Hong Kong Life現在篇

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2007年02月28日(水) ■

心想事成

導演・編劇:鄭中基
主演:鄭中基、梁家輝、谷德昭、毛舜筠、蘇玉華、閻青、方力申、張達明、楊琪
客演:呉鎮宇、陳國坤、林子聰、田啓文、梁漢文、陳慧琳etc

二日連続映画見てますが、旧正月映画早く見ないと終わっちゃうしな～とついつい詰め込んでみました。来週はまたオスカー作品(硫黄島からの手紙とかドリームガールとか)も見たいしね。
近くに映画館がいくつもある狭い香港ならではの荒業!?

神仙の雷震子(鄭中基)はかつて下界でチンピラにいじめられていた少年丁當を助け「困ったことがあればまた助けてあげる」と約束したことがあった。30年後丁當(でぃんどん=ドラえもんの意味/谷徳昭)は成長してあるデパートで販売主任として務めていたが、意地悪な上司(梁家輝)にいじめられ、家では奥さん(蘇玉華)の尻に敷かれ、子供はいたずらばかり、同居している義理の弟(方力申)は賭け事好きの女朋友のせいで多額の借金を背負わされていた。さらに大道芸人としてジプシーのように各国を渡り歩いている妻の表哥(張達明)が帰国して転がり込んで来て、すっかり疲れきっていた。阿震は30年前の約束を守るために丁當の表哥として彼の家に入り込む。
そして夜中にため息をついている丁當に阿震は「両手のひらを合わせて"心想事成(願いがかなう)"と一生懸命お願いすれば、できないことは無い」と1週間だけ使える魔力を授ける。
次の日から仕事はうまくいき、妻ともラブラブ、子供もいうことを聞いて、義弟の借金問題も解決。
しかし丁當の成功をねたんだ上司は彼を陥れる計画を練る。。

お正月らしい楽しくて見た後に幸せになれる映画です。
正直鄭中基監督って、たいしたこと無いんちゃう～と思ってたけど期待以上に面白かった。まぁもちろん彼１人ではなくいろんなブレーンのアイデアもあるでしょうが、コンセプトというか、自分の立場をわきまえている基本姿勢は正しいと思いました。
それにしても客演陣が超豪華です、↑全然書ききれてない。あ、こんなとこに、そこにも!と楽しい驚きの連続。
でもこれってドラえもんなのよね。ドジなのびた君が丁當で魔法を使える(ポケットから何でも出る)ドラえもんが阿震。
そしてのびた君が最後にはドラえもんの力を借りずとも、ちゃんと自分の力で問題を解決できるように成長しているんですね。
いや、実は不覚ながら最後にちょっとホロッと来てしまった、なんかくやしいぞ～(^^;)
映画の質としては昨日の「門徒」とは比較できませんが、全然別物の映画だし、私はこういうハッピーおバカ映画も大好きなのです。

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初日