ゆうべの酒日記

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2022年05月26日(木) 負の方に張る癖

昨日は早く起きたし、まずは洗濯機をまわす。
そういえば増田さんこれ持ってくって言ってたなとポケットの多いチョッキも洗う。
そしてアイロンかける。

増田さんに「ヘッドセットいる?」とLINEしたのが5時。
8時過ぎに「いらないです」と返ってきた。
手術は11時半の予定だったけど、先生が11時くらいになると思いますと言ってきたそう。
じゃあ9時には出ることにするねと。

身支度したあと、オートミールを水と牛乳で煮てスライスチーズのせて増田さんのキーマカレーを半分かけたのを立ち食い。
増田さんに言われた忘れ物と私が追加した物を巣鴨の縦長巾着に詰め込んで出発。
近所の太郎稲荷に初めて賽銭入れて願掛け。
ハッと気づいたらマスクしてなかった。
増田さん用巾着に3枚入れてたのを1枚消費。

地下鉄はまあまあ混んでた。でも半蔵門線に乗り換える頃には座れた。
各停に乗ったが途中で急行通過待ちロスがあるようだったので三茶で降りて急行に乗り換え。

そのとき増田さんからLINEで「手術10時半からになりました」と。
時間見たら10時11分。駅に着いたらバス待ちするし、術前面会は間に合わない。

「まだ三茶だから手術前に顔見れなそうだけど、生きて退院できたらまた仲良く暮らそう」
と送った。
増田さんは緊張MAXのはずだが、ありがとう、と返ってきた。
涙が出る。実は本日何回目かだ。

駅で降りたら走ってバス停へ。
着いたら1分くらいでバスが来た。
あーこれ貯血に行った日に乗った時間のやつか。
あのとき10時34分くらいに着いたから、やっぱり間に合わない。

でも間に合わないのはいい。問題は手術の中身だ。
片脚の手術で神経麻痺が出た人のブログ読んだのが本当に効いている。
増田さんが辛い思いをするかもしれないと思うとやはり涙が出る。
鼻をかんだりしてるうちに到着。

ナースセンターで面会用紙出して検温され自分に面会人シールを貼り、大変感じのいい看護師さんに「お願いします」と荷物を託す。
2時間、早くても1時間半はかかるはずなので、他の面会人が4組くらいいる病棟待合室から出てコンビニのある中庭の椅子で1時間ほど座ってた。
そのあと待合室に待機しに戻ったらもう人は男性一人になっている。
その人も早々に呼ばれて面会に行くと私一人になったのでボケっと壁の絵を観賞したりストレッチしたり窓の外を見たり自販機の商品入れ替えを観察したり家族の退院手続きの人とさっきの看護師さんのやり取りを聞いたり。

そしてまた誰もいなくなったところで12時半過ぎ、13時前くらいに突然「説明室」の扉が開いて増田さんの担当医から呼ばれた。
聴きもらすとあれなのでボイスレコーダーをオンにして入室。

お仕事してきて汗ばんでるお医者さんがレントゲンを見せる。
元と違ってカッキリ左右対称にインプラントがはまってる。
なんとなくだが説明してるお医者の口調が満足そうなので手術段階では特にリスクな事件は起こってないようだ。
ちょっと安心。でも早く本人の様子が見たい。

何か質問ありますか?って言われたけどなんにも思いつかない。
医師免許取った人だからといって何もかも想定できるわけじゃない。
あらゆる手術は賭けなのだ。

ありがとうございましたと礼を言ってまた待合室へ。
増田さんの部屋とか準備が終わったところで若くて可愛い看護師さんが笑顔目で呼びに来た。
15分くらいお話ししていただいて終わったらそのままお帰りになっていいですよと。

数週間前の事前説明では術後当日だけ男女混合の大部屋と言われていたけど個室だ。
緑がこんもりな窓側に増田さんの頭が見える。
首から下は布団に覆われて足先だけ出てる。
その足もとの布団下からチューブがいっぱい機械の方に伸びている。

