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2005年06月15日(水)  まず形から入る
ということで、親友の結婚式でスピーチをしなくてはならない。

どうにかなるでしょう、と思いつつも、今さら中学時代のエピソードを思い出そうとしてもなかなか思い出せない。彼女との、あんなことやこんなこと、誰にも言えそうにもないそんなこと、そういうのはたくさん思い出せるのに、結婚式で話せる気のきいたエピソードなどまったく記憶にない。
これは困った、と数人の中学時代の友だちにヘルプメールを出すと、素晴らしいことにみんなのご協力を賜り、いくつか話せそうなエピソードを思い出せた。
がしかし、どんな風に書けばいいのかしら。

ということで、ジュンク堂に走り、冠婚葬祭の本棚の前でアレでもないコレでもないと本を選ぶことにした。

スピーチ本ってたくさんあるのね、マナー本なんかも立ち読みしてしまいました。
やっぱり友人には3を包むのがいいんだってね。3かぁ、きっついなぁ。

と、そこへ、金髪で短パンでのびのびのTシャツを着た、いかにも遊びまくっていそうなお兄さんがやってきて、マナー本の一冊を手に取るとすっごく真剣に読み始めた。
偏見ではあるが、ものすごく不釣合いな情景である。
へぇー、こんな格好をした人でも、マナーに興味があるのね。
どれどれ、どんなページを読んでいるのかしらと、後ろから覗き込んでみると、『結婚式でのスピーチ』というページを読んでいたので、「私は負けない!こんなちゃらちゃらした男に、スピーチで負けるわけにはいかない!コイツよりぜったいいいスピーチしてやる!」と、ライバル心が芽生え、勇んで「女性のためのスピーチ」という本を買って、家路に急ぐ。


しかし、未だ一行も書いていない。
結婚式まであと数日。
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