
Hong Kong Life現在篇
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| 2005年04月23日(土) ■ |
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| [イ尓]今日[木丞]救o左地球未呀? |
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W創作社製作 導演:黄智龍、司徒慧[火卓] 出演:蘇玉華、林一峰
W製作社の音楽劇「[イ尓]今日[木丞]救o左地球未呀?」を見てきました。この題名(ねいがむやっちぇんがうじょーでいかうめいあー?)は「君は今日地球の危機を救ったか?」という意味で、ウルトラマン(超人)かはたまた特撮アクション物か(爆)と思ったら音楽+喜劇+人情劇でした。
[あらすじ](多少ネタバレあり) Louisa(蘇玉華)は彼氏と分かれたばかりで、家族(妹と祖父)との関係も上手くいかず、その上脳がんを宣告されて不幸のどん底にいる気分だった。そんな時に奇妙な二人組みが自分は"超人1号"(林一峰)と"超人2号"と名乗り、歌をうたいだす。そしてLouisaを超人仲間に誘って彼女は無理やり超人2号にさせられてしまった(もとの2号は1.5号に/笑) 超人1号の口癖は「[イ尓]今日[木丞]救o左地球未呀?」でも別に怪獣と戦っているわけではなく、Louisaのような不幸のどん底に居る人に歌をうたって地道な救済活動をしているのだ(笑) そんな時に自殺会なるものが不幸のどん底に居る人たちを集団自殺イベントに誘い込もうとしている。 超人1号はその人たちを救えるのか?Louisaは困難を克服して新たな人生を歩むことができるのか?そして超人1号の正体とは一体!?
字幕無しでギャグの部分で時折取り残されてしまったが(悲)お芝居の主題は理解できたと思う。蘇玉華の演技はさすがにすばらしい。見ている私もすっかり感情移入してしまった。林一峰の生歌が大変に気持ちよく、落ち込んでいるときに横で歌ってくれたら元気になるかもと思った。ギターやピアノは全部生演奏でした。 Louisaの祖父が末期がんで余命わずかなのだけど(でも元気)最後には家族が和解してお互いに思いやることができて、変な言い方だけど"死得好開心(幸せに死ねた)"でお葬式のシーンでジーンとしてしまった。 「死ぬことは必ずしも悪いことではない」「忘れてしまうことは必ずしも悪いことではない」そして「残された時間に何をするべきなのか」が重要なのでしょう。最後に"死得好開心"できる人生でありたいものです。 前にもW創作社のお芝居の感想に書いたと思うけど、見た後に心がポッと温かくなるのです、人生って捨てたもんじゃないよぇって。いいお芝居をありがとう^^
ところで今日は友達と4人で見に行ったのですが、友達の一人がチケットをなくしてしまい探しても見つからなかった。当日券を聞いてみたけど追加公演も含めてすべてソールドアウトらしく(すごい!)チケットは買えなかった。仕方が無いので入場口のスタッフに直訴!!「私達4席続きのチケットで真ん中のチケットなくしちゃったんだけど、何とか入れてもらえませんか?」と聞いたら「じゃとりあえず入って良いけど、万一その席のチケットを持った人が現れたら退場してね」と入れてもらえた!いい人でよかった〜^^
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