ウイルスとノルウェーの森と老夫婦とコーヒー - 2001年12月02日(日) 最近、こんな題名ばっかだな・・・。 土曜日の早朝、メールチェックと同時にウイルス感染。 登録してあるメアドすべてにさらにばらまいてしまう。 直後「今、ウイルス感染したでしょ?メールきたよ。みんなで深真珠は今メールチェックしたんだね!って話してた。」と携帯にメールが入る。 僕自身としては開いたつもりはまったくないのだけど、ヴァージョンの関係でひらいてしまうのだとその友人は教えてくれた。 僕は呆然とした。 そして危機管理の無さに憤慨し、みんなに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 「気にすることないよ。みんなそうなんだから。」 と言ってもらったが、この時の僕には焼け石に水だった。 それからが大変だ。 携帯に連絡がつく人には片っ端からウイルスメールを送ったことと謝罪の言葉を添えて決して開かないことを告げた。 連絡がついた人は大抵、「大丈夫だよ」と言ってもらえて本当に心が軽くなった。 昼間はほとんどをそれに費やし、テレホタイム(土曜夜)になっていよいよ復旧作業。 ヴァージョンアップを進められ、ダウンロードを開始したのだがうまく行かない。 4時間後やっとダウンロードできたのだけど、インストールできないと言われ頭が真っ白。 何度やってもダメ。 とうとう諦めた。 実家に帰ってWindowsのバックアップ用のCD−ROM取ってこようと思う。 ダウンロード中時間を持て余したのであまり読み進めていなかった「ノルウェーの森」(村上春樹)を読んだ。 僕は春樹ワールドにのみ込まれて上巻を一気に読み終わった。 この勢いは止まらない。 しかし下巻に手を掛けた時、とてもひどいのどの渇きを感じて近くの自販機までジュースを買いに出かけた。 朝方は冷え込むだろうという僕の予想を裏切り外は意外と暖かく、月がくっきり見えた。 月の隣にひとつだけ星が輝いていて、以前海岸で見た空一面の星を思い出した。 家に帰るとジュースを半分近く一気に飲みほし、下巻のページをめくった。 読み終わった頃、外は明るくなっていてあれだけ輝いていた月を確認できなかった。 僕は極度の疲労感と虚無感のようなものを感じ、横になろうとした。 「今から行くけん、お昼一緒に食べん?」 と、親から電話があった。 「うん。わかった。」 昼食をとり、少しドライブでもしようということになり福岡市内を走っていたのだけど、朝方に見た星が忘れられなくて星を見た海岸へ向かった。 小一時間。ちょうどドライブにはいい距離だ。 駐車場に車を止め僕は一人で海岸へ向かった。 天気も良く幸せそうなカップルがやけに多く、ボディーボーダーもいた。 眩しいくらいの太陽は目線よりも高く、ほんのすこし仰いで見る必要があった。 僕は遙か彼方に見える地平線をじっと見つめ、ぼーっとしていた。 船の往来や遠くに見える島の建物、海岸で遊ぶ子供や体を寄せ合ってなにやら話をしているカップル。 ボディーボーダーにはこの時期の海は寒くないのだろうか?などと考えたりもした。 ふと太陽を見るともうかなり地平線に近づいていて赤味を帯びていた。 すると老夫婦(敢えて断定)がとことこと浜辺に現れ、旦那さんの方が夕日の写真を撮り始めたのだ。 2.3枚撮り終わると二人はなにやら2.3言会話を交わして戻っていった。 「綺麗だね」だったのか「ん〜、いまいちだね」なのかは分からないが、 二人の醸し出す雰囲気は僕を和ませてくれたし、あの場面を見ればきっと誰もが二人は幸せなのだろうと予測するだろう。 ちょっとだけうらやましかった。 僕は完全に日が沈んでしまうのをそこで見るのがイヤになって車を発進させた。 帰り道で見る人々はみな夕日の方向を見ていた。 それくらい今日の夕日はくっきりとしていて美しかったのだ。 家に帰り着くと僕はコーヒーをいれた。といっても、インスタントではない。 おもむろにブルーマウンテンを選び、手動で豆をひき、その香りに少し浸った後、フィルターに移して、お湯を注いだ。 その香りはインスタントの比ではない。 インスタントはブラックでは飲めないのだけど、こうやっていれたコーヒーはブラックに限る。 香ばしい香りとほのかな甘さがたまらない。 そしてその香ばしい香りの漂う部屋の中で、僕はこの日記を書いている。 最近、ちょっと長文ばっかりだなぁと思うのだけど、 心情的な部分ではなくてもうちょっと行動を書いていこうと思っているのだ。 もうちょっとおもしろいところだけを上手く書けるといいとは思うけど・・・。 結果、ダラダラ日記になっても仕方ない。 ...
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