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Hong Kong Life現在篇
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2008年07月13日(日)
デス・プルーフ(Death Proof)

監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル

2007年公開のタランティーノ最新作。香港では「玩命・飛車・殺人狂」というタイトルで公開されてたらしい(←タランティーノと知らんかった。。)
DVD探したらありました、中文字幕つき50ドル、安っ!
どんなんかな〜と軽い気持ちで見たら、あまりのすごさにぶっ飛んでしまった。

バーでお酒とドラッグを楽しんでいる若い女性グループを、謎の男(カート・ラッセル)がカウンター席から見ている。彼はスタントマンらしく、黒いドクロの絵が描いた車で来ていた。やがて帰路に着く女性達、1人は男に家に送って、と助手席に乗り込む。しかしそれは悪夢の始まりであった。。。

ハッキリ言ってチープです、下品です、内容なんて無いです、でも最高!超面白い!!タランティーノまたやってくれました。
これ好き嫌いがきっぱり分かれる作品だと思うな。好きな人は超好き、合わない人にとっては"ゴミ映画"かも。
画面がわざと汚れた感じで、60-70年代のB級映画風にしてある。
後半のあまりの意外な展開に、私はもうただただ開いた口がふさがらなかった。
そしてラストが驚きで突然で、もう笑っちゃったね。TV画面に向かって「うそやろ〜!?」と突っ込みをマジに入れてしまいました(笑)
昨日の「赤壁」も意外なラストでしたが、最近意外なラストづいているのか(^^;)
よくこんな話思いつくなぁ、やっぱりタランティーノは天才だ。
それからカート・ラッセル、よくこんな役受けたなぁ。「ニューヨーク1997」「バックドラフト」とかでかっこいいアメリカンヒーローの代名詞みたいなイメージだったのに、これかなりイッちゃってます。君の勇気にもブラボーだ!
ちなみに中文字幕ですが、なぜかバリバリの広東語表記。"仆街"とか"粉腸"とか粗口がガンガン出てくる(笑)でも広東語表記がイメージぴったり来てナイスかも。