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Hong Kong Life現在篇
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2009年01月10日(土)
大捜査之女

導演:麥兆輝、莊文強
主演:鄭秀文、陳奕迅、張國立、杜[シ文]澤、葉[王旋]、董勇、陳子聰
客演:廖啓智、任賢齋、譚耀文、谷徳昭、田啓文

石油密輸団のボス青松(陳迹迅)の息子が誘拐された。自分達の犯罪を暴かれたくない青松は警察に届けず処理しようとするが、息子の幼稚園の先生が通報したために高級督察司徒慕蓮(鄭秀文)たちが家に乗り込んできた。
彼女は優秀な刑事だが、最近同棲10年の芸術家の男朋友(陳子聰)と上手くいかず悩んでいるところで妊娠が発覚して少々混乱している。
子供を救うために、衝突しながらも前代未聞の犯罪集団と警察が協力が始まった。

普通の誘拐事件ではなく、被害者が犯罪者だというのがミソですね。さらに刑事本人の恋愛、妊娠話などもサイドストーリーとしてからんでくる。
サミーは歌も上手いけど、演技も上手い。ちょっと前の低迷期を脱した彼女は一回り大きくなって余裕のようなものさえ感じる。この気の強い凄腕の刑事を、カッコよく、でも女らしく非常に魅力的に演じている。
しかし妊娠初期なのに走ったり殴ったり暴れまくって大丈夫か!?(笑)
イーソンは今回犯罪者だけど息子を大切に思っているパパ。実際もパパであり、でも楽壇の風雲児であるイーソンにはなかなか似合ってますね。
脇役、客演も私的ツボなラインナップでよかったです。
でもこの映画はサミーありきですね。パパ役のイーソンもがんばっているけど今回は全てサミーに持っていかれている。
刑事の役がサミーでなければこの映画の魅力は半減以下でしょう。これからも魅力的な役を演じて欲しいです。