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| 2004年01月25日(日) 合コンで学んだこと |
| ということで、合コン。みなさん、やりまくってますか。 ということで、合コンのはなしですが、その前に皆さんに自慢したいことがあります。私は合コンに一度も参加したことがなかった! やや、過去形ですが、事実です。誇れることかどうかはわかりませんが、けっこう貴重な存在ではないかと思います、私。ちなみにディズニーランドにも行ったことがありません。別にそれはどうでもいいことだと思うけど。 で、合コン。 男友達が先日から再三電話をしてきては、「女の子、足りないから来てぇ〜」としなだれかかってきます。受話器の向こうで。この人は彼女が欲しくて合コンをしているのではなく、合コンをしたくて合コンをしているような人です。所謂、合コンマニア、若しくは合コンおたく、若しくは合コンフェチ。どうでもいいけどね。で、私。嫌いなの、合コン。お腹痛くなるの。なんでかというと、知らない人と出会うのが嫌いだから。面倒だから、気を使うのが。で、あれこれ話すのも面倒なの。というか、初対面の人と会うのが嫌なの。いや、仕事ならやるけど、それ以外はねぇ〜。一番ベストな出会い方は、知り合いばかりいると思った席で、知らない人が偶然そこにいて出会った、みたいなのがベストです。我侭です。ね。 で、合コン。 「イヤだって言ってるでしょう?」けれども、彼は怯むわけがありません。だって、女の子が足りないと合コンは成立しないから。「他の子に声をかければいいでしょう?」しかし彼のネタもそろそろ尽きてきたようです。「うるさいよ!」とうとう、罵る言葉が出てきたけれど、彼は粘ります。「シバク!」やっと、彼は電話を切りました。よしよし、合コンは嫌なのです。知らない人がいることをわかりながら、私が行くと思っているのかしら。嫌だわ、この人。本当におたくです。 で、いざ合コンの日。 と言っても私は行くわけでもないので、張り切る必要もないのですが。合コン組みが池袋の東口で飲んでいるとの噂を聞きつけ、私たち(女友達2人と)は西口の汚い居酒屋で騒いでいました。「へぇ〜合コンしてんだ。行こうよ!行こうよ!」友達2名は若干合コンに興味を持ったようです。私は行かな〜い。行きたきゃ行けば。私は帰る。そこまでして合コンを毛嫌いする私は、若干天邪鬼というか捻くれています。いま、気づきましたが。で、メール。携帯にメールです。合コンおたくからです。「すっごいカッコイイ男が揃ったよ!あいは来れなくて残念だったなぁ〜。」あっそ。そうですか。だからなに?女友達がそのメールを見て騒いでいます。「行こうよ!行こうよ!」で、もう一通メール。「写メール送りまぁ〜す。」ブイサインをした男子4名の顔写真つきメール。うーん、今どきブイサインってのもなんだろう。VV。 で、状況が状況で、そういえばこの女子2名も合コン好きだったな、という状況に負けてしまい、「そっちから来い!かかって来い!」と返信して、待つこと10分。早いよ、速攻できたよ。ぜったい、西口のどこかで待ち構えていたんだろうと思う。 で、合コン組みは男子5名女子2名、こちらは全部で3名。とんとんじゃないですか。いや、とんとんの意味が間違っていると思うけど。年齢も19歳から29歳と、まぁ幅広いわ。しかしこの女子2名は19と20歳って、ガキじゃぁ〜ん。と思っていると何気に大人びてる。わぁ〜、イマドキの女の子ってオトナっぽいのねぇ〜。ふむふむ。ってどこで捕まえてきたのか、未成年を。合コンおたくの先行きが心配されます。で、女友達2名の鼻息が荒くなってきました。男子がカッコイイ。見慣れたおたくを除いて。死語ならイケメン。今語なら、なんだろう?イケメン?とにかく、狭いストライクゾーンにキテるようです。鼻息ぼーっ。で、なにやらふたりで呟いています。「大人の魅力を見せてやるわ!」「この合コン、ぶっ潰す!」わぁー、やる気マンマンです。なんだか面白くなってきましたー。ってことで、場所を変えていざ、合コン。 で、仕切り直しで再合コン。 おたく、大喜び。みんなはちょっと恥ずかしがっているのか、それとも猫かぶっているのか知らないけど、ちょっとまだ慣れないかんじ。ソワソワ、私もソワソワ。わー、かっこいい人もいるけど、なんだか「幼い森本レオ」と「ちっちゃい香取慎吾」と「売れない役者」みたいなのと、「普通な人」だなぁというかんじ。みんなが俯いているあいだに、そっと男子の顔をうかがっておきました。おたくは除いて。 で、ワイン。女子2名はぶっ潰すと宣言したとおり、ワインを頼みまくって、まずは女の子たちにすすめるんですねぇ〜。怖いデスネ怖いデスネ。女って怖いんですよ。まず、女の子を潰す気ですねぇ。怖ろしい。ワインを赤と白交互に飲ませて酔わせるんですねぇ。脅威!