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| 2004年07月08日(木) 立てば芍薬、座れば牡丹、眠る姿は蛙 |
| 人から聞いた話。 恋人がふと目を覚ましたら、私が一点を見つめながら煙草を吸っていたそうだ。ビデオのデジタル時計を見たら午前3時を過ぎていて、「早く寝なよ」と声をかけたら、私は煙草をもみ消してベッドに入った。 明日は何曜日?と私が聞くので、彼が明日は木曜日だよと答えたら、長い長いため息をついたそうな。「あと二日だから、頑張れ」と言ってやると「うん、がんばるー」と言いながら「すべてはこのボタンから始まるんだよ」としきりに私は言っていたそうな。こりゃ、いつもの寝ぼけなんだなと恋人は悟り、「何が始まるの?」と聞いてみると「すべてだってば!」と私は怒って答えたらしい。 通勤が面倒くさいとか、会社に泊まりたいとか、歯が痛いとか、部屋が汚いとか、暑いとか、おでこが痒いとか、私はいろいろと文句を言いながらずっと耳をほじっていたけれど、そのうち寝てしまったらしい。 その寝ている姿が、蛙を仰向けにした姿にそっくりだったので写真でも撮って収めておきたい衝動に駆られたと、朝、恋人から聞かされた。 撮ってないでしょうね? と確認すると 撮ってないよというけれど、ほのかに信じがたい。 自分の知らない自分の話を聞くのは面白い。けれど、私にはまったく身に覚えのない自分の言動ゆえ、恋人への隠し事を増やすと面倒なことになりそうだなと気が引き締まる思いです。 |
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