりに乾杯の一口だけ飲酒。飲み物として美味い酒はやはり美味い。持参した北の国からの甘海老をみんなで食べたが、ものすごく美味かった。ごち。



2005年01月01日(土) オホーツクで流氷を観測 海自、元日の監視飛行で

赤ちゃん、4年連続最少に 04年人口動態統計 (共同通信)

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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

今年は1枚も年賀状を書いていないのですがすがしく年賀状を受け取る。(出してないのにもらったと気を使う必要がない。)

朝から家人がレギュラーコーヒーを淹れてくれた。おお、棚効果。(昨日作った棚に飲み物関係のストックや道具を並べた。)

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お線香と花を買って、12月21日の日記に書いた猫ちゃんに会いに。香炉がなくてお線香を立てるのに苦労して(結局練り香用の香炉にモンゴル塩を盛っていた)お焼香。ご挨拶。
鼻の黒い子だったので、寝ているように見える。猫の額は硬いので、おでこを触っても実感がわかない。
飼い主もついまだ現在形で彼の話をしてしまうようだ。これから波のようにやってくる寂しさに一緒に耐えるほど近しくはないけれど、4日からは否応なしに仕事にまぎれてしまうから、せめて3日間ゆっくり彼のことを悼む時間があってよかったんじゃないかと思った。

あとで周囲の人間が気持ちを納めるために必要な儀式について色々考えた。私は自分の葬式も不要だと思ってるので、数年後、どんなに長くても十数年後には必ずやってくるQの死にも、葬儀代をねこだすけネットワークに寄付して保健所に渡してしまうかもしれない。それで自分が納得できるのか、とか。(その時になってまったく違うことを言い出す可能性も十分ある。)

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家人とケロとドライブに行った。海岸線を走り、ケロがもう少し大きくなったら一緒に遊べそうな公園を発見し、風車をたくさん見て、虹も見た。
なんだか穏やかでいいお正月の過ごし方だった。

ケロは家人の指導により、猿が落ちるおもちゃをようやくできるようになって大喜び。そして土台の杭にプラステンもどきのコマを差して遊んだりしていた。おもちゃのクロスオーバーって嬉しい・・・。

Qは形見分けでもらった新品の爪砥ぎが大大大好きみたいで、昨夜から狂ったように爪を砥いでいる。ケロがずりばい初めてから撤去しちゃったんだよね。ずっと我慢させててごめんね。(おままごとキッチンでも爪砥いだりしてたけどね。)


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