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2004年04月21日(水)  嫁ぐ日
幼い頃思い描いていた、結婚生活。

それはね、旦那さんは東京の下町あたりの人で、おうちは何かの店をしてなきゃいけない。もうちゃきちゃきの江戸っ子な人がいいなぁ。お姑もお舅もさっぱりすっきりな竹をわったようなひとで、夏の夕方なんかは隅田川を散歩するの。夏になる前には地元のお祭りがあって旦那さんはお神輿かついでわっしょいわっしょいって言ってるよこで、「わぁっしょい」って掛け声かけたり、男の人たちにお酒を振舞ったり、近所の子供も自分の子供も分け隔てなく育てて、隣の人なんかにお味噌を借りに行くの。そんな生活。ぜんぜん貧乏でもいいの。贅沢しなくていいの。いつまでも夫婦が仲良く出来ればね。なんて、書いててかなり恥ずかしくなってきたぞえ。

意外といわれるけど、新宿とか渋谷とかの洒落たレストランよりも、壁に油が散ってるような居酒屋とか好きだし、何より下町風情がいいなあと思う。


で、見つけたの。
理想にぴったりな人。
おうちは下町なんだって。実家は店をやってます、だって。しかも次男なんだって!
夏になったらお祭りとかあるの? って聞いたら、あるよ、だって! ぴったりじゃん。

結婚してるの? 恋人はいるの?
いないんだったら、結婚しよう?
いいお嫁さんになるし、子供もたくさん産むよ。もし家業を継ぐなら手伝うし、家を継がなくていまの仕事を続けていったとしても、マンションなんかの高い家賃を払わないで、あなたのおうちに住んでもいいよ。お祭りになったらはっぴと手ぬぐいを用意してあげる。地元の寄り合いにだってちゃんと行くし、あなたのお父さんやお母さんやお兄さんとも仲良くするし、近所の人とだって仲良くできるよ。しっかりいい奥さんになります。下町にお嫁に行くよ。

いいよ、じゃぁ結婚しましょうか。
やった!
お父さん、お母さん、今までお世話になりました。
私は今日、下町に嫁ぎます。
祭りと聞くとやけに血が騒ぐお嫁さんになります。
幸せになります。
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