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| 2004年08月15日(日) オリンピックバカ |
| まあ、まあね、オリンピックですから仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないけど、土日休みだしね、どんな過ごし方をしていても、まあ、いいんですけど。 とは言ってもね、異常なんです。私の恋人のオリンピック熱は冷めることを知らないと言うか、いや、何かを通り越して、病気? というくらいのオリンピック馬鹿になってしまったのです。 まず、金曜日だったか忘れたけど、私が真夜中にふと目を覚ますとテレビがちらちら光っている。ふと、頭をあげるとベッドにもたれて恋人がテレビを見ている。「なにしてんの?」と驚いて聞くと、「あい!開会式だよ!始まったよ、オリンピックがさー!」はーそうですか、というかださーい、選手団の服ー、ていうか何時よ、いま。というと、「いいからここに座ってキミも一緒にオリンピックを楽しもうよ」と、こんな真夜中にひとりで興奮して、しかも一緒に寝たと思ったらオリンピックが始まる時間にのっそり起き上がってテレビを見ているのかと思うと、ちょっと気味が悪い。というか、ちょっと可哀想な人に思えてきた。うん、ちゃんと見てるからもうちょっと小さい声でしゃべってね、とひとりハイテンションなその姿がなんかちょっと……。 と、こんな具合にここ2,3日、彼は寝もせず出かけもせず、一日中、一日中! テレビの前で歓声をあげているのです、飽きもせず。私もべつに興味がないわけじゃないけど、試合のハイライトなんていくらでもスポーツ番組でやってくれるだろうし、しかもリアルタイムで見ようと思ったら真夜中になるんじゃないの? そこまでして見たいとはあんまり思わない。 でも、私の恋人はちゃんと時間の把握をしている。夕方からソフトボールがあるとか、水泳は午前2時だとか、頭の中にタイムテーブルがあるようにリモコン片手に一日中テレビを見ている。あー、もうやだ、やだ。どこにも出かけてくれない。何にもしなくなる。オリンピックが終わったと思ったら、次は高校野球見てるしね。 一番怖いのは、真夜中にふと気配を感じて目を覚ますと、起きてるんだよ、彼が。それが何より怖い。ひとりで小さいテレビの音に一生懸命耳を傾けながら暗い部屋で見てるんだよ、怖いよ。 出かけようよと言っても、無反応なので、じゃ、私ひとりで出かけるねと言うと、「えー、淋しいから一緒に見ようよ」と強制する。もう、この土日はずっとベッドに寝転がって菓子食べながら煙草吸いながら、健康的なスポーツの祭典をだらだらと自堕落的に不健康な観戦の仕方をしてしまったよ。 ちょっと、めちゃイケ見ようよと言っても、ぜったいぜったい見せてくれない。勝手にチャンネルを変えようとリモコンを探すと彼の手にしっかりとリモコンは握られて、私の方を見てにんやり笑っている。それを奪い取って8ちゃんに変えると、「あいは、柔ちゃんの金メダルと、極楽加藤の鼻が曲がったのと、どっちが大切だと思ってるんだ!」と怒るわけ。はぁー、スミマセン。 夕方から朝方までオリンピックを見て、昼過ぎに目を覚ます。ハイライトを見ながら高校野球を見る。真夜中に私が大事に残しておいたクリームパンを勝手に食べる。ビールを飲みすぎる。煙草を私に買いに行かせる。テレビを見ているその顔が、口半開き。柔道を見ようか野球を見ようか水泳を見ようか、悩んではチャンネルをピコピコかえる。 しかし、柔ちゃんってデブそうに見えるけど48キロ級なんだね。 ていうか、北島コウスケは泳ぎ終わったあと、頭を振りすぎなんだよ。なんであんなに頭を振るわけ?脳みそが揺れているんじゃない? 女子ウエイトリフティングって日本代表のあの女の子、体にちゃんと筋肉ついてる?折れるかと思って心配したよ。 やっぱり、イアンソープは強いね。良かったよ、金メダルとれてさぁ。これでとれなかったらバッシングだよねぇー。 つーか、藤原紀香ってオリンピックのキャスターだったんだね、知らんかった。 しかし、卓球の愛ちゃんはすっかり大人になったねぇ。小さい頃のVTRと比べてみてみると、なんか涙ぐんでしまいそうだよ、その成長に。 という、彼のオリンピック評。 いつまで、この熱が続くんでしょう。 寝不足だから、オリンピックニキビが出来ちゃってるしねー。30の大人の癖してオリンピックニキビつくってるしねー。もう、恥ずかしいよねー、そばで見てるとねー。 彼はこれからの数日間、オリンピックと仕事を両立できるんだろうか。寝不足で死んでしまわないだろうか。廃人になってしまわないだろうか。馬鹿になりやしないだろうか。 その異常さにやや心配。 |
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