Hong Kong Life現在篇

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2008年10月08日(水) ■

20世紀少年

導演:堤幸彦
主演:唐澤壽明,豐川悅司,常盤貴子,香川照之,黑木瞳

これ日本で大人気の漫画らしいですね。「デス・ノート」もですが、漫画原作の映画化で質の高いものが続いてて日本映画ブラボーです。
原作の浦沢直樹の漫画は「マスター・キートン」とか「モンスター」はすごい好きで読んでました。「20世紀」も日本にいたら読んでるなきっと。
2000年に40才、ということは1960年生まれで、さすがに私よりは年上の皆さんですが、それでもアニメとか駄菓子屋とか音楽とか懐かしい。
この映画見ててすごーく思ったのですが、とても今の日本を象徴しているなと。
権力もメディアもケンジのことを悪者に仕立てて、何も知らない国民は情報操作に何も疑問を持たずに言いなり。彼は生贄のようなもの。子供のいじめと同じ、一緒になっていじめないと自分もいじめられる。
ちょっと前の報道で、賞味期限改ざんとか、そんな大そうに騒ぐほどのことも無いことを鬼の首とったみたいにみんなで寄ってたかって非難してたのとか思い出した。
これ実は政府とかに上手く情報操作されて、いじめられっこの対象を作ってみんなでいじめてストレス発散してるんじゃないかとさえ邪推してしまうわ。
日本はそれだけストレス社会なんでしょうねぇ。

と話はそれましたが、映画は謎が謎を呼び、一体どんな展開になるのか全然読めず大変面白かった。
秘密基地、子供のとき私も友達とうちの庭先に開いた傘をいくつも積み上げて、テントみたいにして作ったことある!そこでママゴトとか、お絵かきとかやったわ～なんか大人が入ってこれない(狭い)空間はとてもワクワクしたのを覚えてます。
映画は最後に謎が分からないまま一気に15年後に飛んで「続く」って、絶対続き見る～!

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初日