
Hong Kong Life現在篇
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| 2005年08月09日(火) ■ |
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| MPFの受取方法 |
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以前香港には公的年金制度がなかったけど(というか以前は社会保障もほとんど無かった)2001年12月から強積金(MPF)というのが始まった。毎月給与の5%を雇用主も雇用者もMPF基金に積立金をして引退後に備えるのである。 これは仕事をしている香港人は全員強制的に入らなければならないのだけど、外国人は自国での同様の年金に加入していれば強制ではない、とか色々細かい規則がある。さらにビザを取って13ヶ月間は希望すれば加入はできるけど、個人的加入の扱いになり会社が5%出す義務は無い。そして個人加入で多く積み立てたい人は給与の15%以上の額は免税にならないとか色々ややこしい規則がまだまだある。 MPFは日本の年金のように本当にもらえるのかどうか分からないものではなく、いわば定期預金のようなもので投資会社の口座にたまっていくので基本的には必ずもらえる。但し投資会社にはさまざまなプランがあり、元本保証の安全タイプからハイリスクハイリターンな投資まで加入者が自由に選べる。ので人によっては掛け金よりもたくさんもらえたり大損してしまう人もありえる。私はもちろん元本保証のにしてますけどね。 基本的に65才にならないと積み立てたお金はもらえない。外国人は香港を離れる場合役所で「香港から永遠に離れます」と宣誓すれば途中解約して積立金を受け取れる。宣誓してももちろん旅客としては来港できますよ。そしてMPF投資会社指定の申請書に記入して、さらに最後の給与の所得税をすべて清算して税務署からLetter of releaseというのを出してもらってそれらが揃って初めて申請可能となる。 先日弊社で退職帰国した人が始めてこの手続きをしたので色々調べて大変勉強に成りました。いつかは私もMPFもらう日が来るだろうからその時の参考までに忘れないように記録しておきます。楼上cafeでの特大ドリンク
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