風の行方...深真珠

 

 

思考回路 - 2001年12月17日(月)

今日の講義は午後からだったのだけど、9時過ぎに目が覚める。
睡眠時間約4時間。
コーヒーを飲もうと思い、お湯を沸かす。
枕元にあった本を手に取り読み出した。
どうやら頭がうまく動かないせいか、ページをめくるペースがあがらない。
「3歩進んで2歩下がる」と言った具合だ。
ふと時計を見ると11時半。
予備校の昼休み辺りの時間に行って勉強でもしようと思っていたのだけど、
そのころには上巻を読み終わって下巻にはいっていた。

次気づいたときは、12時半。もう昼休みだ。
講義に間に合うように行けばいい。本を読もう。と思い直し、
僕はまたしても手に取った。
続きを知りたいという欲求が僕を襲って、
ページをめくる手と目以外、凍りついてしまったみたいだった。
それでもなんとか体をほぐしたのだけど、
着替えているときも運転中も僕は本のことしか頭になかった。

僕はそれほど熱心に本を読んでいるのだろうか?
中に出てくる洋楽の歌手の名前なんて誰も覚えちゃいない。
そういえば、マイケル・ジャクソンと坂本龍一がでてきたな。
ピンボールの細かな説明に関しても覚えていないし、クラシックについても同様だ。
何十回も読み返したら、覚えることが出来るだろうか?
それが深く読んだことになるだろうか?
僕は深く読み込めているんだろう?
・・・ふと、思った。

講義は物理だった(今日は熱力学と力学だった)
僕は一番右後ろに座った。どうも自分の後ろに人がいるのは好きではない。
教室は「まばら」だった。
この講師は割と人気あるんだけどな。1万3千円の価値がないだけなのだと思う。
僕の二つ前に女性が座った。
ちょっと前に日記でも書いた(あの時は隣だった)女性だった。
肌は透き通るくらい白くて、思わず人差し指でつっついてみたかった。
もし、本当につっつくことが出来るとすれば、僕はその弾力性のせいでふっとばされるかもしれない。そんな肌だった。
「かわいい」「キレイ」という分け方をするならば、明らかに「かわいい」だ。
それに僕が思っていたほど華奢な体ではなかった。
おそらく、彼女自身は痩せたいと思うくらいで僕はそのままでもいいんじゃない?という脂肪の付き方だと思った。・・・意味不明。
彼女は隣に置いたカバンの中で何かを探していた。
そして何かを取り出して前を向く際に、ちらっと僕の方に視線を送ったのだ。
またしばらくしてカバンにてをつっこんで、こちらをちらっと見て前を向く。
ちょっとだけ気にしてる?と淡い期待を抱いてしまったのだけど、
きっと彼女と会話をすることはないだろうし、昼食を共にすることもないだろう。
まして、彼女の下着の色を知ることもないだろうし、朝裸で抱き合うこともないだろう。
何かを期待する方が間違っている。

最近の僕は変だ。
頭の中にあるのは、「ラルク」「村上春樹」「セックス」
そのすきまに「食欲」「受験」があるのだ。
世の中のすべての音楽はすべてラルクに通じ、
世の中のすべての文字はすべて村上春樹に通じ、
世の中のすべての行動はすべてセックスと通じている。

さらに付け加えれば、すべての「ラルク」「村上春樹」もすべて「セックス」に通じている。
「ラルク」を聞けば、なぜか僕の存在はだんだん薄くなっていくような気がして、
「村上春樹」を読めば、なぜか女性と抱き合いたいと思う。
そしてその流れは「セックス」へと流れる。ごく自然に。

本当に僕はどうかしている。
この日記は「音楽」のジャンルであるべきなのに「セックス」を連呼していて、
僕自身は「受験生」であるべきなのに、「浮浪者」になりつつあるのだ。

こんなんじゃダメだ。
お前は大学へ行くんだ。
そしてPCの勉強をして、相対性理論の講義を受け、もっと多くの本(小説・心理学・経済学・哲学・宗教学・ギリシャ神話・日本神話)を読んで、素敵な女性と出会って、多くの「セックス」をするんだ。

・・・結局、そこへ辿りつくのか。

最後に一言。
最近、少し文章が変わってるし自分自身違和感は感じていたりする。
僕は他人に感化されやすい人間なのだと思う。
最近の文章はどうも好きになれない。


...




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