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| 2005年02月22日(火) 恋人の中で眠る |
| 弱音や愚痴ならいくらでも吐くことはできるし、何かを途中でやめることなら簡単にできる。 だけどそれをしないのは、私のプライドなのだろうか。 仕事は、終わりを知らないのではないだろうかとふと思い、そしてぞっとする。繰り返しの毎日のように思えて、目の前で起こる出来事は今までの私には経験のないことばかりだ。 うまいことやってやろう、うまいこと切り抜けてやろう、うまく出し抜いてやろう、一番に飛びぬけてやろう。実績を、結果を、私たちは日々求められ、売り上げた数字は日々積み重ねられ、終わりが訪れることもなく、私たちは走ったり歩いたり喋ったり頷いたり、人と会い人に話しかけ人の話しを聞き人を説得し人を満足させ、プレゼンの書類を広げ見積書を広げ契約書を広げる。 同じことの繰り返しのようで、毎日は、私の経験値では到底及ばないことばかりである。 いつ疲れをとればよいのだろうか。 いつ気持ちの切り替えをする時間があるのだろうか。 いつリセットされて、いつ何もかもを忘れてしまえばいいのだろう。 “仕事の楽しさ”と“仕事の辛さ”のバランスが崩れたとき、私は私の恋人に逃げたくなる。 夜遅く家に帰ると、喋るのも億劫で、トイレに立ち上がるのも億劫で、風呂に入るのも億劫で、ベッドにもぐるのさえ億劫だ。だけど、恋人がいて恋人の胸があって恋人の腕があれば、私の中で燻っているいくらかの不安やストレスは消えてなくなってくれそうな気がする。 疲れたよ疲れたよと言いながら、暖かい布団に包まれて、暖かい恋人の体に自分の体を摺り寄せて、私は恋人の中で眠って、朝また目を覚まして仕事に出かけられる。 |
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