Hong Kong Life現在篇

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2007年12月18日(火) ■

小男人週記　舞台劇(二回目)

広州レポ続き期待している方、すみません。もうちょっとお待ちください。

先週初日を見に行った「小男人週記」をもう一回見に行ってきました。今日は本来の楽日だったので(追加が出た)今日もそうそうたる芸能人が見に来てましたね。私が確認できただけでも鄭伊健、錘鎮涛、周麗琪、古巨基、葛民輝、林暁峰夫妻など。そういや古巨基は先週の黄子華にも来てたな、なんか毎週会ってますな(笑)
初日の舞台は、仕切りが悪く観客のノリも悪く、横のスクリーンにはちゃんと画像が写らないし、小道具出し損ねたりとかなり混乱してたのですが、今日は完璧!スクリーンにはちゃんとお芝居が映るのでディテールまでよく見え、俳優達も役に入り込んで、何より観客の反応がとても良くて、もちろん最後の挨拶まで席を立つ人はおらず拍手喝さいでした。そして、ディテールまでよく見えたら、なんかすごく感動しちゃって、思わず涙が出てしまいました、、、(ToT)

[あらすじ]
梁寛(鄭丹瑞)はちょっとした誤解から妻から離婚され、15歳の一人娘には嫌われてしまった、運のない50歳のサラリーマン。北京オリンピック1週間前に病院で「末期の睾丸ガンです」と言われ落ち込んでいたところ、天使がやって来て「あなたの寿命は北京オリンピック開幕の瞬間までです」と宣言する。
あと7日の間に、昔の恋人に会い、親友を訪ね、別れた妻に会いに行き、娘と和解しようとするが、天使の手違いで一日早く迎えが来てしまった。
最後の日に娘の学校で、親子かくし芸大会があり、娘と和解できる最後のチャンスをあきらめきれずに、天使に無理を言って一日寿命を延ばしてもらう。しかし「寿命を延ばす代わりに、その付けを払わなければならないよ、死ぬ瞬間には誰も側にいない、それでもいいなら一日だけ延ばしてあげる」と言う条件飲む。
かくし芸大会で娘との思いを正直に語り、無事に彼女とも和解することができ何も思い残すことはない梁寛。最後に病院のベットで愛する妻、娘、親友、昔の恋人に見守られている梁寛。神様に「死ぬ瞬間誰も側にいないって言ったのにどうして?」すると神様は「彼らは自ら望んであなたの側に居ようと思ったのですよ、神もその思いを止めることはできません」と言い、梁寛は笑顔で最後の時を迎える。。。

一応喜劇というか人情劇なので笑うシーンもいっぱいあるのですが、なんかこんなに感動するとは思わなかったです。ラストシーン、ベッドの上で梁寛も周囲で見守る人もみんな笑顔なのがとても心に響きました。
芝居の途中のシーンで夜総会の小姐が「いつか飛行機に乗ってヨーロッパに留学に行くのが夢なの」と語ったのを聞いて、梁寛の友達が「若いからそんな夢見られるんだよ」と言ったことに対して「どうしてそんなこと言うんだ、お前は今にも死にそうなのか?明日死ぬのか?」というような事を語るのに『ハッ!』とさせられました。いつの間にか私も「もう夢見るほど若くないし」なんて自分を決め付けていた気がします。年なんか関係ない、年取ったら年取ったなりの夢を見れば良いわけで。

良い作品というのは見終わってから色々考えさせられると思いますが、これは本当に色んなことを考えさせられました。あぁ親孝行しなきゃとか、もっと周囲の人に優しくしようとか、いつも笑顔でいようとか(^^)

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初日