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| 2004年09月19日(日) ひとつずつ一緒に考えよう |
| 最近、疲れている。 ここのところ、毎日忙しい。まあ、仕事が一番の疲れの理由だろうとは思う。 ストレスはまだ溜まってはいないと思っている。けれど、少し疲れている。 会社から休暇をとるように言われた。 うちの会社では、上半期のうちで有給以外に3日間休暇をとらなければいけない。私はまだ1日しかとっていなかった。9月末まで数日しかない中、あと2日間休暇をとらなければいけない。先日、人事から休暇指導のメールが来ていた。忙しいのに休めといわれ、けれど結局、休みをとっても社用の携帯は会社からの着信やメールで一杯になるだけなのに。 仕方がないので恋人と旅行に行って、旅行先でも社用の携帯と手帳を持っていき何回も何回も会社からの電話をとっては、アシスタントに仕事をお願いするはめになる。 矛盾だ。 それでも、旅行を楽しもうと、数日前から旅行計画を恋人と話し合って、ずっと楽しみに待っていた。 少しヘンなセキが出るようになったのは、旅行に出かける2週間くらい前で、喉の調子がおかしいのかなと思って煙草はやめていたのに、そのうち左手の中指と薬指の先に違和感を感じ始めて、薄っすらとそこだけ痺れを感じるようになった。 体調が悪いなら旅行はやめようかと恋人に言われないよう、のど飴を必死に舐めて煙草も吸わずに我慢していたけど、指先の痺れのことは黙っていた。黙っていたら痺れはどんどんひどくなるばかりで、そのうち手の甲全体が痺れるようになってきた。爪でつまんでみても痛くない。 週に一度、入院していたときから引き続いて通院を繰り返しているけれど、そのときも主治医にさえそのことは言わなかった。ぜんぶ終わって、旅行から帰ってきたら診せようと思っていた。それほど、ずっとずっと旅行に行くのを楽しみにしていたのだから。 旅行中もセキは出ていたし、痺れの範囲も広くなるばかりだったけれど、ただの疲れのせいだろうし、旅行先でゆっくり休めば治るだろうと思っていた。 明日、東京に帰るという深夜、神戸のホテルで目が覚めてトイレに行った。 鏡の前でセキをしたらひどく喉が痛んで、手のひらに血がついた。 血が出るのはいつものことで、痺れも相変わらずだった。 部屋中の電気が付けっぱなしでテレビもつけっぱなしで、恋人は布団もかぶらずに眠っている。 自分の体がひどく嫌になった。 少しも言うことを聞いてくれない自分の体と心が嫌になった。 自分ではそれほどストレスを感じていないと思っているのに、そういうときに限って心はいつも知らない間にストレスを感じてしまっている。私は私の体に無頓着ですぐに我慢したり隠したりしようとする。 今は、もう肘の辺りまで痺れは迫ってきている。ずっと以前も何回も痺れたことがあって、腕から痺れ、お腹に移り胸が痺れて顔の下まで痺れたことがあった。太もももふくらはぎも痺れたこともあった。病院に行ってもレントゲンを撮られたり注射をされたりいろいろと検査をされるのに、結局原因もわからずに、曖昧な「ストレス」という言葉で片付けられてしまう。もし、本当にストレスが原因だとしたら、私はこの毎日の中で一体どの部分にストレスを感じているというのだろう。 仕事なら、キツクて忙しいけど、嫌いじゃない。声高に好きだと叫ぶほどではないけれど、好きでやっていることだとは思っている。会社に不満がないと言えば嘘になるけれど、不満や不審を感じても自分をうまく納得させる術は身に付けたと信じている。社会で正義や正しいことがいつも通用するものではないともうわかった。恋人だって、好きで一緒にいるわけだし、今は家族のことでストレスを感じるようなことはない。 なにがストレスで、自分にとってどんなことがストレスなのか、だんだんわからなくなってくる。 すやすやと眠っている恋人を揺り起こしたら、時計を一度確かめて「どうしたの」と彼は私にたずねた。泣いている私を引寄せて、「怖い夢でも見たの」とたずねた。東京に戻ったらすぐに病院に連れて行って欲しいのと言ったら、彼は座り直してこう言った。 ひとりで悩んでないで一緒に考えようと彼は言った。 |
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