雲間の朝日に想うこと


< 総て欲しいと言い放てますか >


真偽で問えば。


迸る、
其の想い一つ一つに。

決して、
嘘は無いのだけれど。





善悪で問えば。


撒き散らす、
其の、
想い一つ一つは。

矛盾に満ち、
規範を、
逸脱して居るのだ。











其れ故に。





其の、
逸脱と矛盾を。

飲めるか、
飲めぬか、
相手に委ね。



 「選択権は俺に無い。」



互いの状態を、
差配出来る権利は、
相手に在ると。

恰も、
自身が責めを負うかの様に、
口にするけれど。












其れは。


唯。

自身の振る舞いに責めを負えぬ、
逃げ口上に過ぎないのだ。















 「どうしたい?」


 「俺が決められるのか?」
 「いや。」
 「俺が決めないのは逃げてるだけか。」


 「そうだよ。」







受話器の先は。



ひたすら、
想いをひた隠して。

俺の想いの天秤を、
揺らしに懸かる。






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2006年12月17日(日)


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2004年12月17日(金) 切らぬ切札にこそ魅せられるのですか
2002年12月17日(火) お詫びになりますか





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小坊主
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