Hong Kong Life現在篇
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| 2007年02月27日(火) ■ |
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| 門徒 |
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 導演・編劇:爾冬陞
主演:劉��華、呉彦祖、古天樂、袁詠儀、張靜初、爾冬陞、廖啓智
潜入捜査官の阿力(呉彦祖)はヘロイン精製密売組織に入って既に7年以上たっており、ボス(劉徳華)の一番の信用を得ていた。ボスは糖尿病で腎不全も併発しており、近々引退して仕事を阿力に任せようと、精製工場や仕入元に引き合わせたりしていた。阿力のアパートの窓向かいにヘロイン中毒の女性阿芳と幼い娘が住んでいたが、お金が無くひもじい思いをしていた二人を気の毒に思い食べ物を分けてあげたりするうちに、阿芳と一夜を過ごしてしまった。阿芳は麻薬をやめる努力をしているが、彼女を麻薬中毒にしたジャンキーの亭主(古天樂)が彼女を見つけてまた元に戻ってしまう。
阿力はボスを捕まえることができるのか、そして阿芳と阿力は?
いやぁ、さすがは爾冬陞監督脚本作品、ハズレがないですねぇ!
もしかしてこれ彼の今までの最高傑作かも!!私的には「無間道」を見た時くらいのインパクトありました。これもハリウッドに出しても全然引けを取らないと思いますよ!ヘロインってこうやって作るのかぁ〜という工場見学(?)のようなシーンもあり。
まずアンディ!素晴らしいっ!!これは金像奨あげてもいい。この人は本当に年相応にかっこいいところがスゴイ。だって麻薬の精製組織のボス、しかも糖尿病で腎不全、こんな汚れ役をきっちりこなしてしまうアイドルなんていますか!?今回はただただ拍手を送ります。ブラボー!
そして久々にスクリーン復帰した袁詠儀はアンディの奥さん役。妊娠中という設定ですが、実際に妊娠しているときに撮影されているのです。かわいいだけでなく既に母の貫禄を出しているアニタ、さすが金像奨女優。
古天樂もインパクトありまくりで、古天樂にこの役をさせるとは監督のキャスティングの妙ですな。
呉彦祖は他の出演者に比べるとやや見劣りしてしまうのはやはり演技力/経験ですかねぇ。もちろんかっこいいしがんばってるんだけど、うーん、これ他の俳優でも良かったかもと思ってしまった。でも重い内容の映画がさわやかでかっこいいダニエルのお陰でずいぶん見やすくなっているというのもまた事実。がんばれダニエル!
その他に私的ツボに入ったのはやっぱり怪演の廖啓智。こういう脇なのに主役を食っちゃうようないぶし銀の俳優さんは本当に貴重ですね。廖啓智の出てるシーンはほとんど彼に持ってかれちゃってるもん。彼にも助演男優賞をあげたい!
大オススメです、機会があればぜひご覧ください。
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