初日 最新 目次 HOME


Hong Kong Life現在篇
EMI
HOME

2009年08月15日(土)
LAUGHING GOR 之変節

導演:邱禮濤
主演:黄秋生、呉鎮宇、謝天華、黄日華、陳法拉、曾志偉、元彪、黎耀祥、呂慧儀、李思捷、黄徳斌

3月にTVBで放送されたドラマ「學警狙撃」の潜入捜査官Laughingが大人気というのを以前日記に書きましたが、そのドラマからのスピンオフ映画がこれ。
前の日記を見ると『そのうちスピンオフドラマ「Laughing前傳」とか出来るんじゃないかしら。TVBならやりかねんな。』って書いてる。この時点では映画ができるって知らなかったですよ〜(予言!?)
キャストがすごい、TVBの力の入れようが良く分かります。でも主演級以外は全てTVBのタレントなので、なんかテレビ見ているような気分になってしまったな(^^;)
でも私的ツボな黎耀祥、李思捷、黄徳斌が押さえられているあたりはポインツ高し(笑)
この映画は絶対前情報知らずに見たほうが面白いです。
私は実はTVB週刊とか芸能ニュースをチラチラ見てしまったのでネタを少し知ってしまった。もちろんさらに予測不能のことも起こるので十分楽しめましたが。
最後の方はいったい誰が味方で敵か分からずに結構複雑です。
一番ラストはTVドラマに又繋がるようになっているが、もしかすると二匹目のドジョウでドラマの前までのストーリーを又映画にするかも。
でもやめたほうがいいと思う、、、素人意見ですが(多分観客は一回で気が済んだ)

[以下ネタばれ/新鮮な気分で見たい人は読まないほうが良い]
映画を見る前に知ってしまった(でも知らない方が良かった)最大のネタは、Laughingは元々は一哥(黄秋生)の手下のチンピラで、一哥に「警察官になって情報をながせ」と言われて警官になったのに、警察学校在学中に逆に「潜入捜査官にならないか」と誘われて再びやくざ組織に入った、という複雑な身分。
しかも一哥は、かつて自分も潜入捜査官だったが、復職後警察になじめず結局本物のやくざになってしまったという過去を持つ。
なので、一哥はLaughingの複雑な身の上を知っており、映画を見ている限りではLaughing自身も、警察なのかやくざなのか迷っている感じがします。
そのあたり、普通の警察/黒社会映画にしないあたりはさすがハーマン・ヤウ監督、うまい!
ドラマを見てなくても十分楽しめる作品になってます。でもドラマ知ってると「過去に彼はこうなるのかぁ」とか感じながら見られてより面白いかな。