
Hong Kong Life現在篇
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| 2007年03月23日(金) ■ |
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| 向世界出發/曽志偉ブルネイ編 |
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今週の「向世界出發」は曽志偉が案内する[シ文]莱=ブルネイ編。 ブルネイどこにあるかも良く知らなかったんですがマレーシアの北側の海に面した小さい王政国家なんですね、初めて知りました。三重県くらいの大きさだそうです。 そして石油が出るために大変裕福でなんと国民は納税の義務が無く、幼稚園から大学まで一切学費は要らず、医療費も無料、老人には生活費支給もある! 一年中温暖で青い海と空と白い建物、原色の色とりどりの服をまとった原住民達。こういうのを地上の楽園って言うのかなぁというくらいきれいなところです。 今年は国王の60才の誕生日で、エリックはそのお祝いの宴席に出席して豪華な宮殿を見学して国王と謁見したり、国賓用のホテルの一泊13万香港ドル(約200万円)の皇帝スイートルームに泊まったりと贅沢を楽しんでます。 そしてこの旅のテーマは「欲望」。人はおいしいものが食べたい、いい服が着たい、かっこいい車がほしい、豪邸に住みたいなどさまざまな欲望があり、ひとつ欲が満たされたら次の欲ときりが無い。ブルネイのような恵まれた国で欲望について色々語ってます。 エリックといえば香港娯楽圏の中でも豪快な遊び方をするので有名ですが、曰く今生で稼いだお金は今生で使い切って、もし余ったら寄付でもするよと。 かつてある人に言われたそうです「友達に腕時計をプレゼントしたら、その友達は別の人に『これはエリックがくれた時計だよ』と話すだろう、そしたらその時計は君のものだ。もしお金を貯めるだけで全然使わなかったらただお金を保管していただけ。守銭奴と一緒だ。」 なるほど、自分にとって価値のあるお金の使い方であればたとえ一日で百万円使おうがそれは無駄遣いではないですよね。お金は万能ではないけれども、無ければ必要なものは手に入らない。そして多少のお金の余裕があれば、心にも余裕が出るのだと思います。 美しい南の楽園を見ながらそんな欲望について考えさせられる旅でした。
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