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Hong Kong Life現在篇
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2005年04月19日(火)
敏感な問題

今日の北京語の時間に中国人であるM先生に反日問題について聞いてみました。彼女はご主人が日本人、日本に数年住んで日本語も日本人並みに流暢で日本文化についても大変理解されている。
そんな彼女は中国人の反日の気持ちはとてもよく理解できるし、日本政府の態度も許せない、だまされたと言う気分だそうです。とはいえ暴徒化したあのデモはやり過ぎだと。
M先生が許せないのは教科書問題の史実改ざんなんだそうです「あなたの家族や友達が殺されたのは事実なのに犯人にやってないと言われたら怒るでしょ?」とのこと「中国人も過去のことと分かっいるし、日本がこの問題に触れなければいいのにわざわざ教科書の歴史を改ざんするからみんな怒っているのよ。でも日本人個人個人は悪くないのだから政府に対して怒るべきで、日本人を追い出せとか日本製品不買とかとはすべきで無いと思う。」とのことでございました。
ご主人が日本人で中国に住むには何かと不便だし、奥さんが中国人で日本に住むにも不便なことが有る、だから今香港に居るのが二人にとって一番居心地がいいそうです。こういうことは香港の存在意義の一つなのでしょう。
そして私は香港だからこそ色んな国の人のそれなりに本音の意見が聞けて、日本に居れば見えない角度からものが見れる香港はやはり刺激的な場所なのだなぁと思うのです。

先日のタイ料理屋はJayも行ったそうです