
Hong Kong Life現在篇
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| 2003年10月14日(火) ■ |
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| 茶藝理念基礎課程<第四講>(最終回) |
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茶藝の教室もいよいよ今日が最終回。 最後は一番奥が深くてよいものを見極めるのが難しい普[シ耳]茶(プーアル) 茶楼の飲茶で出てくるプーアル茶はかなり低級のお茶であれは飲む価値無しだそう。たしかにカビ臭いような埃っぽいような味で、お茶の色は真っ黒け。実は私はこの茶藝館で本物のおいしいプーアルを飲むまであれがプーアルの味だっ思っていた。なんとあれは俗語では"Gaht Jaat屎味(ゴキブリのウンチ味)"と言うらしい(ガーン) ゴキちゃんウンチのプーアルは湿度の高すぎる倉で寝かしてわざと早く熟させたお茶の特徴で、一見長く寝かせたお茶のようにして騙して売っているところもあるらしい。 プーアルと言えば古いほど良いという迷信があるけど必ずしもそうではなく、保存状態が良くなければ台無しだし、好みがあるので年代にごまかされないようにとの先生のお話。 実際にゴキウン(失礼)プーアル→2年もの→7年もの→80年代製作もの→70年代もの→60年代もの→50年代ものと飲み比べていった。 2年ものは甘酸っぱい不思議な味で全然プーアルぽくない。色も金黄色。 古くなるにしたがってだんだんお茶の色が濃くなりワイン色から琥珀色に変わって、味もまろやかで甘味が増していく。値段もどんどん高くなるそう。なんと最後に飲んだ50年代のお茶は100g16万ドル(約240万円!)もするお茶らしい!! こんなにいっぱい飲み比べはもう二度とできないだろうと思います。 いや、こんな色々試せてはっきり言って授業料全部で500ドル(全4回)は私はとても値打ちがあると思った! そしてなんと年末に試験があるそうで合格したら授業料返還してもらえて中級班に進めるらしい。この茶藝館こんなんで採算取れてるのかな??暇があれば通いたいと思います。
ところで今日からぐっと気温が下がってかなり涼しい。といっても20度くらいなんで寒いまで行かないけど、でも昨日28度くらいあったのが急に下がったのでお茶の帰り妙に北風が身に染みた・・(^^;)
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