「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2008年08月26日(火) 今日学んだこと

 朝7時半、食器を洗い終わった直後、町の電気が消えた。停電ではインターネットも使えない。公園に向かって自転車をこいだ。
 2時間ほど外出して帰宅する。しかし、家の前のホテルではまだ自家発電機が回っている。長丁場になりそうだ。公園には電気がない。カフェに行けばパソコンは使えるが、飲み物代がかかるうえに、クーラーで体が冷えるから長居は出来ない。電気も Wifi もある大学へ行ってみることにした。
 キャンパスに、環境は揃っている。しかし、まとめを開いてまもなく、人の動きが気になって考えが浅くなるのを実感した。切り替えて、子ども達への返事を書いた。前回は二人分だったが、4人分で封筒も膨らむ。送る方法を思案する。その後は、友人と話をして時間が流れた。
 3時ごろ帰宅したが、町の様子は同じだ。アパートの中は、冷凍庫の氷が水になって足元を濡らした。手を洗おうと水道栓をひねると、蛇口はカラカラ音を立てて水が1滴も出てこない。
 ベトナムの人の多くは、自宅にドラム缶のようなタライを置き水を貯めている。ここで生きる人の生活の知恵を実感した。
 私の部屋の飲み水は、樽の底から10cm。少ない水をやかんに移して買いに走った。しかし水屋さんにも水がない。このまま夜が来るのかと少し不安になった。すると、ベトナムの女の子が、「夕方4時か5時頃には戻るよ」と言った。
 部屋の窓から外の景色を眺めた。電気や水が止まっても、町や人々は動いている。小さな不思議が沸いた。女の子は電気が戻ってくる時間をなぜ知っているのだろう。私の頭には、昼間見た工事の様子が浮かんでいた。
 夕方5時。彼女の言う通り電気が戻ってきた。散歩に出ると、大通りの工事は終わっている。まるで、工事のために止まっていたような気分だ。
 アパートの前まで来ると部屋に明かりが見える。電気と水のある部屋にホッとした。
 もう一日が終わる。今日は一日つぶれた。こんなこともあると分かった。今日もいい一日だ。


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