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Hong Kong Life現在篇
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2008年07月12日(土)
赤壁

導演:呉宇森
主演:梁朝偉、金城武、張豐毅、張震、趙薇、胡軍、中村獅童、林志玲

三国志の中の赤壁(地名)の決戦をジョン・ウーがオールスターキャストで映画化。三国志はむか〜しNHKの人形劇でやっていたのを見た記憶がちょっとだけあり。ほとんど忘れているのでウィキペディアでちょっと復習(笑)フムフムこんな人物&背景やったんか〜
公開3日目の週末夜の回、香港が誇る世界の大導演ジョン・ウー+オールスターキャストの映画なので、映画館はほぼ100%の入りでした。やっぱり映画は多少ざわつく位のところで大きいスクリーンでバーンと見るのが一番楽しいですね(^^)

[以下ネタばれあり]
朝廷の丞相である曹操(張豐毅)は天下統一の大義名分で、劉備率いる蜀國に攻撃を仕掛けてきた。蜀國の軍師諸葛亮(金城武)は東呉国の王(張震)に加勢を頼みに行き、そこで稀代の将軍周瑜(梁朝偉)らの援護を受けることになるが。。

この手の大監督が時代劇を撮ると、なんか違う方向に行っちゃうパターンが今まで何度かあったので(「無極」とか「英雄」とか。。)ジョン・ウーはどうかちょっとドキドキしたのですが、要らぬ心配でした。ちゃんと歴史大作ながらも娯楽性もあり、2時間以上の長さなのに退屈させない。
諸葛亮と周瑜が手を組んで、曹操の軍隊を円陣におびき寄せて打ち負かすシーンの作戦の妙は見ものです。
しかし私は金城武の諸葛亮は悪いがあんまりピンと来なかったな。彼は頭脳派よりは肉体派の方が合ってると思うので、トニさんか張震と入れ替わりでも良かったのでは、と思ったのは私だけ?
そうそう、金城武も梁朝偉も北京語吹き替えられていた。タケちゃんネイティブだけど、台湾国語だからかなぁ。でも林志玲(トニさんの妻役)は本人の声だったと思うけど。

最後にいよいよ曹操自ら登場で決戦か!?というところでバーンと『決戦は続編にて』とテロップが。なにーっ!?これ続きあるのか???知らんかった。
観客ほぼ全員がてっきり決着すると思ってたので「えええーっ!?」とざわつく客席!私もビックリ(笑)
なんか周星馳の「西遊記」の前半がすごいところで終わった時の衝撃に近いものがありました。「何っ!?ここで終わるか、続き見なあかんやん!」って感じですね(笑)
もしかして映画が長くなりすぎて、2本に分けて公開するとか?うーん、香港ならありえるかも!?とりあえず待とう。