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2005年01月08日(土)  じっと過ごす
まだぜんぜん風邪が治らないので、ずっと横になっていた。
体はだるいのに、せっかくの三連休を寝て過ごすのはつまらない。ベッドに寝転がって鼻歌を歌う。同じフレーズばかり繰り返して歌っていたら、台所でお粥をつくってくれていた恋人が、「早く続き歌ってよ」と声をかけてきた。


なんだか最近、体があまり丈夫でなくなってきた。
ひとつつまらない病気をすると、治るまでになかなか時間がかかるようになってきた。
ずっと前だったら、一日ゆっくり寝ていれば風邪なんてすぐに治ったのに。


たまに、自分の体から魂が抜け出るみたいに、自分が見えている映像そのものが嘘か誠かわからなくなる瞬間がある。自分は本当に生きて、今見えているものを眼球で追っているのだろうか。それは本当に自分の目で見ているものなのだろうか、もしかしたらその映像は頭が勝手に再生した、想像の中の映像でしか過ぎないんではないだろうか。
現実味がなくなり、いつが今で、過去がいつなのかわからなくなる。
そして貧血になって目を閉じる。

貧血になったら、恋人が私の背中を撫でてくれる。
そうされると落ち着くからだ。
小さい頃、背中を直に撫でてもらわないと眠れなかった。
寝つきの悪い夜、母がいつもそうしてくれた。

母を愛してないというのに、私はそれでも幼い頃の母を追い求めている。
恋人の手に昔の母を思い出している。
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