Hong Kong Life現在篇

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2009年03月11日(水) ■

低調期

ちょっと最近仕事で色々精神的にきついことがありまして。
グループ全体で厳しいコストダウン要求が本社から出ており、海外他拠点で香港だけがやっていなかったリストラが先日ありました。
ちょっと前に香港社長から聞いて多少準備はしていたけれども、実行当日に最終的に確定し、その日はもうバタバタ。と言うのも、香港ではたいてい解雇通知→即日解雇が常識なのです。マネージャークラスの人は引継ぎなどで数日残る人もいるけど、アシスタントクラスだと解雇補償金や最後の給料等の清算を終えたらすぐ退社です。
理由は"クビになった"とみんなが知っているのに出勤するのは針のムシロ、それと、会社のデータを漏らしたり壊したりすることを防ぐため。
解雇通知自体は社長から本人に個別に伝えられたけど、その後の退職手続きは人事担当である私の仕事。もちろん突然解雇通知を受けた本人のほうがもっともっとショックでしょうが、その手続きをする私も非常につらかったです。社長も苦渋の選択だったようです。
中には長く勤めたスタッフもおり、社長には英語なので言いにくいことも私には広東語で色々と言われました。
対象には管理部門の人もいたので、私の今後の仕事もまた増えてしまったし、仕事の割り振りも再構成しなくてはならない。
そして解雇後の税金やMPF(個人年金)の手続きなどいろいろフォローもしなくてはなりません。
仕事も生活も、楽しい時もあれば、不調のときもある。こういう時は粛々と、与えられた役割をこなして乗り切るしかないですねぇ。
解雇手続きの仕事も経験として勉強にはなりましたが(香港労工法令の"解雇"項目が良く分かった)、出来れば二度とやりたくない仕事ですね。。。

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初日