稲葉家リビングのカーペットが撤去されました。
ひんやり冷たいフローリングになりました。
また、冷蔵庫に麦茶が常備されるようになりました。

ああ夏ですよ。
いよいよもうすぐ夏ですよ。

学校帰りに或いはお風呂上りに飲む麦茶は最高です。
バスタオル１枚でビールを飲んでぷはぁぁぁーっておぢさんはよく見ます。
稲葉はお酒が飲めませんが、その気持ちは麦茶で体験することができます。
もっとも稲葉はバスタオル１枚なんて格好で台所には立ちませんが。
夏はいいですね。

ですが暖かいお茶も稲葉は捨てられません。
というか１年中、たとえ真夏でも稲葉にとってお茶といったら暖かい緑茶なのです。

まず湯飲みにお湯を入れます。
ひんやりした湯飲みにいきなりお茶を入れるのではダメなのです。
湯飲みを充分に温めておく。
お茶を美味しくいただく為のコツです。
急須にお湯を入れ、ゆっくり注ぎます。
間違っても一気に注いではいけません。
ゆっくり静かにとぽとぽとぽとぽ…。

そんでごくごく。
んはぁー。

以前岩手県名産の南部鉄器で天然水を沸かしてお茶をいれたことがありました。
これはうまいですよぉ。
おうちでできるちょっとした贅沢です。
日本に育ってよかったわい。
静岡県に足は向けられんのう。

修学旅行で京都へ行ったとき、平等院近くのお茶屋さんで天下に名高い宇治茶を買いました。
みなさん、お茶葉なんて買ったことあります？
宇治茶は確かにうまかった。
そのお茶屋さんでいただいたお茶はもっと上手かったです。

麦茶はあるも、食後の一杯はあつい緑茶に限ります。

ちなみにペットボトルでは稲葉は生茶派です。

べつに味がどうとか言うのではありません。
いや、確かにいい味ですが。
大学１年生の３月、もうすぐ２年生というとき『予備校生がＡＩＤＳになる話』というお芝居をやりました。
ちょうどこの頃に生茶がデビューしました。
自分の出番を終えて、舞台裏で飲んだ生茶がことのほか美味しく感じられました。
ずっと生茶を飲んでいますが、あの時の美味しさはなかなか得られずにいます。
もしあのときにおーいお茶を飲んでいたら稲葉はおーいお茶派になっていました。

同じ年の夏、『広島に原爆を落とす日』の公演中に毎日飲んでいた壮健美茶も美味しかったですね。
夏に限り、稲葉は壮健美茶派です。
浮気者でごめんなさい。

以上、稲葉のお茶に対するこだわりでした。
母さんや、茶を一杯いただけませぬかのう。