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| 2005年06月16日(木) シーソー |
| はっと顔をあげたら、終電の5分前だったので、 恋人に電話して迎えに来てもらおうか、それともはじめての会社にお泊りをしてみようかとも考えたけど、やっぱりだーれもいない数十回建てのビルでひとりで眠る勇気はないので、下手下手に出ながら恋人に電話した。 本当に申し訳ないので、コンビニで缶コーヒーを買ってビルの前で立って待っていた。 深夜のドライブはとても好きだ。 東京の道路はジェットコースターのように上へ下へとくねっている。 最近、誰とも話をしたくない。 仕事以外で誰かと話すことが億劫になってきた。 私のシーソーには、左側に仕事や家族の問題が乗っかっていて、 その反対側には恋人が座っている。 仕事がだんだん重たくなると、恋人の力が必要になってくる。 唯一、彼と話すことだけが私の鬱憤のはけぐちで、仕事の愚痴や仕事の話なんかをするわけではないけれど、ただ居てくれさえすれば私は何となく落ち着きを取り戻せる気がするのだ。 こんな状態になってしまって、私は怖いと思う。 恋人という存在を、できれば仕事の真逆におきたくはない。 だけど、人間はそんなに器用ではなく、私は誰よりも不器用な人間だと自分で思う。 電車に乗り遅れて迎えに来てくれることだけを期待しているのではない。 ただ、顔を見たい、声を聞きたい、一緒に過ごしたいと思うことが、仕事やいろんな問題に比例して強くなってしまうのだ。 けっして、自分でこういう関係を望んでいるのではないのに。 恋人と恋人でいつづけることは、とても難しく、 仕事を一人前にこなせるには、まだまだ遥かに時間がかかる。 もっと大人になりたい。 |
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