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2004年03月13日(土)  先へすすむ道
いま、私の目の前には、ひとつの手が差し出されている。
たとえば、それを私が握ったとすれば、
私は、ここから抜け出せるのだろうか。

その人は、私が先へ歩くための材料にしかならないのではないだろうか。
きっと私はその人の気持ちなど理解できないだろうし、
その人の気持ちには応えられないかもしれない。
だから、きっとうまくはいかないだろう。

どうしようもなく心細くて、真っ暗な病室に居ると、その差し出された手のひらを今にも握ってしまいそうで、けれどそれは、相手を特定するわけではなく、きっと誰の手でも差し出されたものなら、何だっていいのかもしれない。


だから、きっと私は誰も幸せにすることなんて、出来ないだろう。
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