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Hong Kong Life現在篇
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2006年12月23日(土)
傷城

導演:劉偉強、麥兆輝
主演:梁朝偉、金城武、舒淇、徐靜蕾、杜[シ文]澤

刑事の邦(金城武)の彼女が彼以外の子供を身ごもって自殺をした。刑事を辞職して私立探偵となった邦は、酒びたりの日々を過ごしながら彼女の自殺の原因を調べていた。
そんなある日彼の元上司兇殺組總督察劉正熙(梁朝偉)の妻淑珍(徐靜蕾)の父親が殺された。父はかなりの資産家で担当の刑事(杜[シ文]澤)は強盗殺人として捜査し、犯人が分け前争いで二人とも死んでしまったとして事件をクローズしてしまった。しかし父親の死に疑問を持った淑珍は邦に捜査を依頼する。事件を調べるうちに邦は劉正熙の行動が不審なことに気づいていく。。。

最強の「無間道」組製作のクリスマス映画と来たらそりゃもう期待大ですよ〜映画館も最前列まで満席になってたし(^^)
でもこれかなりややこしい、事情がかなり込み入ってて特に最初の方はこの話がどうつながっていくの読めなくて頭の中が"???"でいっぱいになりました。
最後にはなるほど〜とつながるんだけど、でもなんだかイマイチ納得いかん、、と思ったのは私だけでしょうか?謎解きサスペンスとしてはよくできた映画だと思うのだけど、むなしさだけが残って「無間道」とかの後から来るジワジワ〜と言う感動が無いのだな。別の方法もあったんじゃないの?と突っ込んだりして。もう一回結末を知った状態で見たらまた違った見方ができるのかな。
主演4人のうち3人が台湾人(金城武は台日だけど)ですね。金城武と舒淇は自分で広東語台詞を話してますが、二人とも「頭文字D」のJay状態(笑)まじめに台詞を言っているのだが発音が微妙に違って時々香港人の失笑を買っておりました。でもタケちゃんすごいよねぇ〜彼って北京語と日本語がネイティブで広東語も上手だし英語も話せるし。何より彼には明星のオーラが出ており、そこにいるだけで絵になってしまう。かっこいいだけじゃない得がたいスターですね。
そういえば主題歌が濱田あゆみらしいと聞いてたのだけど(Avexが出資してる)最後の歌は北京語だった。あれれ?と思ってクレジットを見たら北京語版は何韻詩、日本語版をあゆが歌うみたいですね。これまた「頭文字D」で日本公開では主題歌歌手が違うのね。色々マーケット的にはあるんですなぁ。

映画の後は茶芸館にて鍋パーチー(^^)
一日遅れの"做冬(冬至のイベント)"だわ〜♪