初日 最新 目次 HOME


Hong Kong Life現在篇
EMI
HOME

2009年11月15日(日)
2012末日預言

監督: ローランド・エメリッヒ
キャスト:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、ダニー・グローバー、ウディ・ハレルソン
2012の日本公式サイト

2012年、作家のジャクソン(ジョン・キューザック)は離婚した妻に引き取られている子供たちとキャンプに行った公園が、以前とすっかり様変わりしている様子を目にする。
ここのところ地震や災害が続いており、2012年12月21日に地球は滅びるという予言がまことしやかにささやかれていた。
そんなとき地球規模で大地震が発生し都市は壊滅状態に陥る。地下放送のDJが話していた「地球が滅びることを知っている一部の特権階級の人間は、ある場所に避難船を用意している」という情報を頼りに、子供、別れた妻、妻のボーイフレンドとともに避難船に向かうが、、、

(以下ネタばれあり)日本では11月21日から公開です。
CGでの都市の崩壊場面とかがすごくて、主人公たちが車や飛行機で逃げるんだけど、次々迫りくる危機に手足に力が入ってしまった。そう、この感覚はまるで「スペースマウンテン」に乗っているようなドキドキ&スピード感です。
現代版ノアの箱舟ですね。避難船には各国の首脳、科学者や人類に貢献度の高い人、乗船権を莫大なお金で買った大金持ちなど一部の選ばれた人間のみが乗ることになっている。
その船が隠されているのが、中国の奥地という設定で、中国語の看板とか有って雰囲気を出そうとしているのだろうがなんか中途半端でちょっと興ざめ。この船は各国が共同で建設しているのだと思ってたんですが、船にアメリカの国旗が小さくですが描かれてて、所詮はハリウッド映画だよなぁともうひとつ興ざめ(~_~)
主役のジョン・キューザックはちょっとだらしないけど、一生懸命家族を守ろうとするパパ役を好演しています。
そして久しぶりに見たウディ・ハレルソンが地下放送のDJで、エキセントリックな役を喜々として演じている。出番はあまり多くないけど結構おいしいところをさらってます。
こういう大規模な映画はぜひ映画館で見て欲しいものですね。迫力が全然違います。
そして見終わって感じたこと、本当に世界が滅びる時が来たら自分はどうするだろう。。。家族とネコと家にいるだろうなぁ。
避難船に乗らず、残ることを選択した最後のアメリカ大統領(ダニー・グローバー)が「私はみんなに真実を伝える義務がある、みんなが愛する人とさよならを言う時間を、親が子供を慰める時間が必要だ。(うろ覚え、大体こんな意味)」と言っていたのが感動でした。