増田さんは「サンキューけいこー」「足が重い」と言った。
酸素マスクが変な位置になってる。
コロナだけど服も普通の状態だし触っていいのかなと思ったけど恐る恐る左右中央に。
ちょっと上下もずれてるんだけどそれは耳のゴムの位置でしょうがなさそうだった。

右の目尻に涙がにじんでた。
増田さんは加齢で勝手に涙が出てることが多い。
「涙が」と言うのでティッシュをゴソゴソ取り出して抑えてみる。
「反対側も…」ときたのでそっちも見てみると、一見濡れてないけど一応抑える。

廊下のほうで「いたーい!」とシニア女性の叫ぶ声。
「痛がってる人がいるね」と言うと、遅れて「あの人いつもそう」と返ってきた。

あとは、大変だったねとか強がっちゃだめだよとか私が言った。
うん。喉が渇いたねえ。と増田さんが言う。
そろそろ大丈夫ですかー?とさっきの看護師さん+1名が現れる。
聞いてみると、手術後2時間は何も口にできないそうだ。
入室してから10分くらいしか経ってないそうで、あと1時間50分後だねと増田さんに告げる。
今日はありがとう、と増田さんがまた言った。
しばしのお別れ。寂しい。
本当にしばしであれ。

病院前バス停に向かおうとしてたら、増田さんと前日まで同室だったスナックマスターとすれ違った。
ブログに出てた顔と同じだったが、高身長だ。
手術して2週間経ってるけど希望でリハビリトレーニングのため残ってるだけあって、一本杖でほとんど普通に歩けてる。
今はそれが眩しい。

バスは少し待ったら来た。
昨日の朝と同じ運転手だった。
そのときは増田さんと一緒だったんだよな。

電車の中で術後のブログを読み漁って帰宅。
まだ14時台だったかな。
シーツが乾いてたので取り込んでファイバー毛布も洗うことにした。
洗った後は洗濯槽周りをちょっと掃除。
増田さんが戻ってきたとき菌がない方がいい。

そういえば、脚が重いって言ってたなあ。と思い出す。
誰かのブログにも同じことが書いてあったのであまり気にしなかったのだがググってみる。

インプラントの増量分は200g以内、あとは同じ手術をしたシニア女医のブログから引用。
あと増田さんがコメントした雑誌が届いてたので掲載ページを撮って送った。
そしたら16時半頃に「これから車椅子に乗るらしい」と増田さんから。

早い。手術してヘロヘロなのに4時間後には動かすんだな。
血栓予防なんだろうけど。
意識朦朧ていうわけでもないようなので、ボイスレコーダーで録ったやつを送ってみる。

なるほど頑張りすぎないようにします。と返ってきた。
あと夕飯の写真もきた。お粥でもない普通食だ。
だいたいの人が半分食べられないようなので、無理しないようにねと返した。

私もそのとき夕飯食べてたと思うけど、なんだったかな。
そうだ豆苗がフサフサだったから、鯖缶と一緒にサラダということにしてマヨとバルサミコ醤油かけた。
それとフレッシュ感が損なわれてきた三つ葉が2袋あったのでお浸しに。
タンパク質はISETANDOORのハンバーグ。
ハンバーグは増田さんとLINEしてる間に冷めちゃってさほど美味しくはなかったかな。
そんでゴールドラガーと焼酎ソーダ割飲んだか。

テレビは有吉の壁を多少見た。
佐藤栞里が病欠であいなぷぅが代理だったが意外と悪くなかった。

そして増田さんが20時過ぎに「きょうはありがと。おやすみなさい」と送ってきたので私も寝ることにした。
そんで起きたのが1時半くらい。
増田さんの状態が気になりすぎて、まだ読んでないブログ読み耽ったり文献PDFダウンロードして読んだりして朝を迎える。
起き上がりは4時半くらいじゃないかな。