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| 2004年12月03日(金) 林檎 |
| 私は、毎年11・12月くらいになると決まって気分が落ち込む。 冬になるからかもしれないし、なにか特別な理由があるのかもしれないけど、決まって冬の入り口辺り、私は気分がどんどんどんどん落ち込んでいく。 なんだか、殺伐としてしまったり、卑屈になったり。無気力に近いような、なにもかもがどうでもよくなる。かと言って、仕事に行くのがいやだとは思わない。 むしろ、仕事に行きたい。 仕事をしていたい。 林檎の皮をむいていた。 親指を刃先にそえて、ざざっざざっと音をたてて皮をむく。 サザエさんみたいに、皮が途中で切れてしまわないようにソファーの上に立って、皮をむく。 でも、途中でぷつりと切れた。 落ちた皮がぽとりと音を立てたので、私は何もかもが食べたくなくなった。 半分だけ皮をめくられた林檎を冷蔵庫に仕舞う。 何かを仕事で紛らわしたいと思う。 |
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