初日 最新 目次 HOME


Hong Kong Life現在篇
EMI
HOME

2005年04月20日(水)
張學友経典音楽劇「雪狼湖」

97年に広東語版で公演された「雪狼湖」の北京語版を見に行ってきました。
デビタオ迷のTちゃんに取ってもらったチケットは二番目に高い480ドル(一番高いのは680ドル!)のスタンドだけど、真正面のコントロールブースのすぐ上で舞台全体がとてもよく見える。左右に有る中文字幕も舞台も見られる絶好の場所でした(多謝〜Tちゃん)
生オーケストラの演奏に亜州歌神學友の歌声がマッチしてのすばらしい音楽。學友の生歌を聴くたびに、この人は本当に歌って人を幸せにするためにこの世に生まれたのではないかと思う。歌に心が有るというか、私の心にじわじわと染み込んで聞いてて本当に気持ちがいい〜(TvT)
そしてもう一人すばらしかったのが陳潔儀の歌声。彼女が歌が上手いのは知っていたけども、生の音楽劇でこんなにすごいとは思わなかった。女主角の湯燦もとても上手かったけれども、阿潔は女性出演者の中では歌唱力、声量、感情の入り方共ダントツの上手さでした。

[あらすじ](ネタばれあり)
貧しい庭師の胡狼(張學友)はお屋敷のお嬢様小雪(湯燦)と身分を越えて恋に落ちてしまう。しかし小雪を好きな金持ち青年に小雪が音楽留学に行く為に胡狼は邪魔だとだまされて、胡狼はわざと犯罪を犯して刑務所に入れられてしまう。刑務所でひどい目にあいながらも何とか生き延びて出所したら、彼の花は玉鳳(陳潔儀)という女性が面倒を見ていた。玉鳳は実は小雪の姉でひそかに胡狼に思いを寄せていたのだ。そして小雪の一家は破産して今や貧乏になっていた。刑務所に居る間に小雪は金持ち青年と無理やり結婚させられ不幸せになっていると知った胡狼は、玉鳳の思いを振り切り小雪を探しに行く。二人は再び出会えるのか、それとも・・・

お話はわりと典型的な愛情物語で話の展開もそこそこ読めるし、ミュージカルだから多少大げさな表現も有るけれどもそこはそれ。
香港の舞台劇としては今まで見た中で、音楽もダンスもセットも衣装も何もかもがダントツのレベルの高さだったと思います。
これはぜひDVDにしてみんなにも見て欲しいですね〜そしてできれば97年の広東語版も見たいぞー

ところでちょっと出待ちをすることになってしまい、學友はやっぱり出待ちでも一人一人に対応なのですねぇ(いい人〜)打上げなど有り時間押してるようでサインは無かったですが一人一人と握手をしてくれ、私も結構ガチッと握手してもらいました。とっても暖かいやさしい手でした(^^)

お疲れ様〜いい舞台をありがとう!


(4月22日追加)小雪役の女優さんはパンフレットでは湯燦となっていたけど、実際は前半で小雪を演じた許慧欣にこの日は急遽変更になってたそうです。お詫びと共に訂正させていただきます。(Tさん情報多謝〜)