雲間の朝日に想うこと


< 連なる記憶が示す途でしょうか >


一つ、
一つ、
習慣化された事象を、
なぞる事は。


時に。

互いを顧みて、
其の絆を再構築する役を、
担うのだけれど。



其れを、
誘発させる因は。

別に、
互いの手に委ねられずとも、
構わないのだ。








けれども。



本来は。

未だ、
一瞬一瞬で誘発される衝動に依存して、
方向を定める筈の存在が。



既に、
連動した記憶に沿って。

恰も、
他者を誘導するかの様に、
映る事へ。




戸惑いを覚えて了う。

















自身用の、
其の御車の上から。


 「こっち!」

 「どっち?」

 「こっち行くの!」


娘は、
俺に下知して。



自身の欲する儘。

覚えた規定路を、
俺と、
姫とに、
歩み進ませるのだけれど。














本当は。




今に至る、
二年余りの記憶の途を。

俺と、
姫とに、
なぞらせて居るのかも知れないね。






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2008年02月16日(土)


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2006年02月16日(木) 嫌でも受けねばなりませんか
2005年02月16日(水) 受け容れ側に預けてみませんか





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