ポリフェノールの力。ですよ。けどまぁ、26と25歳の体は、20と19歳の体に負けて、やはりこっちのほうがぐでんぐでんになるのが早い。もくろみ失敗。自分たちが間違って酔ってしまいました。プ。バカ。そっと合コンおたくに耳打ちして、「王様ゲームとかしないの?」と聞くと、鼻息荒らくして、「久しぶりにやっか!」とのこと。盛り上がってまいりました。 で、王様ゲーム。ちょー古い遊び。19と20の子は、少々うんざりのようでもありましたけど、まぁ私がやりたいんだから、やらしてくれよ。頼むよぉ。で、王様だぁれだっ!ってことでやはり掛け声高く叫ぶのは、女子3名のほう。アダルトとヤングチームにわけたらアダルトチームのほうね。叫ぶ、大口あけて笑う。足開く。正真正銘のおばちゃんになってきました。で、私が王様。んふふ。「2番と4番が猪木とジャイアント馬場のモノマネしてプロレスごっこをする」プ。キスとかするんでしょ?ね?ね?普通、ここでキスするとか言うんでしょ?ドラマで見たけど。プ。させないよー。そんなに簡単にキスできるんだったら、世の中もっと平和だわ。うしし。早くやれやれプロレス。で、2番は森本レオ。4番はおばちゃんの片割れ。やーん、面白くなってまいりました。じゃあ、あたし猪木やるー!、ってぜったいやると思ってた!あんたが猪木すると思ってたよ!「にゃんだこのヤロー!にゃんだこのヤロー!」と森本レオと相対するのだけど、レオは恥ずかしがって馬場が出来ない。しょがないなぁ、見本を見せてあげるよ、よぉーく見てて。「ぽぉーっ」と、あいのお手本。かなりうまいね、うん、うまい。笑ったのはおたくとおばちゃんのもうひと片割れと猪木で、あとはドン引き。ひきまくってますか、これ、参ったなぁ〜。 で、こんなそんなで合コンはエンもタケナワ。どんなこんなかよくわからないけど、盛り上がったのはおたくとアダルトチーム3名で、ヤングチームはウンザリ顔。他男子は引きつり笑い。アダルトチームでワインのデキャンタかなりあけたよ。凄まじい。○○サワーとか飲んでる場合じゃないよ、ヤングチーム。アダルトチームの捨て身の体当たりで崖っぷちを勉強しなさい。いいですか? で、やっぱ電話番号交換とかしちゃうんですね。やっぱドラマで見たとおりだわ。実際の合コンもけっこう普通なのね。むふ。で、携帯の登録に「レオ」とか「カトリ」とかいれとけば間違いないかぁと、思っていたけど、当の本人が私の携帯画面を覗き込むので登録できないじゃないか。普通に苗字や呼び名を登録したので、たぶんきっと顔と名前は一致しないだろうなぁと感じる、一抹の不安。「あいさん、私にも教えてくださぁ〜い」と言うので、イタ電・呪い電がかかってこないよう、祈りながらなぜかヤングにも電話番号を教える。これって普通なの?女同士でも電話番号教えるの?ドラマではそんなことしてなかったよ?いいの?教えていいの?どうなの、キムタク。 で、解散。お前達は自力で帰りなさいと、おたくが偉そうに言うので、屋台のラーメン屋行こう、という友達を置いてさっさとタクシーで帰りました。寒いもん。ああ、いまもし、ゲロを吐いたらきっと赤いゲロが出てくるだろうなぁと思いながらシャワーを浴びて出てくると、着信2件の表示。わー、きっとアダルトチームからだわ。怖いわ。先に帰ったことのクレームかしら。それとも今日の反省会の招集かしら?と思って表示も確認せずにほっといた。リリリリーン、携帯がなる。仕方ないので着信の表示を見る。「ホニャララ、ホニャララさん」から電話。はて?だれ?「もしもし?」「…もしもし」 で、さっきの男子の中の誰からか知らないけど、電話。で、もぞもぞと喋った挙句、最後に「また会いたいんだけど」と言った。あー、なるほど。合コンの後は気に入った子に電話をかけるのだな。そうかそうか。それで、今度はふたりだけで会う約束を取り付ける、と。なるほどなるほど、それはちゃんとドラマでやってたよ。でも、顔と名前が一致しないのね。しないのよ。一体、どこのどちらさんから電話なのかわからないし、聞けないし、というか私は会いたいとは思わないし。「いいよー。じゃあさっきの女の子も連れて行くから」と言うと「は、はぁ」という間抜けた返事。アダルトチームが全員集まるとそれは彼らにとっては悲惨なことかもしれないよね。うん、知ってるけど言ってみた。たぶんきっと、二度と電話はかかってこないでしょう。アーメン。 で、総括。 合コンは捨て身で当たれば当たる。 でも、まあ、そんなに、思ったほど、というかあっさりと、合コンはつまんなかった。友達の酔いぶりには笑ったけど、それ以外はなんというか、その、つまらなかった。自分が寒い。なんだか寒い。もう一ヶ月は外に出たくない。というか、新しい人と会いたくないな。あー、疲れた。 |
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