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Hong Kong Life現在篇
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2007年03月06日(火)
香港藝術節「天工開物、栩栩如真」

現在開催中の香港藝術節、張達明が主演のお芝居を見に行きました。昨日が初日で私はとりあえず初日と二日目を鑑賞。
董啓章が原作の小説を舞台化したもので、原作者が脚本も書いています。"前進進戯劇工作坊"という劇団のお芝居で、達明は特別招待俳優として出演。

[あらすじ]
香港/広東省を舞台に三代の物語が、文明の発展と共に三代目である作家の「私」によって語られていきます。祖父母の出会い、当時の様子、祖父は無線技術員でモールス信号や初めてのラジオ放送を聴いたり。場面はラジオ放送のスタジオとダブったりして、太いマイクがノスタルジック感をかもしだします。父の世代になり文明はどんどん発達して、電話、ミシン、テレビ、車、タイプライター、カメラなど新しい機械が発明されていく。そして現在。文明の発達と人生の意義とは。。

大変長いです、途中休憩も入れて3時間以上!
そしてナレーションや説明の部分が書き言葉で分かりにくいのよ〜(><)北京語を無理やり広東語読みしてるんですわ。例えば「我イ門的/ごーむんでっ(広:我o地o既/ごーでいげ)」や「那些/なーせー(広:o個D/ごーでぃー)」「他告訴我/たごうそご(広:イ巨話比我聴/こいわーべいごーてーん)」等等。。北京語一応かじってるので簡単なのは分かるけど、いやずっと集中してるのは疲れます(==;)
会話のシーンは普通のしゃべり言葉の広東語になりますが、それでも3時間集中力がもたないわぁ(疲)
達明は作家、ラジオ局アナウンサー、考古学者など複数の役柄。特に第一部のラジオアナの役が出色、見事なトークで大変楽しめます(^^)
お話は興味深く面白いし、色々考えさせられるとてもよくできたお芝居ですが、後半特に長すぎてちょっとしんどい。多分脚本家はあれもこれも描きたかったのでしょうが、詰め込みすぎたような。
あと30分くらい短くしたほうが絶対もっと面白いと思うんだけどなぁ。って言葉も100%分かってない外国人に言われたくないでしょうかねぇ。
とか言いつつもあと二回見に行きます、私ってとっても良いファン?(笑)お芝居やセットなんかはとっても素晴らしいのよ〜